選挙の面白そうなパフォーマンス… | ショーエイのアタックまんがーワン

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タッグチームLiberteenの漫画キャラクター・ショーエイが届ける、笑えるブログ・ショーエイの小言です。宜しくお願いします。

どうも…ショーエイです。

とりあえず枝野さんの活動を応援したい感じで話します。

 

新党を立ち上げましたが、安部、小池に対しては

まだ地味に感じる点は否めません。

この点は自負して欲しい所ですが、

地味なイメージを誠実なイメージにアピールする方法は有ります。

 

どの党にも言える事ですが選挙演説は実に退屈です。

言葉ばかりキレイごと並べて、全くいう事とやることが真逆…

日本国民全体をオレオレ(俺が俺が)詐欺で、

ダマくらかしているようなモノです。

 

そういう在り来たりな状態に変わった手法を盛り込んで、

違った存在感をアピールするのです。

 

それが選挙演説中での公開討論!!

演説中に、自分とは反対の意見者を壇上に挙げて、

壇上で議論してしまうというパフォーマンスです。

 

例えば

演説中に、

「現政権の安全保障に賛成という方は居られますか?」

と聞き、手を挙げる人が居れば…

「もしよかったら壇上でご意見をうかがえますか?」

もしくはマイクを持ったスタッフが近づき、

「ご意見を聞かせてください?」

という流れで進めます。

相手が意見を述べたら、

その意見の盲点を突いて議論に持ち込みます。

 

《議論の流れのたとえ》

「北朝鮮問題で、日本が軍事力を保持するのは妥当だと思います。」

と、反論者が言えば…
 
「現状の戦局を考えて、無理な軍事行動で中国またロシアが北朝鮮側に介入する可能性を踏まえて、戦うべきだと思いますか?」
と、疑問を投げかける。
 
「国を守るために戦うべきだと思います。」
と、反論者が回答。
 
「私は、中国とロシアが介入しにくい状況を国連で構築する事こそ優先すべき事だと思います。仮に戦争が発生しても大規模な戦争は回避され、その分日本国内は比較的に守られます。
更に、場合によっては対話の道筋も生まれる可能性だってあります。
軍備拡張するパフォーマンスで、中国などの国が警戒して話が進まない状況程、中国とロシアを巻き込んだ戦争に成る可能性が高まる点も考慮すべきだと思うのですが…
日本国民にとってどの選択肢がより適切かつ安全だと思いますか?」
 
「中国とロシアが国連決議に反対する可能性がありますよね…」
更に反論者がこういえば…
 
「反対する可能性は有りますが、無駄な戦争は避けたいと考える方を優先してくると私は思います。そういう相手の状況を想定してこちらの言い分に与しやすくする状況を構築していく方が『戦略的にも』優先されるべきモノだと思いますが…
軍拡で喧嘩する気満々の相手と、
対話姿勢をアピールする相手とでは、
どちらが交渉しやすいか…お判りに成りますよね…」
 
「準備を怠って事態が急変したときにどう対処するのですか?」
反論者雄弁ならこの位は突っ込んできます…
 
「まず、現状の自衛隊の力でも個別的自衛権の範囲なら十分に対処できます。また、相手の先制攻撃なら米国を含んだ国連諸国が、安保とは関係なく力を貸してくれます。
これは今の国際社会での常識で、クウェートに侵攻したイラクのケースで湾岸戦争に成った事でも理解できるはずです。
そういう意味でも国連内で連携を取る努力の方が準備としてより大切です。」
 
「それで国連が仮に動かなかったら?」
反論者がここまで意固地に成るケースは考えられます。
 
「国連が動く動かないの話以前に、日本が軍拡すれば、
警戒する他国もそれ相応に軍拡してきます。
軍拡すれば日本は絶対に守れるという考えこそ不思議です。
戦争に成れば、どれだけの軍備が有っても日本国内は戦争に巻き込まれ被害が出ると考えた方が良いと思います。
その上で、極力日本国内が戦禍に巻き込まれない様にするにはと考えた時に、世界が動きたくなるような誠意を示すのが得策です。
軍拡して挑発する印象と、対話解決に向けた努力を示す印象と、
どちらが味方を付けやすいか…
国連が動く動かないの心配以前に、国連が動くだろう環境こそ抑止力としても機能するのでは…」
 
「しかし、安保法制に反対して米国との同盟を無駄にしても意味が無いのでは?」
反論者は素人なのでこういう意味不明な事を言います。
 
「安保法制に反対というのは語弊を招く言い方で、私たちは安倍政権が結んだ安保法制に反対と主張してます。
日米同盟の重要性が大事な点は貴方と同意見です。
(ここで質問者を立てる配慮を示します。)
ただ、集団的自衛権の範囲にしても、ただ活動範囲に制限を掛けるのでは無く、日本の領海内限定で専守防衛の意味なら考えるべきという議論は受け入れています。」
 
「他国は日本を守るのに軍隊を派遣するが、日本は同盟国が困っても軍隊を派遣しないというのは逆に失礼なのでは…」
まあ、反論者は誰かの持論を展開してくることも想定できます。
 
「他国の好意に貢献するのに、必ずしも軍事だけがそれに値するという考え方がそもそも間違いです。
積極的な救助活動であり、経済的な支援も含まれます。
そして日本は憲法上戦争を放棄した国であることは自信を持って示すべきで、その上で出来る限りの相互支援をしますというのが大事な姿勢だとも思っています。
湾岸戦争の時も、そういう主張は世界にすべきだった事で、
赤十字などNGOを通して医療など戦闘以外の貢献を模索すべきだったとも言えます。
それを変な負い目を感じて何も主張しなかったから非難される対象に成っただけで、主張を通してその上で出来ること事で貢献すれば、誰も文句を言わないし言わせない事は十分に出来たはずです。」
 
と、とりあえずはココまでにしておきますが…
 
オッサン先生の決め手を言えば…
 
「私は勝てるかどうかの戦争を考えるより、
絶対に負けない戦争を考える人間で、
味方は多ければ多いほどいいという視点だ…
アホみたいに敵が多ければ多いほど良いようなやり方は、
正に愚の骨頂!!
その違いが見えなければ、
この国は再びグジャグジャに成るだけだ…」
 
まあ…こんな強気な言い方はお勧めしませんが…
ちょっと柔らかく言う分には良いと思います。
 
こういう一般の意見者と公開討論が行われたら、
注目度も違ってくるのでは…
聞いている方も一方的な主張ではない分、
興味を惹かれると思います。
 
こういうパフォーマンスを上手く展開できれば、
話題性は変わってきます。
そしてオープンな議論と、誠実な説明は大いにアピールできて、
政党イメージも今までにない政治という感じにも成ると思います。
 
 
勿論、議論するテクニックが要りますが、

相手が的を得た事を言えば賛同し、

そこで生じる盲点を追及して持論を持ち上げる。

ある意味、パフォーマンスでもあるので、

街頭で反論者が全くでないという状況を含めて、

サクラを用意しておくのは構わないと思います。

ただし、その際のシナリオは反論者として

適切である必要性は有ります。

安倍政権の言い分を鵜呑みにして止まっている人達を、

こちらに引き込むつもりでやらなければ成らないのです。

 

このパフォーマンスが話題に成れば、

街頭演説を見たいという興味にも結びつきます。

無論、論客が色々と登場しますが…

それも大事な相手です。

 

仮に、ネット議論の様に言いがかりや揚げ足取りが

発生するケースも考えておく必要は有ります。

最悪、議論の膠着が発生したときは、

観衆を巻き込んで拍手の賛同を求めるパフォーマンスも使います。

 

そして、討論が終わった際に大事なのは、

「相手をたたえる姿勢」

握手であり、

「本当に貴重な意見を頂き、そういう考え方も踏まえて

もっと見識を深めたいと思います。有難うございます。」

という言葉で締めくくることも大事です。

 

討論に負けた本人への配慮というより、

観衆への配慮として大事な事です。

本人は納得しないだろうが、

第三者の観衆は考え方を変える可能は大いにあるからです。

 

まあ、ここまでやれば本当に政権は逆転するかも知れませんが…

中々、難しいのかな…実際は…