英国離脱…ブレグジットの結末 | ショーエイのアタックまんがーワン

ショーエイのアタックまんがーワン

タッグチームLiberteenの漫画キャラクター・ショーエイが届ける、笑えるブログ・ショーエイの小言です。宜しくお願いします。


どうも…ショーエイです。
英国のEU離脱は衝撃的なニュースと成りました。
そして市場が混乱するように、私も頭が混乱しました。

しかしEU離脱の情報を精査したところ…

結果的には残ったEU加盟国にとっては、
プラス材料となる可能性が出てきた訳です。

様々なニュースの中でEU向けの拠点として英国内に構えている企業が
その他のEU圏内に移転せざるを得ない懸念が浮上してきました。

これを考えれば、残ったEU圏内でこうした企業の誘致合戦が出てくることとなり、
EU圏内で労働市場の格差が生じた点を補填する機会に成ったと捉える事が出来るのです。

EUがこれを格差是正の機会と打ち出して、
労働市場の補填という形で加盟国が協調すれば、
国家間格差分の需要市場を新規で生み出すことが叶い、
EU圏内全体の経済底上げに結び付ける事が叶うと考えます。
ある意味、公共事業に近い効果が期待されます。

特に米国企業は同じ英語圏内で有ることから、
英国を窓口にしている企業が多く存在するとみられ、
これらの移転だけでもかなりの規模に成ると思われる。

実際に離脱の批准が認められるまで2年の猶予が有るが、
この猶予の期間中に移転に向けた誘致合戦は
大きな意味を持つと考えられます。
いわば離脱までの猶予が出来てしまったが故に、
英国の方向性は定まりにくい状況となり、
逆に残ったEU圏の国々が安定して見えるのは言うまでも有りません。

ただし、今後、英国追従で離脱危機を打ち出すような国家は、
この誘致合戦の恩恵から外れてくる可能性は残ります。

こうした流れを好機と捉えて
EU側が結束を強めて動き出すと、
離脱後に向けた交渉で英国が完全に不利に成り、
さらに英国の不要論まで出てき始めると、
経済協調から外れた国家の末路というサンプルとして
残ったEU圏国家の
更なる結束に役立つこと成るのでは考えます。

おそらくEUの首脳がここに気付くのは時間の問題で、
今後、EU安泰・英国崩壊という構図が強まりそうな気配と考えます。



EUにとって英国の離脱はピンチに感じられたが、
考えようによってはこのピンチこそチャンスと成るのでは…
逆に英国離脱派にとってはチャンスが逆にピンチを生み出す結末と成り、
世界中に安易な大衆迎合政治の浅はかさを
知らしめるいい機会と成るのかもしれません。

英国にとっては残酷な流れと成りますが、
世界経済が混乱しないためにも
こうした動きは必須となるはずです。