
どうも…ショーエイです…
漫画賞の結果ですが、
応援くださった方々には申し訳ない結果でした。
全作品、100ページ適性のボリュームを、45ページに凝縮していたので、
その分セリフが多くなっている点は知っていましたが、
内容さえ良ければと侮っていました。
賞に掛からなかったのは幸いで、
内容はそのまま持ち越せます。
正直、ネーム原作でデビューするには、
小さな賞では意味がないので良かったです。
まあ、内容がダメなんじゃと思われる方も居るとは思いますが、
賞では構成力がネームに限らず大事になるという感じです。
ある意味、絵が上手い人が賞を取れるわけでは無いと言われるのと一緒です。
ここで、私の課題は、絵(ネーム)だけで流れを見せる書き方で構成を考えなければならないということです。
解ってはいるけど、ページ数を限定されると、
どうしてもページ数が気になってしまう…
ただ、意外と自分の作品を読み直すと、
その構成を変化させるポイントは
結構、見えてくることに気づきました。
内容がダメだと思えば、
心が折れてしまうのが誰もの常ですが、
内容を更に面白くする工夫をまず考えてみます。
私の場合、表現をセリフに抑えた部分を
逆に絵で表現して、
見出しのインパクトにしてみるなど調整をし始めました。
すると、読者心理で、
「なんか腹立つ連中が暴れてるな…」
という部分が協調された感じがします。
そして、その後に主人公が別の場所で活躍するシーンを盛り込むと、
「こいつが連中をぶっ飛ばすんだな…」
という安心感を与えられます。
ただ、問題はここでの主人公の印象です。
これは政治の選挙と一緒で、
この主人公ならヒーローとして認めて良いか否かが
問われるポイントだということです。
このポイントをクリアすると、
読者は話の展開に興味を持つと分析しました。
よく最初のインパクトが大事といいますが、
こうして考えると納得できます。
こうした構成はオーソドックスになりがちなので、
本来は好きでは有りませんが、
新人が短編として提出する際には、
この部分の勝負が肝になると感じました。
自分のストーリー構成は主人公がゆったりと事件に介入する流れで、
事件はその流れで説明されます。
しかし、今回は事件を前面に押し出し、その後に主人公の登場を演出し、
徐々に介入させていく流れにしてみようと考えてます。
これは、よく考えてみれば、
「桃太郎」を題材に考えると面白いかもしれません。
私のストーリーは「昔々…」で始まる、昔話の流れであります。
漫画に求められる構成は、
「鬼が街に乱入して大暴れをする」シーンから入ります。
そして「桃太郎が桃に閉じ込められた理由」で
主人公の印象付けや宿命性を盛り込んで、
昔話の流れへ入っていきます。
こうするだけで漫画としての構成の引きは
大きく変わるのだと自分なりに理解してみました。

とりあえず、Never Give Upの精神なんで…
構成し直して、他の賞へ投稿してみます…
研究をし尽くせば、結果はいずれ出ると思ってます。
研究せずに話だけ変えればという考えは、
逆に愚かなことだとも思ってます。