アニメを見る子供の視点て… | ショーエイのアタックまんがーワン

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タッグチームLiberteenの漫画キャラクター・ショーエイが届ける、笑えるブログ・ショーエイの小言です。宜しくお願いします。



どうも…ショーエイです…


取りあえず漫画原作の方は、

漫画賞投稿用の一作目が、

無事、限定ページ数内で完成しました。


最低でも3作品の投稿を目指すので、

まだまだ、何ですが…


ひと段落ついたので、

「円卓の騎士 燃えよアーサー」

という30年前くらいの作品を、

見てみてるんですが…


この作品、

オッサンが幼い頃、このアニメが好きで、

今でも記憶にあったものらしいのですが、

幼少時、ほぼクレヨンしんちゃん同様に、

おバカ丸出しで、おバカだった事を、

痛感したそうです…


今だから内容を理解できるが・・・

当時の印象は何も覚えていない・・・


アーサーとランスロットだけは、

記憶に有っただけ・・・


確かにハッキリと覚えているのは、

アーサーが仮面(兜)を被らずに、

戦闘しているときはあまり好きじゃなかった…

という事・・・


ただ、オープニングにカッコいい鎧姿と、

CMの合間に兜と盾、エクスカリバーを

覗かせているので・・・

今日こそは登場するんじゃないか・・・

ただ、それだけの興味で見ていたのですが・・・


今見ると、前半はそれを探す旅だったんだ・・・

と、よく理解できました・・・

(何となく、気付いていたような気がするけど・・・)


それを思い返して見ると、

子供が捉える興味は、大人の捉える興味とは

全く違って、もっと単純だったんだな・・・

と感じます。


ある意味、戦闘シーンでも

「誰がどうやって勝つか」

は大人の概念…

子供(10歳くらいまで)の概念は、

「誰がどんな姿で勝つか・・・」

いわば、仮面ライダーが変身せずに

戦いに勝つとダメと云った感じです。


まあ、時代劇でも水戸黄門が

印籠ださずにチャンバラに入ると

クレームが来るのと同じなんでしょうが・・・


ある意味、見せ場での高揚感を外さない・・・

「よッ!!待ってました!!」

という歌舞伎以来の日本昔からの演劇の手法が、

子供とジジババ向けには、

とても大事なのだという事です。


確かに作品のターゲットとして外せば、

気にしなくて済むのかも知れませんが、

意外と「円卓の騎士 燃えよアーサー」の手法、

内容は別として、オープニングとCMで、

子供の期待値を引っ張る・・・


「今日こそは出てくるんじゃないか・・・」


は、有効的な手法で、

内容を理解できる年齢になると

「ああ、それを探す旅なんだ・・・」

というストーリーの興味に盛り込める・・・


そんな事に気付かされました・・・


自分の作品でも、

こういう点を上手く盛り込めるように

考えてみたいと思います。




因みに、オッサンの「エンゴク」長編の主人公

リバちゃんの印籠(インロウ)的なポイントは、

「自由を奪われる事」にあり、

誰かがそれで苦しむと、

「解放の戦士に変貌する」

という設定が使えるのですが・・・

(モデルが自由の女神なんで・・・)


現段階では内容が濃すぎて、

ほとんどその設定が登場しないのが

悩みの種だとか・・・


まあ、自由奔放でいい加減な

リバちゃん性格が反映されてるから、

別に良いんじゃない・・・


と僕は思いますが・・・

でも短編としてなら使えるかも・・・