ショーエイです・・・
どうも・・・
最近、うちのオッサン先生は、
炭酸水を飲み始めたんだけど・・・
まあ、糖尿なんでソーダ系の自主規制なんだろうけどね・・・
ただ、アメリカに居たころは、
コンビニにペリエが置いてあったので、
よく飲んでたんだけどね・・・
それを思い出して、
炭酸水を度々買うようになったみたいだけど・・・
ペリエを飲んでいた時の、
違和感の無い炭酸水と違って、
日本のコンビニに置いてある炭酸水は、
何だか飲み難いんだって・・・
7ブランドにしても、
サントリーの南アルプスの天然水にしても
何かペリエと違って、
水代わりに飲むのはキツイんだって・・・
何でかな・・・?
水自体は、日本の水は悪くは無いんだろうけど・・・
そんな時に、たまたまゲロルシュタイナーという
海外の炭酸水を飲んでみて気付いたらしいんだが、
炭酸の注入量が日本のものは多すぎる事に
気付いたらしい。
確かにこの国の炭酸水は、
お酒用の為に作られているので、
強めにする発想は理解するけど・・・
飲料用は、
水代わりに飲むことを考えていないのでは・・・
海外のものは炭酸の刺激が
水代わりという点から、
違和感を感じない程度に押えられていて、
水分補給に丁度良い感じで作られているみたい・・・
ある意味、水の単調な味に
変化を求めているだけなのだから、
下手したら微炭酸でもいいと思う。
そこを日本の業界は、
水自体の美味しさに自信があるせいか
消費者の気持ちを無視しているのではと感じます。
これは最近、この国が産業的に
弱体化しつつある所以なのでは・・・
技術に自信があるという部分が、
逆にそれ以外の部分で疎かになってしまう。
1980年代のアメリカと同じ現象を再現している。
そう感じで仕方ないそうです。
1980年代の日本は、
アメリカ、ヨーロッパの盲点・・・
壊れにくいブランドをアピールする事で、
MADE IN JAPANの強みとしてきました。
所が最近は壊れにくいというイメージが当たり前・・・・
どこの国の商品も日本化している事に
日本人は気付いていないのでは・・・
日本の中小企業が海外企業に部品提供している・・・
東北大震災の時に伝わった世界事情なのですが・・・
その分、日本の大企業は
海外企業のあり方に気付くべきなのでは・・・
まだ、ブランド力が有るなんて発想も、
とても危険です!
よくオッサンは政治的な話で、
「世代による変化」
を口にしますが、
これは企業的イメージでも同じだと言えます。
現状、米国を例に挙げるなら
日本ブランド信用は30代中盤から上の世代。
80年代から、90年代に掛けて定着した
日本のイメージによる先入観からです。
しかし、若い世代は携帯電話のイメージから
APPLE、SAMSONの時代に変化しています。
まだ、一見日本ブランドは耐えられるかのように
経済を見せていますが、
人間、見らず嫌い・・・
日本ブランドの先入観で、
他の商品は信用していないという世代が、
「日本ブランドと大差が無い・・・」
と感じたら新しい方へと流れていきます。
さらに海外の商品の売り込み方も、
日本人は気付くべきなのでは・・・
特にAPPLEの手法、
スティーブン・ジョブズがやり始めた手法は、
実は日本のシブギャル先行手法を
アメリカに適応させたものなのです。
シブギャルは日本ファッションの流行を
そこで発生させることで、
メディアが流行を発生させてきました。
90年代は日本人は流行に流されやすいと
バカにされてきた現象なのですが・・・
ジョブズによって流行の流れで
売れ筋が変化することが証明されたわけです。
ここで大きな勘違いを見抜いていただきたいのは、
日本ブランドは流行に乗ったのではなく、
壊れないという信頼が証明されたからです。
では、何故今は流行なのか・・・
それは商品自体が安定化したからです。
ファッション同様に、
別に見た目だけで、品質は関係ない・・・
確かに今でも、生地の質、素材に拘る
一流ブランドは存在します。
ある意味、こちらは信頼という点での
定着なのです。
しかし、流行に乗った商品は、
品質では敵わなくとも、
デザイン性や話題性で強みを発揮します。
勿論、素材に拘らずとも
今の時代支障がない品質が当然だからです。
90年代のように中国製だから破れやすい・・・
そんな当時のような劣悪な状況ではないのです・・・
こうした変化に
未だ錯覚を見ているのが、
言っては申し訳ないが、
日本の50代、60代の経営者世代なのです。
その最適な例が、SONYの平井社長・・・
まあ、30代、40代も錯覚を洗脳された世代なので、
この国の末路が心配なのですが、
そろそろこうした錯覚に気付くべきなのでは・・・
炭酸水の話同様に、
日本の水に対して自信を持つのは悪くないのですが、
それは他の国でも同様なのです。
それ以外で戦う土俵を間違えていては、
結局勝てないのではないでしょうか・・・
そこをクリアして、海外と同等な品質に辿り着いて、
イメージ戦略という部分で戦うべきなのでは・・・
これからの時代はこのイメージ戦略・・・
流行によるブランド化が大事なのです。
そういう意味でも、
漫画、アニメのクールジャパンを
企業はもっと活用すべきなのでは・・・
ハリウッド同様に、
映画にブランドを登場させる・・・
漫画やアニメに広告を打つ感じで
製品を登場させる。
ある意味、ワンピースに登場するデンデンムシに
SONYと書いてもらうだけでも、
携帯電話のイメージが変わるのではと思います。
下手したら「ICHIRAKU」というブランドで、
NISSSIN食品がラーメンのファースト・フード店を
フランスにオープンさせれば、
大反響を及ぼすかもしれません・・・
これから流行るかも知れない、
妖怪ウォッチの時計に、SEIKOと入れれば、
海外の子供たちにSEIKOブランドが定着するかもしれません。
漫画に広告は邪道なんて考えは捨てて、
そこに日本が持てる優位性を使うべきなのでは・・・
それで再び日本がバブル時代のように活性化されれば、
その恩恵は国民に反映されるはずなのですから・・・
今の消費者は、
品質に大きな差が無ければ・・・
あとは流行とサービスで如何様にも変化する・・・
そういう時代なのです。
まあ、炭酸水はまだ品質の問題だと思うけどね・・・
比較的にコーラやサイダーほど売れないていないのは、
炭酸水が日本に定着していないから・・・
定着させようと考えるなら、
海外のブランドを研究して、
飲みやすさを追求すべき。
多分、炭酸水がこの国で定着していないから
お酒用との併用化で戦略を考えてそうなのが薄々感じられるので・・・
本当に大丈夫か・・・と思う・・・
商品を本気で売る姿勢が見られないんだよ!
本気で売る気なら、
飲みやすさをアピールしろ!
そうじゃなければ
さっさと撤退して、ペリエを輸入しやがれ!
正直、コンビニでペリエが買えるようにしてもらった方が、
消費者としては有り難いんだよ!
と、オッサンは愚痴っています・・・
糖尿だからね・・・コーラは飲めないもんね・・・
ワガママな消費者の代表でした・・・・