最近、NATO高官やら、司令官やらのコメントをニュースで目撃する。
確かに、ロシアの軍事的脅威が囁かれなくと、
NATO自体の存在価値が無くなって来るのも当然だ・・・
NATO幹部も必死なのかも知れない・・・
ただ、我々がロシアを脅威と錯覚して構えれば、
ロシアも我々を脅威として構える。
故に、軍事的な動きが活発化する。
ある意味、血気盛んな猛者が拳を構えて睨みあえば、
どちらかが拳を治めない限り、構えを崩す事はない。
ロシアが拳を治めようとしても、
NATOが拳を構えたままでは、
いつ殴られるか判らないので、
ロシアも拳を構え直す。
現在のNATOはこれを繰り返して、
自分たちの存在意義をアピールしているに過ぎない。
正直、中立な立場で物を見る限り、
アホらしい事柄なのだが・・・
スポーツ観戦と同じで、
一般的にはNATOは我々サイドのチームになるので、
そちらを自然応援してしまうのだろう。
どうしようもないオーナーと指揮官が居たとしても、
チームが勝つ方を応援してしまう・・・
「頑張れNATO・・・」
的な感じで・・・
こうなってくると相手チームのファインプレーも、
味方の勝利に邪魔なものでしか見えなくなる・・・
逆に、味方の「アンフェア」なプレー、
例えるなら、
「マラドーナの神の手ゴール」
(ヘディングに見せかけて手でゴールしたプレー)
でも、得点すれば批難すらされない・・・
これでは外交的解決なんて程遠いと思うんだけどね・・・・
人間の心理って面白いね・・・
まあ、こんな手口を利用しているのが見え見えなんだけど・・・
はっきり言って、まともに不当な行為なら、
NATOが張り切らなくても、
国連軍という形で、中露の反対があっても、
有志が募って来るから心配ないんだけどね・・・
因みにウクライナ情勢が安定化しつつある現状で、
何故、マレーシア航空の事故調査が話題に上らないんだ・・・
NATOやオバマ政権は
こういう辻褄の合わない行動ばかりで何をやっているんだか・・・
まあ、どちらが爆破したという事実より、
ウクライナ政府が飛行ルートの安全誘導を怠った事実が露呈する方を恐れているのだろうが・・・
我々サイドの情報から、ここに言及するものが全く見られないのは、
情報規制が行われているようにしか見えない。
中立の立場で判断するに、この辺の事実確認と、それを怠ったことへの弁明がされない以上、NATO側の言い分を認める事は出来ない!
公正な裁判ならそうなってくるのが当然です。
よってNATO側の言い分を全面却下します。
となっても可笑しくないんですね・・・