自分に対する戒めの為にこれをつづっておkます。
FXや信用取引に於いて、常に気をつけなくてはならない事は大損をする事。
実際、大損さえしなければ取り返す事は可能で逆に大儲けも発生するので、プラス収支は可能だ。
経験上、大損が発生するパターンは以下の通りである。
1. 底値を深追いする。
損益が発生した際、一度清算して暫く待ってから底値を狙って再び同じ方向へポジションを取るケースが有るが、これが一番大損をするパターンである。
変動パターンがレンジ(2週間位の変動範囲)を越える場合、底値を追う行為は絶対に危険で手を出さない方が得策である。
ただし、レンジに絶対の自信がある場合、ストップとリミットを設けて一度だけ挑戦しそこでストップをきった場合は諦めるように心がけることが大事である。
2. ストップ、リミット(損益の限界ポイントと利益の清算ポイント)を設定せずにポジション(買い又は売りに資金を賭ける事)を取る。
正直、どこでどの様な突発事件が発生するか解らないため、必ずこの設定は行っておく必要がある。また、心理的に損益が発生してくると損切りのポイントが見えにくくなる。これが一番大損をする負のスパイラルである事は知っておいたほうがいい。
リミットは別としても、ストップだけは必ず設定して最大で50ポイント(ドル円の場合、50銭位)以内で設定して、それを切った取引の深追いはしない。
逆に、ポジションを再度とる場合、リミット、ストップを設けて逆ポジションを取るほうが利益が出やすいことを考えるべきである。
勿論、これもレンジ幅次第であるが、情報で表示されるレンジ幅以外に最低でも2週間のレンジを見極めるべきである。
因みに、2週間の移動グラフが一方向に上昇または下降する場合、レンジ幅は期待しない方が得策である。
3. フロー(変動の流れ)に逆らうポジションを取る。
どれだけ突然、大下げや大上がりが発生して乗り遅れたとしても流れに逆らって底値を拾う行為は大損をするパターンである。
逆に、乗り遅れても流れに乗る方が大儲けに繋がりやすい。
ただ、この場合は必ずリミットとストップを設けてポジションを取らないと、万が一、底値にぶつかった際は逆に大損をする。
そして、再度ストップに触れた場合、暫く様子を見ることを心に留めておく。
以上の3つを行わなければ、大損を回避できる。
総計して言える事は、
FXに於いて損はしても、大損するな!
が大事で、利益を上げるには、どこかで損が発生するのは当然と覚悟する必要がある。
当たり前のことだが、この覚悟が薄いとギャンブル依存症的な負のスパイラルを引き込みやすいと言うのが人間の深層心理である事を知っておく必要がある。
意外と頭でわかっていても、やってまうものなんですよね・・・
次に、損を避ける得策が以下のこと・・・
1. 時節、情報の流れでショートとロング(売りと買い)の長期ポジションを設定する。
最善は、逆張りを行わない事だが・・・
変動は常に上下しながら移動していくので。ツイツイ我慢できなくなってしまうのが人間の心理。
そこで、ストップ、リミットの設定を長期ポジションと逆張りで使い分けるのが得策となる。
長期ポジションの場合のストップが50~100ポイントとする場合、逆張りは30~10で設定する。
そして、逆張りの場合、2度張りは絶対にしない事が肝心である。
2度張りの癖をここでつけると、安易な推測で張り続ける負のスパイラルをこれも引き起こす。よって逆張りは一日一回限定と心に留めておく必要がある。
逆に、長期ポジションの場合、2度張りも有効だが、最初の元値を取り返す位にリミットを設定してそこからレンジに突入か否かを一度見極めてから、再度ポジションを取り直す慎重さが必要となる。
ただし、リーマンショック発生時のように大きな事故が発生した場合、解決に1年以上時を有するため、情報で明確な解決策となる判断材料が出ない間はリミットを考える必要は無いが、変動幅が激しく動くので、ストップだけは必ず設定しておくことが肝心である。
2. ストップの位置を上げながら利益を待つ。(利益確定切り)
意外と、利益が出にくいパターンが、フローからレンジへ移行する際であ る。
実際にフローチャートを見ても、どれだけ急な流れでも必ず1ヶ月に21、2週位はレンジ移動する事が多い。
レンジ移動の怖さは突然流れが変化するという点にある。
よって最高値で切ることを考えず、ストップで利益確定を必ず設定しながら進んでいくことが大事である。
これは、ご存知の方は多い事なのだが、これも意外と知っていて素人だと忘れがちなテクニックである。
ある意味、最高値は勘に頼るしかない・・・
ただ、勘に頼るのはギャンブルと同じで、利益確定を必ず保障した上で行うことが大事なのである。
ある意味、心理的に最高値とストップの差額で損した気分になるが、設定を怠ってさらに利益が縮小する事を考えるならそちらが最善であり、利益が出た上での損を感じる差額なんて慎重にやっていれば又取り返せるとと考えるのが肝心である。
はっきり言って、FXもコイントスも同じで勝つか負けるかは常に5分5分。
ただ、コイントスは一瞬で掛け金が変動するが、FXは時間を掛けられる。
そこで、損する方を極力小さくする事で、得する割合を大きくするのが大事なのである。
FXで損をする人はそこを怠っているのではなかろうか。
因みに、筆者はつい最近天然ガス取引でストップを掛け忘れて、ついうっかり寝入ってしまい起きた時には大損をしてしまっていた。
何とも恐ろしい・・・
と、思い自分を戒める為にこれを記したまでです。
それまでは、原油取引で利益を上げ続けていたのに・・・
そういえば天然ガスで損した際、原油が狙っていた下げ値を追う動きになっていたのでショックはさらに大きかった・・・
さらに読者へのアドヴァイスを付け足すと・・・
ニュースは一つの事柄を読んでも時節の流れを見極める題材にはなりません。特に景気の良くなる事柄はニュースに出てくる情報を精査して判断する必要があります。
逆に悪いニュース、リーマンショックのような事、東北での大震災などは瞬発的に為替にも多大な影響が発生します。
これらには注意する必要があるだけです。
例えば、現状FRBが利上げに踏み切るタイミングはダウ平均が18,000ポイントに触れるタイミングかなと考えられます。
これにより、ダウ平均のレンジを15,000ポイント~18,000ポイントの間で調整したい考えなのではと思われます。
3000ポイントのレンジだと結構変動幅として大きく、15000ポイントキープしていれば景気判断も良好な印象が現状持てるからです。
ただ、そろそろバブルの空気が満杯になりつつあるので、破裂する怖さがありますが多分、利上げに中々踏み切らないのはここを狙っての事だと思われます。
まあ、ある意味FRB議長の裁量なので何とも言えませんが、人間のやる事なので意外と弾ける恐怖感から突如という可能性もあります。
今後10月~12月にかけてはアメリカはクリスマスケーキ(景気)に突入します。
製造業がフル稼働する期待感から18,000ポイントは目前と思われます。
これが時節の流れです。
後は、ネガティヴニュースの発生で受ける影響力を精査しながら長期ポジションを考えるべきなのですが、当座は上昇していくのが妥当な考えと見ています。
そう考えると年末までにアベノミクスのプランどおり110円突破の可能性も見えてきますが、筆者は正直105円という中間地点にある現在は10月までは様子見という感じです。
ただ、10月までに107円まで上昇する可能性もあるので、FXに興味ある方は自己責任でお願いします。
まあ、上記の戒めを守っていれば損はしないとは思いますが、情報を真に受けて張り待ちすると突発的な事故で損をするか、上下変動で踊らされるかをするので気をつけましょう。
とりあえずこの記述は自己の戒めなので、参考にするしないは個人責任でお願いします。
と、オッサンは言ってますが、
戒め書いても、
詠みが連続して外れると損し続ける事もあるから、
中々難しいんだよね・・・
まあ、無理なく慎重にね・・・