http://jp.reuters.com/article/jpUSpolitics/idJPKBN0GL2C120140821
ロイターニュースより、米国防長官が今問題のイスラム国に対してこんなコメント今更出してきた・・・
「彼らはただのテロリスト集団ではない。その信条と、戦闘意志という意味での統率性が融合し、想像を絶する資金力に支えられている」
因みにこの状況になる可能性は、今年の3月時点のブログで民間人ですら分析できていた結果なのですよ・・・
http://ameblo.jp/eicoln/entry-11798272494.html
CIAなどの分析専門チームを有しながら、今更何を寝言言っているんですかね・・・
この状況なんて、ブログで語ったのは3月だけど、チュニジアで派生しリビア、エジプトに広まった「アラブの春」の時点で、見えていた事なんだけどね・・・
あえて付け加えるなら「反カダフィー勢力にテロリストの影が有る」と表現した人物は、当時の米国防長官だったゲーツ氏で、シリアの時現イスラム国の様なテロリストの影が有ると警告したのは、現ロシア大統領のプーチン氏。
ゲーツ氏はそれから間も無く途中退任、ロシアとは嘘つき集団の現ウクライナ政権の件で、険悪状態・・・
本当に、何をやっているんだか・・・
世界全体の平和維持を考えていた人間の話を聞かずに、敵視までしてしまうなんて・・・大統領としての器が小さく見えてくるよ・・・
ウクライナ問題の対処仕方だって、米欧を中心とした西側諸国にしてみればロシアを敵視していれば、どんな理不尽な手段を使っても世論はごまかせるのだろうが・・・
反米欧感情を持つ人間には、逆に彼らの感情を正当化できるやり方でしかないんだよ!
正直、反米欧感情を持っていない筆者のオッサンですら、アメリカに呆れているくらいなんだから・・・
NATO拡大で世界平和を目指すなんて発想は、逆に危うくしているだけだと、そろそろ気付いて欲しいですね・・・
将来、国連軍のベースにNATOを組み込む発想はあるのだけど、ロシアや中国がNATOを含めたその他軍事力への警戒が強まっては、国連軍をNATOで組織するのにどれだけ戦争すればいいのって話ですよ・・・
それよりもロシア、中国と経済的にまず仲良くして、世代交代を経ながら少しづつ統合していく話を進めるのが、一番安全かつ長期的な手段なのに・・・
今、せっかく米欧の文化に馴染みつつあるロシア、中国、さらにはアラブ諸国の若者が反米欧感情を持ち出したら、また下の世代に期待するしかなくなるでしょ・・・どうしてくれんだよ!バカ オバマ!
今の40代から上の世代は冷戦時代を知っている分、中国やロシアに不信感を持っていて纏めるのに色々と支障がでる、
アメリカで言えば、30代から上の世代は911の件でアラブ諸国に対する不信感を持っている・・・
せめて今の20代から下の世代には、こんな不信感を煽るような姿を見せてはならない・・・
それは、自国のみならず他国に対しても同様で、中国の若い世代に古い世代の反日感情を意識させないことが重要で、日本でも反中感情を意識させるべきではない!
既に持ち合わせた世代に反中感情や反日感情を捨てろと言っても、個人の感情は捨てきれるものでは無いので、次世代に期待するしかない・・・
ここが上手く行って初めて世界は一つに成れるのです。
それゆえのグローバリゼーションでもあり、感情以外にビジネス上の利害というもので古い世代の感情を抑制する働きを与えているのです。
相手を信用しきれなくても、ビジネスの為なら腹の内に留めて置く事が大人には出来る・・・そこで、次世代に不信感を見せないようにさせる・・・
これが、グローバリゼーションの目的の一つでも有るのです。
まあ、グローバリゼーションは提案時点で漠然としすぎてて殆どの知識人ですらその意味するところを知りえていないようなのですが・・・
実際は、もっと色んな意味合いを含めた政策なんですよ・・・
全部説明してたら100ページあっても足らない位に・・・
ただ、一つ言えるのは・・・
世界が今から50年後に一つに成れる様にするには、グローバリゼーションを活用して下準備をしなければなら無いという事だけです。
ある意味、料理と一緒で下準備が上手く出来ていないと大衆を感動させるような料理にならない・・・
大衆が感動する世界統合の瞬間でなければ、また直ぐに分裂の道を辿っていく・・・
おそらく感動する瞬間は・・・誰もが初めて自分が地球人であることを認識できる時なのでは・・・私は日本出身の地球人ですみたいな・・・
国防長官の下らないコメントから・・・・
また、詰まらぬ愚痴を斬ってしまった・・・