物語の作り方・・・②キャラ構成前編 | ショーエイのアタックまんがーワン

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ショーエイです・・・



どうも・・・

ネタっつぽい話は少し待っててください・・・

ネタ切れってわけじゃなく、

少しヴィジュアル的な改良の準備中なので、

ガッカリしないで下さい。


前回のこのシーリーズでキャラクター編成について語りましたが、前回の内容をサッカーに例えて言うならば、キャラクター編成と言うのが代表召集のようなもので、召集したメンバーをどのポジションに付けてどういうフォーメーションに組み込むかまでを語った感じになります。

スターティングメンバー、控え選手などが決まって、そのフォーメーションが決まってくると、その監督(いわば物語で言う作家)は、どういう戦い方が出来るか考えられるようになる部分が、「話の大筋」にあたる部分になってきます。

そして、選手の役割、戦術部分を考えていく段階が、今回のキャラクター構成に当たるわけです。


①初級偏

まず、キャラクター構成とは、個々のキャラクターの性格、特徴やバックグラウンドなどのことを言います。

これに関しては、作家さん自信の感性で作り上げていかなければならないのですが、初級偏として大事な事は「キャラ・ブレ」を起こさないようにする事に気をつけましょう。

「キャラ・ブレ」とは、キャラクターの台詞や行動原理が性格や特徴などの本来の構成からブレてしまう事で、これが生じると一般的には「構成がブレている」と評価されてしまいます。

「構成がブレる」という評価は正直解かりにくい言葉だと思いますが、要するに「キャラ・ブレ」が発覚した時点でそのキャラクターの魅力がなくなってしまうという事です。

まあ、政治家で考えれば、その政治家の発言がマニュフェストからズレたり、選挙でかたった信念を曲げてしまったりしたとき、有権者が失望してしまうのに近いものと考えていただければ解かり易いかと思います。


正直、初級偏と題してますが、キャラ・ブレを起こさないようにキャラクター構成をしっかり持たせて書くと言うだけだと経験のある上級者にしか解からない感覚ではありますが、とにかく自分の中でブレて無いかを確認しながら書いていく事が大事なのです。


②中級偏

中級偏も初級偏と同様に、「キャラ・ブレ」を起こさないように気をつけることが前提なのですが、感性で書き上げる初級偏と違って、中級偏ではキャラクター構成において「トレンド」を意識して作っていくように心掛けます。

「トレンド」と聞くと、流行と言う言葉でかなり抵抗をもたれる方も多いとは思われますが、流れに乗るだけが「トレンド」ではなく、流れを作るも「トレンド」なのです。

ただ、共通して言えることは自分が良くても大衆が受け入れなければ「トレンド」にはならないという事です。

まず、「トレンド」を意識する上で、一番大事なことは「自分の押し売りに気をつける」と言うことです。

これは自分が良いと思うことは、他人も良いと思うと決め付けてしまう事に気をつけると言う意味で、この点に芸術的な抵抗を感じる方は、初級偏の感性に従って自己と大衆の感性が合致する事を信じて書くしかありません。


では、「トレンド」を意識するとはどういう事なのか?

それは先ず流行の分析から始めて行くことです。

たとえ自分の好みでなくとも「One Piece」や「進撃の巨人」が何故人気があるのかを、とにかく分析します。

それらを好きだという人に意見を聞くもよし、2chをチェックしてみるもよし・・・

そして「トレンド」を作りたいと考える人は、「どういうキャラクターなら嫌われないか」を分析していきます。そして嫌われる部分を避けながら自分のオリジナリティを織り交ぜてキャラクターを構成していくようにします。

勿論、そのキャラクターは爆発的には人気が出ないかもしれませんが、嫌われない分、大衆から敬遠される事は無いと考えて下さい。その上で運よく大衆が望む所とかみ合えば人気が出るという感じです。


逆に流行に乗っかる方向で考えるならば「大衆が好きだというキャラクター」を分析して、そこに乗っかるのも手です。ただし、この場合2番煎じになりやすいので大衆に飽きられてしまう危険性が生じます。

故に嫌われないキャラクターでオリジナリティを与える方が得策になると考えます。


とりあえず長くなったので、上級偏は次回にすることにします。


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