皆さんこんばんは

キラキラ

ゆっくりとブログを書く時間が無くてまた久しぶりになってしまいましたぼけー
最近は寒さより暖かさを感じる事が多くなってきましたね晴れ
この春から進学や就職などで環境が変わる方も多いと思います桜

環境が変わって自分の事を知らない人ばかりになる事もあると思います。
先天性心疾患患者として新しい環境で周りにどんな事を伝えるべきかを考えてみました。
過去にも似たような記事を書いていますが、このタイミングで改めて考えてみましょう。

まず、前提として健常者の心臓病(あえてこの言葉を使います)の認識と実際は違う事があると言うこと。

心臓が悪いんです、と言われた健常者はどんな事を思うでしょう?
激しい運動が出来ない?
走れない?
階段登れる?
坂道は?

答えは先天性心疾患の幅は広く、症状も様々のため運動制限や日常生活での注意点は人それぞれ。

短距離なら走れる人、日常生活は普通に送れる人がいる一方で長時間立ちっぱなしだと疲れてしまう人、重いものを運ぶと疲れてしまう人、1フロア分の階段で疲れてしまう人・・・

新しい環境になる前に自分の出来ること、出来ないことをなるべく多く発見しておきましょう。
そしてそれを新しい環境で一緒に過ごす人達に伝えられる様に準備しましょう。

偉そうに言っていますが、私も職場の人全員に伝えられている訳ではありません。
世間話ついでに徐々に伝えていけば良いと思います。

健常者だって走ったら疲れるよ、サボってる、と思われたらどうしようとかは考えなくて良いです。
私たちは健常者より早い段階で疲れます。
そして疲れた後の回復にも時間がかかる事が多いです。
その辺も含めて伝えられると良いですね。

また、具体的なエピソードがあれば分かりやすいかなと思います。
私の場合、学校の体育の授業で50メートル走は出来たけど、長距離の持久走は見学してた、とか。
傾斜がなだらかな坂道をゆっくり登るのは出来るけど、皆と同じペースで岩場があるような山道は登れない、とか。

また、新しい環境で生活していくうちに、この作業は無理だなと思うものが出てくると思います。
まだ経験した事のない事は、挑戦してみて身体への負担が大きいと感じたらお手伝いをお願いするかもしれません、と伝えておくと後々スムーズかもしれませんね。


あとは障害者手帳を持っている方で就職される方は、障害者雇用の方は勿論、そうでない方も職場に手帳のコピーなどを提出しておくといいと思います。
年末調整などで控除の対象となる場合が多いです。
私も最初の数年は手帳なんか出したら障害者と分かってしまう、と何故か提出していませんでしたが、母親に控除の事を聞いて提出してからは毎年年末調整の時期にはコピーを提出しています。

長くなりましたが、新しい環境で少しでも皆様が無理なく生活出来ますように。

私自身は最近忙しくて少し疲れ気味ですが、それはまた別の機会にニコニコ
私たち基礎疾患持ちにとってはまだまだ色んな事が油断出来ない状況ですが、楽しい春になりますようにチューリップ