皆さんこんばんは

今回は免疫検査に非常に重要な抗原と抗体についてのお話です。
皆さんも聞いたことがある言葉かと思います。
よく似た言葉ですが、全くの別物です。
出来るだけ分かりやすく書いていきたいと思うので興味のある方は最後まで読んでいただけたらと思います。
まずそれぞれどのようなものなのかを説明します。
抗原とは、人体にとって主に病原体となる異物の事を言います。
具体的には感染症を引き起こす細菌やウイルス、花粉症や食物アレルギーの原因となるタンパク質などです。
抗体とは、抗原が体内に入った際に抗原を排除する為にB細胞という白血球の仲間から産生されるタンパク質です。
この抗体が産生される反応を「免疫反応」や「抗原抗体反応」と呼んでいます。
このように抗原と抗体は似た言葉ですが、人体に悪い影響を及ぼすものとそれをやっつけるものと言う関係になります。
身体の中の抗原の存在を確認する検査が抗原検査です。
特に身近な検査としてはインフルエンザなどの感染症検査があります。
主に鼻や喉の拭い液などで検査をします。
皆さんも鼻を綿棒でぐりぐりとされた経験があるかと思います。
あれは鼻水などに抗原が存在しているかを調べています。
この抗原検査は風邪などの症状が出て比較的早く検査で陽性になり、現在の感染を確認する事が出来ます。
抗体検査では主に血液を使って検査を行います。
抗体は病原体である抗原が身体に入って暫く経ってから産生されるため、症状が出てから数週間で検査陽性になる事が多いです。
このため抗体検査は過去の感染を知ることが出来ます。
抗原と抗体は相反するものであり、検査に使う材料も検査をする目的も異なるというお話でした。
実は血液型検査もこの抗原と抗体の反応を利用した検査です。
病院の医療従事者でも詳しく聞かれたら説明するのが難しい場合もあります。
今回の話は検査には欠かせないものですが、全て説明しようと思うと難しくかなりざっくりとした説明になってしまいました。
漫画にもなっている話なので知ってる方もいらっしゃったかもしれませんね。
それでは最後まで読んで頂きありがとうございました
