製作記 PLUM 1/80 209系 京浜東北線 (9) | プラモ日記 青22号

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日々のプラモ製作の記録です。

 

PLUM 1/80 209系 を作っています。

Series 209 by PLUM in scale 1/80

(最初の記事→【PLUM 1/80 209系 京浜東北線】

 

クーラーを塗装していきます。

 

 

まずは下地としてExブラックを塗っていきます。

このあとスターブライトシルバーを塗るための下地です。

 

Ex-ブラックガイアノーツ Ex-02 Ex-ブラック【30012】 塗料

 

 

 

シルバー系を塗る時の下地として、黒を塗る必要がある説、ない説とありますが、スターブライトシルバーは「ある説」の方です。

 

 

 

 

同じシルバー系でも、下地が透けるタイプとそうでないタイプがあります。

透けないタイプは下地に黒を塗る必要は必ずしもないのですが、スターブライトシルバーは透けるタイプです。

 

透けるのは一見不便に感じますが、これは長所とのトレードオフになっているので仕方ないところ。

 

その長所とは、シルバー系の中ではかなりメッキに近いくらいの金属光沢が得られるということ。

そしてもう一つ、上からクリアーを重ねても金属光沢感が沈まないこと。

 

とくに二つ目の長所は重宝します。そして意外と知られていない気がします。

 

 

 

 

 

というわけでスターブライトシルバーを塗っていきます。

 

121 スターブライトシルバーガイアノーツ メタリックカラー 121 スターブライトシルバー(V1050)

 

 

 

一般的に、シルバー系の色は上からクリアーを重ねると金属光沢感が減ってしまいます。

これはシルバーのラメとなる金属粒子が、クリアーを塗ることで動いてしまって、粒子の角度が変わるためと言われています。

 

しかしスターブライトシルバーは、おそらくですが、金属光沢を表現するためにパール(マイカ)も使われているため、粒子の移動による角度の変化の影響を受けにくいようです。

 

しかしパールは隠蔽力が弱いという弱点があります。

下地を隠蔽する力が弱いのです。

ゆえに、下地に黒を塗っておく必要があるのです。

 

 

 

今回スターブライトシルバーをチョイスしたのは、できるだけ金属光沢キラキラのシルバーにしたかったからと、上からクリアーを塗りたかったから。

 

このあとスミ入れをしたいので、そうなると一度クリアーを塗っておいた方がよさそうなので。

 

 

ちなみに電車のエアコンは、これ一台で家庭用のエアコン15台分くらいになるそうで。

これ一台あれば家全体を冷やすことができそう。

 

 

今回は以上〜