プラモ日記 青22号

プラモ日記 青22号

日々のプラモ製作の記録です。




 

 

先週の土曜に動画upしました。

 

実に半年ぶり😅

1月にupしたソアラの製作動画以来となります。

 

連続した展示会やらホビーショーやら福井プラホビーコンテストやらで、すっかり動画はお休みになっていました。

 

しかしお陰様でお休みしていても案件の依頼というのは入ってくるもので、Arrtxさんというアクリルマーカーのメーカーさんからご依頼をお受けすることに。

 

Arrtxさんからは「いろんな種類の色のセットあるけど、なんでも好きなもの送るよ」と言われていて、といって何を選んでいいのかもわからなかったので「車プラモ作るのに使えそうなセットでおねしゃす。あとセミグロスブラック的なものもあるといいです」とお願いしました。

 

 

そしたら「じゃとりあえずアニメ系120色セットと金属系30色セット送るね。黒も120色セットに入ってっから」という感じでこの二つが送られてきました。

 

製品が届いてすぐ試してみると、なるほどこれはよくできてる、と思いました。

 

アクリルマーカーというとユニポスカのイメージが自分の中では強いんだけど、バルブ式ではないのでペン先がやわらかいのがイイと思った。

 

ただ、これで車のボディを塗るのはちょっと難しいな、と思ったので作戦変更。

何かこのアクリルマーカーの特性を活かした塗装ができるキットはないかなと考えたところ、プラッツの三菱 F-1に行き当たりました。

実際に塗ってみるまではどんな塗膜になるかわからなかったので、筋彫りが太めで深めなこのキットがちょうどよかった。ファインモールドではダメなのです。

 

ただ、実際に塗ってみると思ったより塗膜は厚くならなかったのは嬉しい誤算だったけど。ファインモールドでもいけたかも。

 

 

 

そして「パイロットフィギュア付属」ということころがミソ。

パイロットのフィギュアみたいなちっちゃくて細かい塗り分けがあるものこそ、マーカーで塗るとおもしろいんじゃないかと。

通常版はついてないので、わざわざ付属版を探した。だいぶ市場からはなくなりかけていたので危なかった。(ちなみに付属版は今年の8月に再販されます。)

 

プラッツ 1/72 F-1 パイロットフィギュア付き1/72 航空自衛隊 F-1 支援戦闘機 パイロットフィギュア付属 【AC-77】 (プラモデル)

 

 

動画を作るにあたって、やはりすでにupされている他の方の動画は見ます。

Arrtxアクリルマーカーの動画はだいたいひととおり見ました。プラモ系のみならずアート系も含めて。

おしなべてプラモ系は「隠蔽力があってイイ」と言っていましたが、私は実際使ってみて「そうかな?」と思いました。二つの意味で。

 

まず、実際に本当に隠蔽力があるかという点で、あるにはあるが100%ではないと思いました。少なくともユニポスカほどではない。ユニポスカ並みの隠蔽力を実現するには顔料をもっと多くする必要があり、多くすると乾きやすくなるのでバルブ式が必要。Arrtxのような直液式だとあっというまにペン先が乾いてしまうはず。

 

そしてもう一つが、はたしてこのマーカーは隠蔽力が強いことをウリにしているのだろうか、という点。元々はアート系のマーカーなので、「全か無か」みたいな、メルセデスみたいな隠蔽力は求めていないのではないか。アートで使う場合、ある程度下地が透けるから豊かな表現ができる。

 

このマーカーの隠蔽力はそれほど完璧な隠蔽力ではない。でもその分ペン先は乾きにくく柔らかいので塗りやすい。その絶妙なバランスこそがこのマーカーのウリなのではないか、と思いました。

 

それを動画どうやって伝えたらわかりやすいだろう、ということを考えました。

 

 

 

そういうこともあって、下地はあえて黒という一番過酷な色を選んで、どこまで下地が透けるのかを試したのが今回のF-1というわけです。

 


 

竹一郎氏原型のパイロットフィギュアにも助けられました。

デキがいいので塗るだけで密度感のあるパイロットになる。

3Dプリンターにはない迫力って、やっぱあるよね。

 

 

 

 

塗膜が思ったより厚ぼったくならないので、出来上がるとマーカーで塗ったようには見えなくなります。

 

 

 

 

ノズルまわりの金属色で塗る部分は、メタリック系30色のセットを使いました。

使っている時にソリッド系の色とはなんか塗っている時の感触が違うなと思ったのですが、実際違うようです。動画up後、Arrtxの方からそのあたり教えていただきました。

 

いわく、メタリック系は基本的に一度塗りで塗ることになっているらしい。隠蔽力も一度塗りで隠蔽できるようになっていて、レベリングしやすいようやはりソリッド系よりもウェットになるようできているとのこと。なので一度塗りでかつ乾く前に伸ばしていくと、ムラのないキレイなメタリックになる。

 

塗っている時もなんとなくそんな気がして、実際メタリック系を塗ったところは全て一発塗りでした。

 

 

 

ちなみにこのプラッツのF-1の説明書の誤りについて列記しておくと、

 

1.コクピットの計器盤がT-2のものが指示してある(B19→B23)

2.シートのキャノピーを持ち上げるアクチュエーターのパーツ番号が違う(B26→B31)

3.デリンカーの塗装指示の色が違う(C316→焼鉄色など)

そのほかにも細かい塗装指示の不明瞭なところがあるので、基本的には別途資料が必要と思った方がいいかも。

 

あと垂直尾翼は胴体と別パーツになっていますが、そのままではグラグラなのでプラ板をはさむなどのスペーサーが必要。

 

 

 

久々の動画upにもかかわらず、たくさんの方に動画を見ていただいてるようでとても感謝しております。

 

 

今回は以上〜