キャノピー、どうやってつくの?
という問題。
Arrtxのアクリルマーカーで全塗装しながらプラッツの1/72 三菱 F-1を作ってきたわけですが、作業の最後の方の工程で思わぬトラップにはまりました。
キャノピーを「開」状態にしようと思ったところ、それを支えるものがない。
実機であれば、シート背面に固定されているアクチュエーターがキャノピーを押し上げる構造になっています。
キットでもそれは再現されています。
ところがそのアクチュエーターが明らかに短かくて、キャノピーを押し上げるどころか、キャノピーを閉じていても寸足らず。
いろいろ調べていくと原因がわかりました。
簡単に言えば説明書の記載ミス。
説明書に書いてある「B26」というパーツが誤り。
ランナー上にはB26とB31という長さの異なるアクチュエーターのパーツがあります。
これは同社のT-2のキットとランナーが共通なためで、複座型のT-2では長短両方のアクチュエーターを使うところ、単座型のF-1では片方しか使わないことになっています。
ところが本来長い方のB31を使うべきところを、説明書ではB26と指定していて、これがトラップとなっています。
しかも説明書の図を見る限り、B31の長さというより、B26の短い方の図に見えます。
ところで、↓これは同社のT-2の説明書の図です。(ネットから拝借)
T-2の説明書では後席だけ先に取り付けて、前席はあとの工程でとりつけることになっているため、この図では後席の指示しか書いてありません。
さきほどのF-1の説明書の図と比較すると、どうもこのT-2の図をそのまま流用して、取り付ける場所を示す矢印のみを前席にぐいっと曲げただけのものをコピペしたようです。
そしてアクチュエーターの部品番号だけをB31からB26にさしかえた。
↑こちらは同じくT-2の前席の取り付け図です。
アクチュエーターの図はどうみても後席のものより長いです。
ここでもう一つの間違いが出てきます。
アクチュエーターのパーツはB31が長い方です。
本来、T-2のこの図では前席にB31と指示されているはずです。
なのにB26と書いてある。
つまり、この説明書を読みながらT-2を組み立てていくと、アクチュエーターの長さが前後でテレコになった状態で完成するというわけです。
したがってT-2の時点で間違っていたところをコピペしたF-1の説明書も、同じくテレコの状態で指示されていた、というわけです。
ここまで組み立ててしまうと、今更アクチュエーターのパーツをB31に差し替えるのも難しいです。
そんなわけで、アクチュエーターの先端を切って、切ったところに穴を開けて、0.5mmの真鍮線をさして、それを支える支柱にしました。
それで一応こんな感じで開いた状態で固定することができるようになりました。
実はこのキット、他にもいくつか誤表記があって、それらはどうにか回避してきたんですが、これはその時になるまでわかりませんでした。
今回は以上〜









