機体全体をExフラットブラックで塗ったあと、Arrtx(アートックス)アクリルマーカーで迷彩柄を塗っていきました。
プラッツの1/72 三菱 F-1はモールドがわりと深いので、塗装をしていくと急に密度感が出てきます。
今回このキットを選んだのも、このモールドの深さがあったからというのもあります。
エアブラシで塗るのと違って、アクリルマーカーだとそれなりに塗膜が厚くなると思ったから。実際は思ってたよりマーカーの塗膜は厚くなかったのだけど。
黒を下地として塗っていくことになるので、なかなかにマーカーの隠蔽力が試されることになります。
もちろん、半分意図的にあえてキビシイ条件で塗っています。
さすがにやはり一発で発色というほど隠蔽力はなかったですが、前回も書きましたが、これがちょうどいい隠蔽力だと私は思います。
4〜5回重ねてようやく本来の色の8割が出てくるという感じ。
といっても、塗った塗膜はそれほど厚くなるわけではないので、5回重ねてもディテールが埋まるようなことはありませんでした。
隠蔽力は色の種類によっても違いがあるようで、やはり明るい系の白系やサンド系の色は黒下地は少し厳しかったかも。
ただ、そのちょうどいい隠蔽力の弱さによって塗っていくとさまざまな表情が出て、これはこれでウェザリングっぽくて楽しい。
機体下面に塗る白系のグレーは、やはり黒の下地を完全に覆い隠すことはできないけど、それが見えたり見えなかったりする部分が混在して自然な濃淡がでているのがイイ感じ。
まるで油彩画を描いている時のような、塗っている本人にも予想できない結果になるのが沼りそう。
(一応私は大学時に油彩画の授業受けました。裸婦も描いたよ)
このような手法はシャバシャバのアクリル筆塗り重ねによっても同様の効果が得られると思うけど、マーカーなので塗料の準備の手間が段違いなのと、マーカーはニオイがないというのが大きなアドバンテージ。ニオイがないということは長時間作業が続けられるので。
ただ、マーカーは色の種類の自由度が限られているというのがハンデとなる。でもそこはArrtxは120色とかのセットがあるのでマーカーの中では自由度が高い方だと思う。
おおむね塗り終わるとこんな感じ。本記事最初の画像よりもさらに少し塗り足しています。
F-1の迷彩のそのものズバリの色がないので、だいたい近似の色と思ったものを塗ったけど、ちょっとイメージが違うものになってしまったかも。
まあ今回はガチのF-1を作るつもりではなかったということで許してクマさい。
アンディ・ウォーホル的なポップな感じもありでしょ?みたいな。(←ウォーホルのポップの意味なめてる)
エンジン付近など、メタリックな部分はまだこれから。
ASM対艦ミサイルは色彩的な映えから訓練弾にした。
赤と黄色のツートンに先端のシーカーが黒、というカラーリング。
赤はそのままだと下地の影響をモロに受けるので、最初にオレンジを塗ってから赤を塗っています。
黄色の部分は黄色を塗るのではなく、明るいオレンジを塗っています。黄色ではないけど赤との対比で黄色っぽく見える。
エンジンノズルはメタリック系30色セットのものを使っています。
ただこのメタリック系30色セット、ちょっと思ってたのと違った。
いや、シルバーと焼鉄色っぽい色を塗ってみたけど、なるほどこれはかなりメタリック、と思う色で、粒子も細かくて色ムラも出にくくなっててカンペキなんだけど、セットの色の方向性が思ってたのと違った。
メタリック系、と言うと自分の中ではクレオスの金属色シリーズみたいなチタンとかブラスとかそっち系の色だと思ってた。
実際に入ってたのはメタリックレッドとかメタリックブルーとかでそれぞれはすごくキレイな色なんだけど、ファンシーすぎる。
120色セットのソリッド系のマーカーよりも若干インクが潤ってて、塗っていくと表面でレベリングして筆のあとがほとんど残らない感じ。
たまたまかもしれないけど、ソリッド系とはまた濃度とかが変えてある感じがした。
今回は以上〜








