福井鉄道 200形 見てきた | プラモ日記 青22号

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日々のプラモ製作の記録です。

 

福井鉄道は北府駅へ、200形車両を見に行ってきました。

 

「北府」は「きたご」と読みます。

 

福井鉄道(の福武線)は武生から福井を結ぶ地方鉄道ですが、北府駅は起点駅の「たけふ新駅」の次の駅です。

 

福井鉄道にはパークアンドライド用の駐車場が整備されている駅がいくつかあるのですが、北府駅もそのひとつで、その駐車場の敷地を使って、引退して久しい200形を展示するスペースを設けたようです。

 

つい先日の3月19日より公開となったとのことで、早速見に行ってきました。

 

 

 

 

塗装は塗り直されて、ピカピカの状態になっています。

また、台車など床下機器はグレーに塗ってあります。

 

車両の現役時代はいつも汚れていたので、本来このようなカラーリングだったことを初めて知りました。

 

200形は自分が小学生の頃から高校生の頃までよく乗ったりよく見かけた車両ですが、正直なところこのカラーリングはなじみがないかも。

 

同じクリームと青の組み合わせでも、私がよく見た時代の色は、もう少し暖色系の色だったので。

 

 

 

 

フェンスがないのはありがたい。

こういった保存車両は、保護のためにフェンスで囲まれているケースが多いので。

 

 

実は200形の前面形状は意外と複雑。

基本的には縦の中心線で折れてサイドへ後退していく折妻形状ですが、前面窓を傾斜させるために、窓の下は窓の上よりもわずかに出っぱっています。

しかし側面の角は直線なので、窓のところで微妙に面の角度を変化させて上と下の面をつないでいます。

 

 

 

 

片側はホームのようなところがあって、車内に入ることはできないものの、窓から中をのぞいて見ることができるようになっています。

 

 

 

 

ドアの下には自動展開式のステップがあります。

ホームがない駅ではこれが展開してステップになります。

ちなみに反対側は展開した状態で展示してあります。

 

 

 

 

車両と車両の間はまたぐように台車があります。

小田急ロマンスカーのように、200形は連接構造になっています。

地方鉄道で連接構造を採用しているのはとても珍しいこと。

 

 

 

細かいディテールを間近で見られます。

 

 

 

北府駅にポツンと置いてあるだけなので、県外からわざわざ見に行く価値があるのかというと微妙なところではありますが、200形好きにとっては無料でいつでも見られるというのは貴重かもしれません。

 

しかしまあ、アピール下手な福井の県民性をよくあらわしているというか、200形が北府駅で展示してあるということは福井鉄道のサイトには今のところ一切案内がありません。

 

情報はかろうじて越前市にある程度。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

行きと帰りは最新車両F2000形"フクラムライナー"に乗りました。

こちらもつい先日の3月27日から運行開始したばかり。

 

 

 

 

 

今回は以上〜