最近発売されたバンダイのHG エアリアル改修型作ってみました。
ランナーはこんな感じで、HGガンプラの標準的なパーツ数という感じでしょうか。
ポリキャップがないのは最近のガンプラのトレンド通り。
最初はとりあえずパーツを全部ランナーから切り離します。
事前に説明書で、切り離しても大丈夫なことを確認してから行っていますが、まあガンプラはたいてい大丈夫なようになっているので。
そして塗装。
内部フレーム的なパーツ以外は、最初にファンデーショングレー(フィニッシャーズ)で下地塗装して、エッジ付近などをExブラックでシャドウ吹きしてから白や青を塗っています。
青はFARBEの青20号を使っています。ブルートレインの青です。
暗めで、彩度をそこそこ残している青、というとこの色くらいかなという感じで。
その上からクレオスのミディアムブルーと青20号を混ぜたものをハイライト部分に少し塗っています。
白いところは、クレオス水性の水星の魔女カラーのエアリアルホワイトを使っています。
塗っていて思ったのは、やはり水性は乾燥に時間がかかるということ。
といっても、塗装後何時間も乾かないというわけではなく、そこらへんはほぼラッカーと同じくらいの時間で乾きます。
何が違うかというと、塗った瞬間の乾燥速度が違うということ。
ほんの一瞬の差なのですが、これが塗っていてわりと大きく感覚が違うなと感じます。
水性は塗った直後、表面で乾く時間がわずかに長いので、ラッカーで塗る感覚で塗り重ねるとあっというまにドボドボになってしまうのです。
結局、途中から溶剤はラッカー系の溶剤を使って塗りました。これで幾分かは乾燥が早くなりましたが、それでもラッカー塗料に比べるとまだまだ遅い感じでした。
パーツは一部マスキングして塗り分けています。
HGなので、MGほどには成形色による色分けが完全ではないので、そういったところはマスキングして塗り分けます。
ビットステイヴはエアリアルホワイトを塗った後にマスキングして青20号を重ねています。
水性の上からラッカーを塗ることになりますが、クレオスの新しい水性はラッカーを重ねることができます。
黄色は当初ガイアの黄橙色で塗っていたのですが、どうも他の色と合わない気がしたので、その上からタミヤ瓶ラッカーのピュアイエローを塗って軌道修正しています。
黄橙色を選んだのは暖色系の黄色がいいかなと思ったからなのですが、エアリアル改修型の設定画などを見ると全体的に寒色系に寄ってる気がしたのでノーマルな黄色であるピュアイエローで塗り直しました。
黄色で塗るパーツは全パーツ、黄橙色を塗った上からピュアイエローを重ねています。
赤のところは当初ガイアバーチャロンカラーの焔朱を塗っていたのですが、これもまた合わないなーと思ったので軌道修正しています。
少し彩度やトーンを落とした色にしたいなと思って焔朱にしたのですが、少しオレンジになりすぎた感があったので、やっぱりフツーの赤でいいかとタミヤ瓶ラッカーのフラットレッドを塗ったのですが、鮮やかすぎてこれも似合いませんでした。
少し暗めの赤で、かといって茶色になりすぎない色、ということで最終的にヘキサギアカラーのヘキサレッドで落ち着きました。
内部フレーム的なパーツのグレーの部分は、下地にExブラックを塗った後、水星の魔女カラーのルブリスグレーを塗っています。
ただし武装系のグレーはクレオスのC305グレーを使って、本体のグレーとは変えてあります。
足のカカトとツチフマズのところは、マスキングしてグレーを塗っています。
このヒートシンクのような蛇腹になっているデザインは、機体全体で反復して使われているデザインなので、全体的なデザインの整合性を考えると、ここはグレーで塗っておくべきかなと。
なお、この画像はフォトショで土台を消したりしているのではなく、テーブルの上に逆さに置いたものを逆さに撮影しているだけです。
今回はヤスリを一切使わないことにしていたので、ゲート跡処理はあまりしっかりやってません。
なので近くで見るとけっこうゲート跡がそのまんま残っていたりします。
ヤスリを使わないことにしたのは、サラッと作って終わろうと思ったから。
ヤスリを使い出すと、ここもあそこもと、あちこち削り出してキリがなくなるので。
グリーンメタリックのセンサーのところは付属のシールを使っています。
ただし、グリーンのところだけをカットして使っています。
黒い部分はタミヤエナメルのフラットブラックをマスキングして塗装しています。
付属のシールはわりと優秀だと思いました。
厚みもシールのわりに薄いし、柔らかさもあるので表面に馴染みやすい。
何気によく考えられていて、シールだからとバカにして使わないのはもったいないなと。
ちなみにシールに関して、胸のシェルユニットはインモールド成形のパーツを使っていますが、それを使っていても胸のシールは貼る必要があるのでご注意。
そのすぐ下のシェルユニットはインモールド成形のパーツでカバーされないので、シールを貼らないでいるとただ透明パーツでかぶせるだけの状態となるので。
今回は以上〜