「タミヤ Ford GT を缶スプレーで作ってみる」の続きです。
(1回目はこちら→タミヤ Ford GT を缶スプレーで作ってみる)
ボディを缶スプレーで塗ってから5日ほどすぎましたが、なんとなく塗膜が締まってきたような気がします。そのせいか、色味も最初の頃より少し明るくなった気がします。
塗膜というのは時間がたつにつれてシンナーなどが揮発して薄くなっていきます。
もともと薄いエアブラシによる塗膜などはあまり実感しないのですが、ある程度厚みがある缶スプレーともなると、それでもわずかですが、変化を感じます。
ちなみにエアブラシの塗膜といえど、五年、10年という時間がたつとさすがに塗膜の厚みの変化を感じとることができます。
パーティングラインは消してないのでそのまま残っていますが、こうやって見ると確かに残っていることはわかりますが、案外それほど目立たない気がします。
(パーティングラインはヘッドライトから後ろにかけてフェンダー上を走っています)
トンネル部分は、内部と外側は別々に塗っていますが、境目はまったくわからないです。
シャシーはTS-29 セミグロスブラック一色で塗装。
説明書ではドア部分やリアのディフューザーのところは光沢の黒で塗ることになっていますが、無視。
今回はマスキングも(可能な限り)省略する方針なので。
サイドシルのパーツなど、ある程度パーツを接着した上で、両面を一気に塗っています。
そのほかこまごまとしたパーツなどもまとめて塗っています。
サスペンションのロッドはTS-17 アルミシルバーで塗っています。
すべて下地なしで、直接塗っています。
ちなみにいつもやっている中性洗剤での洗いもなし。
袋からあけてそのまま塗っています。
ありとあらゆる工程を可能な限り省略しています。
前回「そういう動画を作ってみたかったから」と書きましたが、それについてもう少し詳しく書くと、
私が今upしているYouTube動画は、今自分がやっている作業をそのまま動画で紹介しているものです。
それを見て「自分もやってみよう」と思う人がでてくれれば、という思いがあるのですが、いざ始めようと思ってもいきなりエアブラシを揃えたりするのはあまり現実的ではないと思います。
といって、揃えるの大変だから見てるだけでいいや〜となってしまうのはせっかく興味をもって動画を見ていただいたのに、そこで終わってしまうのは少々残念な気がします。
(もちろん、見ていただけるだけでも私はありがたいと思うのですが)
そこで、最小限の初期投資と時間と手間で満足感の得られる完成品を作るにはどうしたらいいか、というのを考えるのが今回の実験です。
いきなりエアブラシを揃えなくても、作る楽しさというのを一度でも感じてもらえれば、あとは自分なりに道具を揃えていくようになると思うのです。
残念ながらコンテストクオリティ(※)とまではいかないけど、友達や奥さんに見せて「すごいね」と言われるくらいのものを作れると案外楽しくなるものです。
そういったことができるようになる動画を作れないものかなと思ったわけです。
うまくいくかまだわかんないけど。
(※)もちろん、技術的に高ければ賞があたるというものではありません。それはコンテストそれぞれの主旨によります。ちなみに福井プラホビーコンテストは技術力は重視していません。
今回は以上〜