これはいわゆる「シロバコ」というやつですが、製品版は今月中旬には発売されます。
とはいえ発売までにはちょっとまだ日数があるので、せっかくなので(?)今回は少し説明書の中を紹介していこうと思います。
ネタバレ注意なので、箱を開けた時の感動を大事にしたい方はここから先は読まない方がいいかも。
ボディはドイツレベル のものよりもバラバラに分割されています。
とくにボディ後半の「谷」ができるところは、側壁を別パーツ化しています。(A14、15)
これがボディと一体化されていると塗装がとても難しくなるのでとてもありがたいです。
なお開口部のメッシュはデカールによる再現となります。
メッシュ部分に透明パーツをはめて、その上からデカールを貼るしくみです。
以前NSXで使われていた手法で、アオシマではそれよりも前にアヴェンタドールでやっていますがのちにやめています。(ロードスター版が出た時にモールドに改められた)
今の所これに関するメーカー純正のエッチングパーツはありません。
内部で再現されているのは、内装以外だとこんな感じ。
サスペンション周りはわりと細かく再現されていますが、それらのブロックを板シャシーにくっつける構造。
もちろん前輪はちゃんとステアします。
フロントの底面がシャシーと別体になっているのは実車の形状を正確に再現するためです。
かつてのスーパーGTのNSXのキットがこんな分割だったような気もしますが、あれとは事情が全く異なります。
ここは実際に手に取った時に確認していただきたいところで、なかなか興味深い立体交差になっています。
エンジンはこれだけ。
本当に見える部分だけの再現で、下の方は何もありません。
ダッシュボードは割と分割が多いです。
形状的に型抜きの関係で分割せざるをえないからかもしれませんが、その分塗り分けは楽になるので助かります。
ダッシュボードは全体的に黒ながら、一部白いところがあります。そこがちょうど分割されているおかげでマスキングしなくて済むのでラクになります。
ヘッドライトもこれまたかなり凝ったパーツ分割になっています。
実物がそうだから、といえばそれまでですが、これでもかというくらい細かく分割されています。
ただし、小さいパーツながらパーツ同士はぴったりと合うので、見た目ほど組み立て難易度はないので大丈夫です。
今回は以上〜