今月劇場で観た新作映画は5本(ドキュメンタリー中篇映画1本を含む)、旧作が4本でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジェラール・フィリップ 最後の冬(ジェラール・フィリップ生誕100年映画祭)※ドキュメンタリー

 

 

旧作

肉体の悪魔(ジェラール・フィリップ生誕100年映画祭)

 

ジュリエット あるいは夢の鍵/愛人ジュリエット(ジェラール・フィリップ生誕100年映画祭)

 

モンパルナスの灯(ジェラール・フィリップ生誕100年映画祭)

 

無法松の一生(1958年版)(午前十時の映画祭12)

 

 

今月はアカデミー賞の授賞式があって、推しの映画がどうだったとかいろいろ思うところもありましたが、そうやってワイワイ映画で盛り上がれること自体が幸せだよな、と実感しています。

 

映画なんて最終的には「好き嫌い」で判断できちゃうことだし、それで構わないんですから。世の中にはそうではないことがありますもんね。来月は選挙行きましょうね。

 

今月は『茶飲友達』という作品に出会えたことが嬉しかった。最近は邦画の新作に足を運ぶことがめっきり減ってしまっているんですが、こういうことがあるから新作映画を観ることはやめられない。一期一会があるのも映画鑑賞の楽しさですよね。

 

一方では、70年代からあった貴重なミニシアターが1館、“無期限の休館”となってしまい、旧作の魅力的なプログラムなど他の映画館ではやっていない作品を上映してくれていたのに(『茶飲友達』もここで鑑賞)本当に残念です。いつかまた“復活”してくれることを祈っています。

 

そのミニシアターではジェラール・フィリップと三船敏郎という、国も違えばかたや貴公子のごとき早世の美男子、かたや腹から響く声のむくつけき男前、“騎士”と“武士”とタイプも異なるけれど映画の黄金期に世界中で人気を博して今なおファンが絶えない男優たちの主演映画を観ました(ここで観た三船敏郎主演映画は『羅生門』)。

 

往年の名作が映像と音声がクリアになったことで、大昔の古ぼけて色褪せた作品ではなく、また初めて観る映画も多いのでもはや最新作と並ぶ存在になっていて、毎月新たに出会う旧作がとても楽しみになっています(だからこそ、そういう作品たちを上映してくれる映画館がなくなってしまうのは大変痛いのですが)。

 

昔の映画だから今とは無関係なものかというと、作品自体は変わっていなくても観る側のこちらの変化によってその印象も評価も変わりうることがよくわかった。

 

古い映画には「今」観る意味や意義がある。

 

来月からはまた来年の今頃まで、新しいラインナップで「午前十時の映画祭」が始まります。「12ヶ月のシネマリレー」も、あれもこれも観たい!(^o^)

 

もちろん最新作もね♪

 

桜もちょうど見頃ですね桜

 

 

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