$映★画太郎の MOVIE CRADLE


ダイ・ハード4.0』「アンダーワールド」シリーズのレン・ワイズマン監督、コリン・ファレル、ケイト・ベッキンセイル、ジェシカ・ビール出演の『トータル・リコール』。



化学戦争によって、大陸が富裕層が住む“ブリテン連邦”と貧困層が住む“コロニー”に二分された未来。7年前に結婚した妻のローリー(ケイト・ベッキンセイル)とコロニーに暮らすダグラス・クエイド(コリン・ファレル)は、代わり映えのしない単調な労働の毎日に嫌気が差し、脳に架空の記憶を植えつけるため“リコール社”をおとずれる。しかし、記憶を移植する直前に警官隊が建物に突入、彼を包囲する。

以下、リメイク版と90年版、そして原作のネタバレあり。



いわずと知れた1990年公開のポール・ヴァーホーヴェン監督、アーノルド・シュワルツェネッガー主演のSFアクション映画のリメイク。

シュワ主演版は劇場で観てTVやヴィデオ、DVDでも何度も観ています。



ジェリー・ゴールドスミス作曲のこのテーマ曲を聴くと、「火星にようこそ!」「パーティで会おう!」などの名台詞が思い浮かぶニコニコ


とにかく“変態監督”P・ヴァーホーヴェンの面目躍如といった作品。

彼の作品のなかでは『ロボコップ』についで好きです。

ちょっと前からリメイクの話は聞いてて、メイキング映像なんかも観たりしてました。

公開されたら真っ先に観に行くつもりだった。

ところが、いざふたを開けてみるとネット上では酷評の嵐。

「眠くなる」という感想が異常に多い。

「これは夢か現実か」を描いた作品なだけに皮肉な話でσ(^_^;)

また、未来都市のデザインが『ブレードランナー』や『マイノリティ・リポート』(コリン・ファレルは『マイノリティ・リポート』にも出演している)を思わせて新鮮味がない、など。

ちなみに『ブレードランナー』も『マイノリティ・リポート』も、そして今回の『トータル・リコール』もすべてSF作家フィリップ・K・ディックの小説が原作。

今回の映画はディックの短篇小説「追憶売ります」を“原案”としていて、実質的にはヴァーホーヴェン版のリメイク。

主人公が敵対するコーヘイゲン長官は、原作には登場しないヴァーホーヴェン版のオリジナルキャラクターである。

それと原作「追憶売ります」では、主人公ダグラス・“クウェール”は火星には行かない。

つまり、90年版の時点ですでに原作にかなりの手が加えられている。

今回の『トータル・リコール』でも、90年版と違って火星は登場しない。

そういう部分では原作に近づいたといえるのかもしれないが、原作の主人公もシュワちゃん同様に火星にあこがれていたのは変わりない。

ところが、今作でのコリン・ファレルはさほど火星には思い入れがないようで、台詞のなかにちょっと出てくるだけ。

よくこの原作や90年版について「いまさら“火星”なんて古臭い」と感じられるかたがけっこういらっしゃるようだが、フィリップ・K・ディックという作家はSF的なガジェット(小道具)を使って「アイデンティティの不安」や「現実への懐疑」などを描きつづけた人で、つまり彼にとってSFとかSF的な設定というのは、あくまでも彼がこだわったテーマを描くためのかりそめの舞台、手段でしかないのだ。

だからわざわざ使い古された陳腐で安っぽい、「作り物めいた」設定や小道具を使うのである。

90年版『トータル・リコール』では火星の描写(宇宙船や居住区、列車や古代の火星人たちが作った酸素を生み出すリアクターなど)がミニチュア撮影で表現されていたが、それらのオモチャっぽい感じが作品の内容とじつによく合っていた。

ディックの小説は、みんながイメージするようないわゆるカッコイイ“SF”などではない。

それを知らないと、ただSFマインドを欠いた“ダサい作品”ととらえられてしまう。

僕がこれまで観たディック原作の映画で彼のテイストが一番よく出ていたのは、マット・デイモン主演の『アジャストメント』じゃないかと思う(あいにく『スキャナー・ダークリー』は未見)。

ただこの作品はすこぶる評判が悪く、劇場公開当時やDVD鑑賞時に多くの人たちから「つまらない」とケナされまくった。

それは、そもそもディックの小説がアクション映画向きではないから。

逆にポール・ヴァーホーヴェンの『トータル・リコール』は、およそ「アイデンティティの不安」などとは無縁のマッチョガイ、アーノルド・シュワルツェネッガーを主役にむかえておもいっきり冒険活劇に仕立てたことでSFアクション映画としてヒットした。

しかも、後述するけど「もしかしたらこれは主人公の夢なのかもしれない」という不思議な感覚は、ヴァーホーヴェン版の方が今回のリメイク版よりも濃厚。

そもそもシュワルツェネッガーという筋肉アクション俳優自体がフィクショナルな存在だから、あるいは映画そのものがメタ的な作りになっているともいえる。

つまり、この映画はそんなマッチョヒーローが活躍する「観客がみた夢である」というわけだ。

荒唐無稽なストーリーでありながら、じつは筋がちゃんと通っている。

今回のリメイク版は、もう話の整合性とかいった七面倒くさいことは端から放棄しているようで、とにかく主人公が追われて逃げはじめてからヒロインとともに敵を殲滅するまでをいきおいのみで見せきる。

物語としての理屈はいちいち説明されないし、たまに説明されるとそれはなんの面白味もない説明的な台詞なので、アクション以外の場面はとても退屈。

90年版にあった、主人公の正体が二転三転したり彼のアイデンティティが揺らぐスリルもない。

これはもう、大方の評価どおりシナリオが雑すぎるのだ。

レン・ワイズマン監督の『アンダーワールド』は1作目だけ劇場で観て、主演のケイト・ベッキンセイルはスタイルはバッチリだけど高いヒールで走るときにたまに足元がおぼつかなかったり、やはり彼女がヒロインをつとめたヴァンパイアや狼男が出てくる似たような映画『ヴァン・ヘルシング』(監督はスティーヴン・ソマーズ)と区別がつかなかったりもして、ほとんど内容をおぼえていない。

そういう作品を延々撮ってる映画監督の新作ということであれば、ネットでの酷評は「さもありなん」といった感じの反応だった。

ほかにも観たい映画が山積していたこともあって後回しにしているうちに、公開から一ヵ月以上経ってしまった。

でも、ネットでも丹念に探してみると「見ごたえがあった」というものや、あるいは「『アベンジャーズ』がこんなに持ち上げられて、『トータル・リコール』がこれほどまでにケナされるのが納得いかない」という意見があったり、すでに観た友人たちは「面白かった」といっていたりと、やはりじっさいに観てみなければわからないな、と思った次第。

褒めてる人たちにほぼ共通しているのは、「ヴィジュアル面」に対しての高評価であり、ストーリーについて肯定的な意見はほとんどない。

ヴァーホーヴェン&シュワ版とこのリメイク版を総合的に比較した感想は、そのほとんどが前者に軍配を上げている。

また、この映画に登場する「地核を巨大な高速エレヴェーターで通過する」というシステムに対して、科学的にあまりに荒唐無稽すぎる、という指摘も多く目にした(あの科学考証を無視しまくったツッコミどころ満載映画『ザ・コア』も凌駕するほどのデタラメっぷり、との声も)。

なので、もう設定とか物語にはいっさい期待せずに映像だけ堪能できれば、と思って観ました。

この映画を救っているのは、ひとえにVFX(視覚効果)の出来のよさである。

友人たちのいっていたとおり、予想してた以上にこのVFXが丁寧に作られていて見ごたえがあったので、僕はわりと楽しむことができました。

じっさいに町なかでのロケ撮影を行なって、そこにCGによる風景が合成されているために、未来都市がじつにリアルに見える。

建物を見下ろすキャメラの視点で、その高さが実感できる。

たとえばこれを、未来都市のシーンはそのほとんどがスタジオ内のグリーンバックの前だけで撮影された映画(『スターウォーズ/エピソードIIII』や『リベリオン』など)とくらべてみると、その違いが如実にわかる。

カーチェイスのシーンも、これがもし完全なCGだけの絵だったら、あのような迫力は感じられなかっただろうと思う。



それと、これは「7年目の殺意」を抱いた鬼嫁が夫を延々と追ってくる恐怖を描いた作品で、そのしつこさは90年版にはないものだ。

主人公の妻ローリーを演じているケイト・ベッキンセイルは、ワイズマン監督のじっさいの妻。

90年版ではシャロン・ストーンが演じていた主人公の妻とともに、マイケル・アイアンサイドが演じていたコーヘイゲンの右腕、リクターの役割も今回は彼女が兼ねている。

これは監督自身がみた悪夢を描いた映画ではないのか?(^_^;)

かみさんのベッキンセイルはどういう気持ちで演じてたんだろう(映画のなかでも、悪夢をみるというダグに「私のせい?」とたずねている)。

まぁすこしでも多く奥さんを活躍させたい、という思いからだったんだろうけど。

ちょうど自分の妻をヒロインに「バイオハザード」シリーズを撮りつづけるポール・W・S・アンダーソンミラ・ジョヴォヴィッチの関係に似ている。

ケイト・ベッキンセイルには、いつかぜひミラジョヴォと戦ってほしい。

これはリアルな願いですにひひ

90年版にあってこのリメイク版にない要素としては、ほかにヴァイオレンス描写やグロテスク趣味がある。

ポール・ヴァーホーヴェンは87年(日本公開は88年)の『ロボコップ』につづいて、銃撃によって人体が蜂の巣になったり、シュワルツェネッガーが振るう暴力で人の頭に金属がぶっ刺さったり両腕がちぎれたりする残酷描写を随所に入れている。

また、放射線によって突然変異したミュータントたちが登場する(もしかして、リメイク版公開に際してもTVでこの映画を放映しないのはこのせいか?)。

レイティングの違いもあるが(90年版はR指定)、リメイク版にはこういった描写はいっさいない。

「おなかのなかからコンニチワ」なミュータントの首領クアトーも当然ながら出てこない。

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クアトーさん

ベニーも出てきません(`∀´)ヘ

主人公を追うのはクローン・トルーパーみたいな量産型の警官ロボットで、彼らがどんなに頭がもげようと胴体が半分になろうと、イヤ~なあとあじは残らない。

90年版へのオマージュとして「おっぱいが3つある女性」が登場するけど、ミュータントという存在が今回はあつかわれていないのでいささか唐突な感じはする。

マツコ・デラックスみたいな異様にデカいおばさんの頭がパカパカ割れてなかからシュワちゃんの顔が出てくる、強烈なインパクトを残したあの場面もリメイク版にはない。

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リメイク版ではわざわざおなじような格好のおばさんが登場して、でもなんの関係もないというお遊びをやっている(だからオリジナル版を観てない人にはこの場面の面白さがわからない)。

今回のおばさん役の女性のことを「ヴァーホーヴェン版とおなじ女優さん」といってる人がいるけど(WikipediaやYahoo!映画ニュースにも堂々とそう書いてあった)、観くらべりゃわかるけど誰がどう見たって別人でしょ。背低いし。みんなけっこういいかげんだな。

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↑90年版で顔割れおばさんを演じたプリシラ・アレンさんはすでに08年に亡くなられているそうです。だから今回のリメイク版に出てるはずがない。2012年版のおばさん役はシャリーン・エアーズという人。

それからもちろん、頭にタオルを巻いて鼻の穴からデカすぎる発信器を「カポッ」と抜き取る場面(鼻がちぎれるってあせる)も、酸素のない火星の表面に出て目玉や舌が飛び出る悪趣味な場面もリメイク版にはない。

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いでででで~!!

このようにヴァーホーヴェンとシュワちゃんの『トータル・リコール』には全体的にやりすぎの“悪ふざけ”が見られるが、レン・ワイズマンによるリメイク版にはそういう子どもじみていたりブラックな笑いの要素はほとんどない。

90年版は悪酔いしたときのようなトリップ感ヘ(゚∀゚*)ノが映画全体を覆っていたが(その酩酊感が“夢”を題材にしたあの映画によく合っていた)、リメイク版はむしろ未来都市の景観を鮮明に見せることによって、まるで覚めた夢をみているような気分にさせられた。

「アクションが単調で眠くなった」という人もいるようだが、僕は(映画を2本ハシゴしたので若干眠気はあったが)この映画のアクションに退屈はしませんでした。

むしろ気持ちよかった。

コーヘイゲンみずからコリン・ファレルと格闘するのはちょっとどうかと思ったけど。

爺さん、勝てると思ったんだろうか。

今回のコーヘイゲン役のブライアン・クランストンは、『ドライヴ』では主役のライアン・ゴズリングの雇い主を演じていた。

ヴァーホーヴェン版ではロニー・コックスが憎々しい悪役演技で好演していたが、このリメイク版のコーヘイゲンは存在感がずいぶん薄い気がしたのは彼がちゃんと登場するのが映画の後半だったからというのもあるし、やはりロニー・コックスのようなアクの強さが決定的に足りなかったからじゃないかと思う。

それはコーヘイゲンにかぎらず、ワイズマン監督の演出全般にいえる。

そんなわけで全体的にキャラクター描写は薄味、かつ淡白で物足りないが、一方でこまかいところまで描きこまれたVFXは画面の隅々までじっくり観察できる映画館の大きなスクリーンで観てこそ、その魅力を最大限に発揮できるんじゃないだろうか。

まぁ、でも2~3年後ぐらいに地上波で放映されたら、みんなふつうに楽しめると思うけど。


90年版の主人公ダグはじつはコーヘイゲンの忠実な部下で、反乱分子のリーダーであるクアトーの居場所をつきとめるためにわざと自分の記憶を書き換えたスパイだったが、リメイク版のダグはほんとうにコーヘイゲンを裏切ってレジスタンスのために戦うことにしたヒーローになっている。

ここでも物語がさらに単純化されている。

最初に書いたように、このリメイク版では「自分はほんとうは誰なのか」「これはほんとうに現実か?」といった、主人公の現実感覚が揺らぐディック的な展開はない。

90年版では、リコール社の男性が火星に滞在していたダグのもとにやってきて「はやく目を覚ますように」という。

これは君の夢で、現実ではないのだ、と。

地球ではダグに襲いかかったはずのローリーも、心配して男性とともに夫の夢のなかにやってきたのだという。

目を覚ますクスリをわたされて口に入れたダグだったが、男性の額に流れる汗をみて彼を射殺してクスリを吐き出す。

この撃ち殺された男性が額から血を流して白目を剥いてゆっくり倒れる場面もまた、じつに残酷味にあふれている。

この90年版はほかのヴァーホーヴェン作品やシュワルツェネッガーの主演映画と同様に、人間の命がとても軽くしかもジョークまじりに描かれていて凶悪。

あの時代、人が残酷に死ぬ場面が純粋に「娯楽」として楽しまれていた。

それは『プライベート・ライアン』以降主流になった今風の「写実的リアリズム描写」とはまた違った、やりすぎ感あふれる見世物小屋的な世界だった。

似たようなシーンがリメイク版にもあるが、頭が一瞬、クラクラッとしそうになる悪夢的な90年版とくらべると、ずいぶんとしらじらしい場面になっている。

今回ダグを連れもどしにくるのは同僚のハリー(ボキーム・ウッドバイン)。

彼は90年版の男性とおなじくダグを説得するが、ハッキリいって、仮に90年版を観ていなくてもこの場面でハリーの言葉を信じて主人公のアイデンティティをうたがう観客はいないと思う。

さっきいったように、そもそもこの映画自体に「もしかしたらこれはぜんぶ夢なのではないか」という感覚が希薄だから。

とりあえずそういう場面を入れときました、ってだけのような。

裏切り者とはいえ、友人だったハリーをあっさり撃ち殺すダグにも90年版と違ってなにやら納得いかないものが。

リコール社での描写もそのシステムについての説明が不十分なままダグは追われる身になって、話がどんどん先に進んでしまう。

警察が踏み込むのが早すぎるんだよ汗

だからアクション以外の場面がじつに退屈なのだ。

ダグがピアノを弾く場面は、ちょっと『ブレードランナー』を思わせたが。

ところで、リコール社のつづりは原作では“RECALL”ではなくて“REKALL”になっている。

だから翻訳では「リカル社」と訳されている。

RECALLは「~を思いだす」という意味だが、REKALLという単語はない。

なぜなのかは知らないけど、なんとなくどっかの国のパチモン商品っぽくて面白いネーミングだと思う(「モータルコンバット」のつづりが“Motal Kombat”というのと似たようなものだろうか)。

それがこのリメイク版では、劇中では会社の表記は“RECALL”に統一されていて、最後に映る看板のロゴだけが“REKALL”に変わっている。

つまり、これはぜんぶ“REKALL社”の提供した夢ですよ、というオチ。

ちなみに原作のオチは、記憶移植装置には「現実で過去に自分が経験したのとおなじことは記憶に上書きできない」という機能上の制約があるので、主人公が「じゃあ、地球を救うヒーローの記憶にしてよ」というと、リコール社の担当員に「すみませんが、それもあなたの記憶のなかにすでにある“現実の出来事”なので無理です」といわれるという、コントみたいなものであった。

こんな星新一ショートショートみたいな話を一大SFヴァイオレンスアドヴェンチャーにふくらませたヴァーホーヴェンはほんとうに偉大だ(^O^)

積極的に今回のリメイク版の悪口をいう気はしないけど、でもこれを観たあと無性にヴァーホーヴェン&シュワ版『トータル・リコール』を観たくなったのでした。

クアトーさんの「心を解き放つのだー」がまた聞きたい。

でもDVDの日本語吹替版のシュワちゃんの声は、テレ朝版の玄田哲章じゃないんだよね(屋良有作)。そんなバカな!シュワちゃんといったら玄田さんだろーが。

木曜洋画劇場


そんでシャロン・ストーンは小山茉美。コーヘイゲン役のロニー・コックスは『ロボコップ』のときとおなじ中村正

あのテレ朝版がまた観たいよ~。

けっきょく最後はヴァーホーヴェン&シュワ版推しになっちゃったけど、リメイク版もまぁ迫力あって面白かったです(なんか完璧になげやりなシメだが)。

主演のコリン・ファレルのことを「ただのおっさん」といってる人がいるけど、そうかなぁ。

僕は、若い頃のメル・ギブソンみたいな男臭い魅力があると思うんだけど。

彼が『マッドマックス』の新作でマックスを演じたらピッタリだったんじゃないかな(トム・ハーディのマックスも楽しみですが)。

いろいろと厳しい評価をうけているリメイク版『トータル・リコール』だけど、公開されてひと月経っても上映されてるってことは意外とお客さんは入ってるのかもしれない(僕が観たときも客席はけっして空き空きではなかったし)。

そんなわけで、新旧『トータル・リコール』の比較、いかがだったでしょうか。

それではみなさん、SWEET DREAMS.(ステキな夢を)。



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