絵本紹介「チャーちゃん」 | えほんらへん

えほんらへん

絵本まわりのこといろいろ。
絵本専門士としての活動や、絵本セラピー(R)、絵本読み聞かせのこと…。
大人も子どももお気に入りの1冊を見つけてほしいなと思っています。

昨日は天国へ手紙を出すおはなしをご紹介しました。

 

今日は子猫のチャーちゃんが天国に行ってそこから語り掛けてくれる絵本です。

 

「チャーちゃん」

 

 

ぼく、チャーちゃん。はっきり言って、いま死んでます

 

から始まります。

死んでしまった本人からのメッセージです。

絵本では子猫のチャーちゃんですが、ペットだけでなく、大切な人を失った方にも響くものがあるのではないでしょうか。

 

どうしてこんな絵本をご紹介しているかというと…。

 

昨日は、こちらにお邪魔してきました。

いつもお世話になっている、今夜もお世話になる、ミュージックサロンさんで開催された笛遊び。

 

フルートの音色が心に沁みます。

この「笛遊び」にいつも参加されていて、「大人絵本の夕べ」にもほぼフル出席だった共通の友人が先週亡くなりました。

そして、昨日の「笛遊び」では、アンコールで最後亡くなった彼女への1曲を演奏されました。

 

私も彼女に何か送りたくて。

この絵本はどちらかというと大切な人を亡くした、残された家族へのメッセージかもしれませんが。

あー、元気に笑顔でお空の上の世界で過ごしているといいなぁ。