今日ではありませんが、利尻山に不思議な雲がかかっていました。
上空に大きな笠雲?でしょうか。
笠雲の下にさらにもくもくと雲がかかっています。
今日の絵本は
じぶん
レイフ・クリスチャンソン 文
にもんじ まさあき 訳
ディック・ステンベリ 絵
岩崎書店
ここでいう自分は、他の人のために何かしてあげられる自分です。
自分の
目は世界を見る
耳はつぶやきを聞く
口は伝える
そして、
足は待っている人のところへ自分を連れていくのです。
続いて
手は困った人を助け、
腕は傷ついた人を包み、
肩は疲れた人を休ませる
頭は自分にできることを考え
心は相手の気持ちを感じるのです。
題名を見たときは、「自分を大切にしよう」という絵本かと思いました。
読んでみると、想像とは違って、とても能動的に他人や社会、特に助けを必要とする人に関わっていこうとする『じぶん』が描かれていました。
「自分にできることを考えてみよう」
という、問いかけもありました。
疲れた人に肩をかすぐらいの小さなこと、傷ついた人を腕で包んであげるだけでもいい。
そのときそのときにできることで良いのだと思います。