白と菜の成長 そして『くまげらのはる』 | 絵本島 

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大人も絵本を楽しもう!絵本の紹介と感想を発信します。
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絵本と島生活の楽しさを合わせたブログです。

 白菜の白と菜が成長しています。






 大きいのが白

 手前の小さい花が菜です。

 左と右になぜかじゃがいもが伸びてきました。

 埋まってたんだね。


 蕾ができたと思ったら、ぴよーんと伸びて花を咲かせました。

 タネもできそうで楽しみです❣️


 今日の絵本は


 

くまげらのはる

手島圭三郎

リブリオ出版


 利尻にもくまげらがいます。

 黒い体で頭のてっぺんだけ紅いのです。


 色鮮やかな鳥なので、見つけると嬉しくなります。

 

 くまげらは、冬が近づくと餌を探すのが難しくなります。

 枯れ木の虫を食べるのですが、少なくなります。枯れ木の虫を食べてしまうと、木をつついてアリの巣を探して食べます。

 木には、くまげらが一生懸命につついた穴が空いています。


 山を歩いていると、穴のあいた木がたくさんあります。そして「トントントントン」とつつく音も聞こえてきます。

 きつつきがいるんだなあ、と思うだけですが、もしかしたら木をつついているのはくまげらかもしれません。


 くまげらは、木のがらんどうの中で暮らしていますが、朝の明るさと暖かさで春が来たのを知ります。春はくまげらにとっても喜びの季節です。優しく鳴き交わして、卵を産み、雛を育てます。


 おねがいおねがいおねがいおねがいおねがいおねがいおねがいおねがいおねがい

 欲張りもせず、諦めもせず淡々ときびしい冬を乗り越え、春がくれば、春の喜びを感じて暮らしていく。

 そんなクマゲラの姿がとても良いです。


 ケツメイシの「花鳥風月」に出てくる鳥のイメージです。