2023年6月24日 日高本線廃線跡巡り 第二部 | 鉄道歳時記

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日高本線廃線跡巡りの第2部です。

第2部のスタートは清畠駅です。ここの駅舎も豊郷駅と同じ待合室だけの駅舎です。

駅名を外した跡がなんだか物悲しいです。

ホームは雑草に覆われ始めていました。

清畠駅

清畠と厚賀の間にある賀張川橋梁。

清畠-厚賀 賀張川橋梁

厚賀駅はアーチ状の木製窓のある木製板張りの外壁を有する駅舎で、駅入口上に掲げられた駅銘板は一枚板に駅名が彫刻されたものでした。

厚賀駅

厚別川を渡る厚別川橋梁は撮影地として有名でした。夕日に染まった空をバックに厚別川橋梁を走る列車を撮ってみたかったです。

厚賀-大狩部 厚別川橋梁

大狩部駅にやって来ました。国道下の通路をくぐるとコンクリートブロックを積み重ねただけの待合所が現れました。

ホームに降りるための階段の上も下も雑草に覆われています。

大狩部駅

大狩部駅を越えてすぐの大節婦川橋梁の手前のレールは大きくうねってしまっていました。

大狩部ー節婦 大節婦川橋梁

節婦駅はログハウス風の建物で切り抜き文字の駅名もそのままでした。

節婦駅

踏切があった場所はレールが剥がされ線路内は立ち入り禁止の看板が立てられていました。

節婦ー新冠

新冠寄りの節婦川を渡る箇所にも小さな橋梁が架けられていて、その奥には建設工事中の日高自動車道の橋が架けられているのが見えます。

節婦ー新冠 節婦川橋梁

新冠川ではカヌーの練習?が行われていました。

節婦ー新冠 新冠川橋梁

新冠川の河口側に行くと判官岬をくぐる短いトンネルの坑口が見えて来ました。トンネル名は分かりません。

節婦-新冠 

海側から新冠橋梁とトンネルを一緒に。判官岬には標高約80mの断崖絶壁上に展望台があり、太平洋と新冠町の素晴らしい景観を楽しめるそうです。岬の名称は、その名前の通り、源九郎判官義経に由来との事です。

節婦ー新冠 新冠川橋梁

新冠駅の駅舎は1999年に改築されたもので、現在では「出会いと憩いのセンター」と名付けられた町の施設となっています。

新冠駅

新冠から静内に向かう途中にある浦里川に架かる橋梁を最後に第二部を終了とします。

新冠-静内 浦里川橋梁

6月24日の日高本線廃線跡巡り第二部は以上です。