蔵番長のつれづれ日記。

蔵番長のつれづれ日記。

倉庫会社に勤務し、「モノ」の動きで世の中の動きを感じながら、

つれづれに。

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3/11から2週間が経ち、例えば何気なく本屋へフラッと行くような、

少しだけですが、どこか心に余裕のようなものが出始めました。


とにかく突っ走りました。

出来ることは全部やろうと決めました。

デキナイとは絶対に言わないと心に決めて。


2週間たった今、少し振り返る時間が出来ました。

そして突っ走ったからこそ分かったことが一つありました。


自分の中で心掛けている言葉の一つ、
「正しくて難しいことをしなさい」

という言葉の意味が何か?を少し理解出来た気がします。


この言葉、P&Gで元バイスプレジデントをされた和田浩子さんの著書

「P&G式 世界が欲しがる人材の育て方」を読んで知りました。


救援活動に関わる支援をすることは「正しい」ことです、疑う余地は無いと思います。

でも実際にやってみて色々と「難しい」ことでした。


縁あって救援物資を当社で保管し、

出荷指示を頂き確実に石巻へ届ける仕事を始めて1週間。


「品番がない」「予定した個数が入ってこない」「在庫に無いものに出荷指示がかかる」など。。。

通常では考えにくいことの連続です。


でも、当たり前。

今、日本が「通常」ではないわけですから。

通常ではないのに通常のスタンスでいるから出来ない。

今の状況を把握して、その状況の目線で考える、すると難しくなくなる。


「外を見てから内を見る」まさにその通りです。


この1週間は試行錯誤でしたが、うまく軌道に乗せることが出来たと思っています。

確実に救援物資をお届けする体制を作りました。

もう安心です、なんでも来い!です。


この1週間自分がやったこと、やろうとしていることは本当に「正しい」のかを自問してきました。

そしてその実行した多くは「難しい」ことでした。


でもその正しくて難しいことをすることで自分も会社も、もしかしたら自分を

支えてくれている仲間も成長することが出来ると思いました。


少なくとも自分は、成長出来た、というよりも「幅」を拡げることが出来ました。

難しいことをしなければ、いままでやったことがないことをやらなければ

成長することは出来ないと思いました。


会社の人や仲間にも協力してもらって、無理も言って、時には言い合いもしました。

周りの人がいなかったら、自分はここまで動けませんでした。


だから感謝をしたくて書きました。


最近会う方々に嬉しい言葉を頂きます。

そんな言葉を聞くと、

「自分は正しいことをしていたんだな」

とちょっと嬉しい気持ちになります。


そんな皆さんの言葉が今自分を突っ走らせる原動力になっています。


だから今もこれからもがんばります。


皆さん、本当にありがとうございます、

これからもよろしくおねがいしますね。




3/11 14:46から1週間。


今の自分に何が出来るのかをずっと考え続けてきました。


色々なところで書いてきたものを集めてみました。


物流業界に携わっている人間として、一つお願いです。
すべての運送会社さんは何とかお客様からの物資や商品を届けよう
と本当に必死の努力を続けています。
しかし、いたるところでガソリンスタンド渋滞が見られるように、
トラックの燃料であるガソリンが無くなってしまうと、その物資を
運ぶことが出来なくなります。
皆さん、交通機関の混乱があることからやむを得ない部分もあろう
かと思いますが、
ガソリンの使用については必要最低限の使用をお願いできればと思
います。
...節電と同じぐらいとても大切なことだと思います。

勝手なことを書きまして、申し訳ありません。


【再び 物流業界に身を置いている今の自分に出来ること】
本日より当社倉庫から救援物資の大量な出荷指示が入りました。
福島、宮城への出荷です。防寒するためにとても有効な商品です。

我々は救援物資を出荷することが出来ます。
...お客様からの出荷指示に対して間違いなく出荷します。

でも、トラックが不足しています。一番大きな問題は燃料不足です


だからと言って、無理は言えません。言うつもりもありません。
でもみなさんのほんのちょっとの心掛けでトラックが1台動くかも
しれません。

出荷したくても出来ない歯がゆさを感じてなりません。
悔しい気持ちさえこみあげてきます。

みなさんの小さな積み重ねを大きくしていきましょう。

逼迫しているのは長距離のトラック輸送です。
特に大型トレーラーの燃費はリッター3km程度です。
プリウスではありません。

だから途中で給油出来ないと届けることが出来ない不安があって、
...車両はあるけど、走れないという現状です。

飼料輸出入協議会より飼料の輸送に関して、
緊急通行車両確認標章の交付が通知されました。
極めて特例的ですが、鹿島地域は国内最大級の飼料生産基地であり

被災地域の基幹産業でもありますので、まずは一安心です。
あとはトラックの確保です。
...
飼料基地であった石巻、釜石、八戸が大変厳しい状況ですので、
国内の飼料供給をさせることが出来るのは、まずは鹿島です。


今日は自分に何が出来るか?と色々考えていました。

その結果、当社の鹿島事業部への義捐金活動を、
会社の有志を集めて午前中から開始しました。
「金額は関係ありません。鹿島へ気持ちを届けるための活動です。
」と太字にして。
...
被災地への支援も大事なのですが、当社自体が被災しているので、
まずは被災された社員のみなさんとそのご家族に対して。

で思ったこと一つ。
「有志」って「志」の「有」る人と書く。

だから、志の有る人が集まれば何か出来るんだな、
と今更ながら。

自分にはそんな仲間が沢山います。
しかもその中にはすごい志を持った人たちも。

一人で出来ないことでも、
何人か集まれば必ず何か出来ます。

ですよね?(^^)


昨夜のニュースで「燃料不足は解消傾向」と取れる報道がありまし
たが、
すぐさま解消することではなく、むしろさらに節約をすべきと思い
ます。

節電も今まで以上に。
燃料の使用自粛はこれからもさらに意識して。
...
今日いわき市にあるお客様の工場から製品を引き揚げます。
工場及びその社員の皆さんは避難。
つまり製品を避難させるというわけです。

3/11以降色々対応させて頂きましたが、
一番震災を近くに感じることになると思います。

お客様の大切な商品を受け入れること。
今日、今の自分に出来ることでした。

今の自分に出来ることは、
物流業界に身を置く人間として、
いまの物流の現状を少しでも多くの人に理解してもらえるように
発信していくこと
であると考えて行動しました。

色々な方からコメントを頂きました、ありがとうございました。

普段よく分からない物流業界。
でも今回の震災でいかに物流インフラが社会的に重要であるか
が理解されていると思います。

今頑張らなければならないもののひとつが物流だと思っています。

がんばります。
今も
これからも。

先日、生まれて初めて落語を聴きにいきました。


最近知り合いになった方Aさんがとても落語に詳しく、昨年末の「情熱大陸」で柳家三三師匠の特集を見て

Aさんに「落語に連れてってください!しかも柳家三三師匠を!」と勝手なお願いをしていました。



情熱大陸の予告内容はこちら

「クラシカルだけどモダンな落語」。同業者や通の客をも唸らせる話芸で今年の花形演芸大賞を受賞。今、年間600以上もの仕事が舞い込む“超売れっ子”だ。番組では、楽屋裏で繰り広げられる師匠との緊張感溢れるやり取りから意外な練習場所、ユニークなリラックス方法まで普段中々見る事が出来ない落語家の「リアルな日常」をお伝えする。また、この秋挑んだ大ネタ公演の準備で心身共に追い詰められた三三がとった行動とは?
 落語とはこんなにも厳しく、孤独で、そして面白い世界だったのかと思わず膝を打ちたくなる場面が目白押しの30分。落語を見たことが無い人にこそ、是非見て戴きたい。


するとAさん、色々調べて頂き、念願の落語観賞に行くことが出来ました&しかも柳家三三師匠の日を調べて頂きました!

ということで池袋演芸場へ。


結論から言うと、新鮮で、刺激的で、想像以上にオモシロイ!

&江戸の人が「粋」と言われる理由も少しだけですが、理解出来たような。


なんでそう思ったか?を3つほど。



■聞き手の「心」をつかむ
□「枕」(ビジネスで言うところのアイスブレイク)でお題へ入る前に、まずお客さんの心をつかみ、
まずお客さんを惹きこませるプロセスはやはり必要である。
ビジネスでもアイスブレイクの効果が実証されているが、
いきなり本題ではなく、まずは聞き手の心をつかむ作業が必要であることを再確認。

■メリハリとナリキリ
□枕を経て、羽織をおもむろに脱いでからいよいよお題に入るが、
枕→羽織脱ぐ→お題のこの流れがなんとも素晴らしい。
話の繋げ方、お題への入り方が絶妙であると思った。

□一人で何役もこなすわけだが、いかにして当人になりきるかがとても印象的。
ジェスチャーが大きい人、声の抑揚を付ける人など、
人それぞれのクセのようなものがあって面白かった。
「いかにしてお客さんにお題をイメージしてもらうことが出来、かつ
惹き込めるかどうか。」

■粋
□昼から夜までやっていて、お客さんの中にはおにぎりを持ってきて、
一日中のんびりと過ごす。
ゆっくりとした時間が流れているようで、昔の日本人の粋を感じる。

■まとめ
□「笑い」がある場所というのは心地が良く、良い時間が流れている。

□また、何も道具を使わず、自分の「口」が商売道具である落語家(噺家)
は題目を憶えることも大事ではあるが、何より頭の回転が大変早くなければ出来ない。
会場の雰囲気を察してアドりブを入れたりすると同時に時間配分にも気を配る。
このあたりが「ファシリのお手本」と言われる所以ではないかと思った。

噺家のその立ち振る舞いを見ていると、今まで落語は「聞くもの」と思いましたが、
「見るもの」でもなく「魅せるもの」のように感じました。


落語、また行きたいと思っています!


あー楽しかった!


おわり。





木曜金曜で沖縄に施設研修に行きました。

那覇空港でANAが取り組んでいる「ハブアンドスポーク構想」の現場と特区を視察するものでした。




日程は少し強硬で

木曜

2230那覇空港着→2500-2700貨物ターミナル視察

金曜

午前は自由行動(首里城に行きました)

1200-1730特区、コンテナターミナルなど視察

1930那覇空港発

です。




沖縄は特区が多く、経済特区、金融特区、IT特区と3つあり、国際物流特区も提言して行くという特区ベースの経済政策。

特区は簡単にいうと税制の優遇。

しかし、沖縄県庁の方とのお話しを聞くにつれて、本来の目的は何なんだろう?と考えていました。




経済の活性化は当然です。

しかし、真の目的は「35才未満の失業率の改善」ではないかと。

全国平均が7%であるのに対し、沖縄は14%




懇親会で観光商工部の方にそのまま質問しましたところ、

「その通りです、同じ内容を知事が言明しています」と。




つまり、

特区を制定する→企業を誘致する→特に若年層の雇用を創出する→可処分所得増加→県内消費増加→経済活性化というストーリーがあるんだと思います。




でも、最後に見学した那覇国際コンテナターミナルでの説明を聞いて一つの疑問が。

航空貨物の積極的な姿勢とは正反対で貨物の集荷に大変苦労している。しかも65%は米軍関連の貨物であるという。




航空貨物はハブアンドスポークだから、那覇は中継機能を果たす意味ではアジア圏内の中心に位置しているので機能的。しかし、海上貨物は周辺の外国港との競争力は圧倒的に弱い。

なぜか?



沖縄県内に絶対的な消費力が無いから貨物がストックされないんではないか。




で思ったこと。

「観光」にフォーカスすべき。




①特区を3つ掲げているけども、全方位的に何でもやるというのはどうなんだろうか?

②税制を優遇すれば本当の経済の活性化は果たされるのだろうか?

③しかも果たして企業誘致はそこまで効果が出るのか?

④すべての特区をあれだけの面積の中で取り組むことが本当に効果的で効率的なのか?




仮に失業率を改善させることが本来の目的であるとするならば、素晴らしい気候と自然とアジアからの観光客が多いという立地の優位性を高めるべく観光事業に集中投下すべきではないだろうか?




懇親会で同業の大手物流会社の社長とお話しする機会があり、自分の意見を述べさせて頂き、質問してみると同じ意見をお持ちでした。

しかもカジノの誘致についても同じ意見。




例えばカジノなどのサービス産業を作る→観光事業に特化したインフラ整備をする→物資が必要になり物流が活性化→インフラを整備する必要が出る。

だから企業が来る。



税制優遇の特区で企業誘致をするよりも観光客を集客させる特区を作り、

その結果で企業がやってくる。




沖縄にはそれが出来るような気がします。




沖縄二回目だからこそ、これだけ勝手に意見が出ると思うと同時に、遠くの沖縄より近くのグアムなんて言われている印象しかなかったけども、

沖縄には魅力が沢山あるからこそ、日本初の観光特区モデルを作って欲しいと思いました。




同年代の観光商工部の方とも親しくなり、

「また来て下さい!今度は観光地などご案内しますので!」

ととてもあたたかい言葉を頂きました。




とても有意義のある貴重な経験が出来た研修でした。



おわり



















金曜日に初めてグロービスで受講したクラスの仲間との忘年会がありました。

実に半年ぶりぐらいの再会で、講師の方も参加頂きました。


他のクラスにも素晴らしい仲間に出会えていますが、このクラスの雰囲気は違うんです。


いい意味でマジメ。いい意味でおとなしい。

で、呑んでも必ずマジメに熱い議論をするんです。


金曜は「夢」について語りました、しかもなんとなく自然に。

このなんとなく皆が夢を語り出すカンジがとても好きです。



自分がグロービスの門をたたいたきっかけは、

「自分の知らない自分に出会って、そして自分の幅を拡げたい」

ということと

「人の笑顔に出会いたい」

という2つでした。


この想いをもって初めて受講した「クリティカルシンキング」というクラス。

自分の思考の狭さ、小ささに最初は情けなくなりましたが、なんとか3ヵ月乗り切ることが出来た。

その3ヵ月の「戦友」がこの仲間でした。


金曜の夜はそれぞれが明らかに成長していて、そして夢を語り合う。

仲間のその夢を聞いて、自分はまだまだだと改めて気合いが入る。


「刺激し合える仲間がいるって幸せだな」、って思った夜でした。