蔵番長のつれづれ日記。 -2ページ目

蔵番長のつれづれ日記。

倉庫会社に勤務し、「モノ」の動きで世の中の動きを感じながら、

つれづれに。

最近教育について考えることが多くなりました。


自ら大学院に通うことを決めたことも大きいなぁと思いながら、



そんなある日、聞いたこと。


地方で教室をされている先生が都内の教室を見学されたそうです。

その方、教室の風景を見て驚いたそうです。


何に驚いたか。


「子供が椅子にずっと座っていられる」ことに驚いた、と。


聞いた時に「え?それは当たり前ではないの?」と思ったけど、

最近の子供は落ち着きが無く、長い時間座ったり、一つのことに集中することが出来ないんだそうです。


たしかにそもそも子供は飽きっぽいところがありますが、

小学校などで授業中に椅子に座らずに駆け回る子供が多いんだそうです。


・・・正直、自分の小学校時代では決してあり得ない光景です。

だから想像出来ない。


でも、学校の先生をやっている友達に聞くと、それが現実だと聞きました。


なぜ?


その地方で教室をされている先生曰く、


最近は共働きが多く、子供が両親と接する時間が少なくなったことで、

触れ合っている少ない時間で自分自身をアピールしようとするあまり、

いたずらをしたり、動き回ったりして気を惹こうとする行動をするから、と仰ってました。


あとはゆとり教育の弊害は間違いなく影響しているとも。


つまり、「落ち着きの無い子供」は世の中の環境変化が影響している。


確かに自分の小学校時代は、最近のような女性の社会進出は盛んではなく、

またゆとり教育なんて無かった。

親がモンスターになることもなかった。


そう考えると、自分が「え?」って思ってしまうのも納得したんです。


社会環境が変化してしまったことで今の子供たちの性格や行動が変化したということ。


子供が出産の時に産道を抜けて誕生した瞬間にお母さんの肌に触れることで、

落ち着きのある子供が育つという調査結果があるそうです。


つまり両親はできるだけ子供のそばにいてあげることで、

子供は安心感を得て、落ち着きのある子供が育つ。


しかし、今の社会環境では簡単ではないことも事実。


今一番育てなければいけないことは、「人の心」ではないかなと。

人の心は形に出来るものではなく、そして同じものは絶対に無い。

だからこそ、「心」を育てることってとても大事であると。


心を育てる=「心育」。

勝手に考えましたが、とても大事なんじゃないかなって思います。



おわり



金曜日にお客様のゴルフコンペに参加しました。

総勢49名&参加されている方々もすごいものがありました。


結果は・・・ですが、

コンペに参加して感じたことがあります。


それは「つながり」を感じたこと。


そのお客様と取引をしている方々が一堂に参加されたので、

出版会社、WEB制作会社、契約選手、社員、加工会社、店舗設計会社、物流(は私)などなど・・・

と色々な業種業界の方にお会いすることが出来ました。


当社は物流を通じて事業の「サポート」させて頂いている立場なので、

いわば後方支援ビジネス。(ロジスティクスの語源の通りです)

他の方々は前方支援をされている方々といったところでしょうか。

サッカーでいうところのFWとDF。

従って、色々な方々が携わっていることを知る、とてもいい機会でもありました。


スティーブジョブスの伝説的なプレゼンの中で、

「つながり」について論じたものがあります。

かなり有名ですが、念のためこちら↓


http://www.youtube.com/watch?v=qQDBaTIjY3s


http://www.youtube.com/watch?v=ShoOOS2GrWU


先を見て点を繋げることはできない。

過去を振り返って点を繋げることは出来る。

しかし、本当に大事なのは、

将来を信じてその点を繋げられるようにすることだ、と。


この内容を人と人に置き換えるとするならば、

今までにお会いした人との繋がりを未来将来にわたり繋げることが大事。

=点が面になり、その力は強く確固たるものになる。


「人と人のつながり」はとても大切であると。

そして、そのつながりの線の太さが強さの大きさを表すのではないかなとも思いました。


一つの会社に対して関わりのあるそれぞれの会社が点であるとすれば、

その点を「つなげて」、「面」にする、それが会社の強い力になる。


これを自分に置き換えると、

「周囲の協力があるからこそ、今の自分がある」

「自分がいるから他人がいるのではなく、他人がいるから自分がいる」

だから、

「他人の成長に責任を持たなくてはいけない」。


と思った小淵沢での素敵な時間でした。


つい

あぁー、最近100切れないよぉー



えはじゅん










9/21に六本木ヒルズのアカデミーヒルズで行われた、

サントリー酒類宣伝部長のワダポンさんの講演を聞きに行きました。


http://www.academyhills.com/school/detail/tqe2it00000cni0y.html



タイトルは「角ハイボールの舞台裏」


会場は200名の定員満員という盛況ぶり。

和田さん、黄色の角ハイTシャツで登場。


「宣伝は目立ってナンボ」

との言葉通りの出で立ちでした。


宣伝とは

・人を振り向かせること

→斬新なコンテンツの開発と

→記憶に残るクリエイティブの強化

によって

「クロスメディアに乗せる」

ことであると。


一番印象に残った言葉が

「目標をビジュアル化」することが大事であると。


例えば

ハイボールの目標をビジュアル化する時に、

20歳の男性をターゲット

だけでも物足りず、

20歳の男性が数人で新橋の居酒屋で乾杯している

とここまで具体的なシーンをビジュアル化することで、より具体的になってくるという。

これは画期的でした。


しかも、そのビジュアルを共有して言語化することで更に深堀できる。


さらに「キーコンテンツ」をしっかり抑えることが大事であるともおっしゃっていました。

ハイボールのキーコンテンツは

「飲食店でハイボール」だったそうです。

ウィスキーやサントリーなどの固有な言葉を使わないことで伝播させることを意識したんだそうです。


即実践!と思いました。


また、ソーシャルをうまく使うことはやはり重要であると。

自社サイトでのPRしたり、

ブロガーを集めておいしいハイボールの作り方を披露したり。


キーコンテンツを中心に置くことで様々な手法で歯車が回転する。



お話の中で「ハイボール」と言う言葉の他の候補に「ウィスキースパークリング」があったという。

ハイボールという言葉は年配には馴染みがあるが故に若者には受け入れられないのでは?との懸念が

あったようですが、まったく正反対で、

「ハイボールってなんだか???だけど飲んでみたい!」という若手社員が

多かったらしいです。

事実、ウィスキースパークリングだったら自分もNOだったと思います。。。


ちなみにハイボールにレモンを絞る「ちょいしぼ」は20代の若手の発案だそうです。

役員は猛反対。でも抵抗感の無い若者にはレモンを絞ったほうがおいしいと考えたんだそうです、単純に。

結果として、今では「ちょいしぼ」の方が圧倒的に売れるんだそうです。


25年以上ダウントレンドだったウィスキー市場が前年比増を記録したわけですが、

その裏には緻密なマーケティングがあったことを知り、「これなら流行る」と思った講演でした。


考え方一つで再び活性化するもの。と思いました。


あと、ワダポンさんは「人を巻き込む力」があるんだろうと思いました。

「ワダポンさんは何かやってくれそうな気がする」という期待感と

「ワダポンさんが言うなら仕方がない」という納得感。


魅力のある方だと思いました。



「目標をビジュアル化する」


これ、本当に実行しようと思います。





昨日、都内の中華料理のお店を運営されている中国人の方に家族で食事にご招待頂きました。

港区に5店舗お持ちでいずれも大繁盛。

尊敬する実業家の方です。


妻のご両親が30年来のお付き合いで自分も10年ほどお付き合いさせて頂いています。


とてもエネルギーのある方で、今度新メニューを考えているらしく、色々コメントを

もらいたいとのことでご招待されました。

食事も楽しみでしたが、それ以上に滅多にお会い出来る方では無いので大変楽しみでした。


メニューはフレンチテイストのメニューで今まで食べたことのない、とても新鮮なものばかりでした。


とくに印象的だったのは、フカヒレスープ。

ホウレンソウとヤングコーンをすり潰してピューレ状になっている二色のスープの中にフカヒレの食感。


どれも丁寧に作っているなーと本当においしく頂きました。


そして話をしていくうちに、中国から来日してきた時の苦労話から始まり、

今まで聞いたことの無い話を色々お話下さいました。


一番印象的な話は、新店舗をオープンするために土地を探していた話。

どうしてもその場所でお店を出したいとの気持ちで、

一度は断られ、周囲からも反対されたものの、決して諦めなかった結果、

ひょんなきっかけでその場所でお店を開くことが出来た。


そのお店は今では1週間前でも予約が難しいお店になっています。



経営者は時として「直感」で動く必要があると思います。

それは経験から裏打ちされるものや、天性の勘からくるもの。

さらに「運」を感じる場面もあると思います。

この「直感」と「運」を備えていて、もともとの大変な努力家である方ですので、

成功しないわけはないなと思いました。

成功すべくして成功する方。



最後に僕に一言言葉を頂きました。


人生において仕事をしていく上で大事なことの一つは、


「何事にも決してあきらめないことです」よ

「あきらめらければ必ず願いは叶います」よ

と。


何度も本の中で読んだこの言葉、しかし実践され、結果を残している方に言われると、

その重さと深みが全然違います。

大変に説得力のある、胸の奥に響く言葉に聞こえました。


「決してあきらめない」


心に刻んで日々精進していこうと思った素晴らしい時間を過ごすことが出来ました。





毎週月曜の日経「景気指標」は毎週読んでいますが、なかなか興味深い記事が多いです。


今日2010/6/28の記事は


「W杯ボールを作るのは誰か」


シアルコトというパキスタン北東部の地方ではサッカーボールの生産が盛んで、

世界シェアの85%を生産しているのだそうです。

カシミール地方の縫製技術が優れていたこともあり、19世紀の植民地時代から

様々な縫製する製品が生産されてきたことで、一大生産地としての地位を築いた。


予想もつくが、4年に一度「サッカーボール特需」を迎える。

2002年の日韓大会と

2006年のドイツ大会と

ではともに受注量が例年の70%増。


しかし、今回の南ア大会では、50%程度にまで減少したという。

最大の理由は何か?

「子供を不当に労働させていることへの先進国の批判」。

児童労働撲滅運動の高まり。


よって、メーカーは生産地の移転を検討せざるを得なくなった。

従って、今回の公式球「ジャブラニ」は中国生産となった。

しかも手縫いではなく、機械生産。


労働賃金が安いところを求めて常に工場を移転し続ける

ことは必ず破綻する可能性を秘めているのだと思いました。


では中国に完全に生産がシフトするのか?


トヨタやホンダのストもあるように、中国国内でも労働賃金是正による

ストライキが実施されていることからも、そう簡単な話ではなさそうです。


W杯で盛り上がるその裏側にはグローバルプロダクトに関する

深刻な問題が隠されていると思いました。