昨年のil club EDONISTAぶりとなったダズル(´・ω・`)スマン

ドメーヌコーセイの味村氏とは、

塩尻のワイナリーフェスタでもお会いしたりと、

DAZZLE由来の楽しみは店内だけに留まらない(`・ω・´)

 

まあ何を食べても、何を飲んでも間違いなく(`・ω・´)バッチリ

ちょっと特別な日にバッチリ(`・ω・´)

 
4月の記念日に毎年行くことになっているのだが、
タイミングが難しく、5月になっての訪問(`・ω・´)
 
 
DAZZLE(ダズル)
 
 

やあ、我が名はえがりん(`・ω・´)フフフ

板橋妙齢会会長にしてシーランド公国男爵である( `・ω・´ )

 

ひとりの夜が怖いかね……

ひとりの銀座が怖いかね……

ひとりのエドニスタが怖いかね……

だからこそ私はそんな君と、ペアリングコースが食べたい(´・ω・`)シランガナ

 

 

読者のお嬢さん方はご存じのとおり、

大統領の接客も担当したサービスの神様、新川氏のお店(`・ω・´)デス

ウェディングパーティー欠席者、2人分のうち1人分を新郎新婦席に持ってこい!

というくらいにここの料理はいくらでも食べられてしまうわけで、

近所にあったら高頻度で通ってしまいそうなのだが、

不定期開催のイベントやエドニスタの時ばかり参加している(´・ω・`)


 

いつもプリフィクスコースにしていたのだが、

結局ワインが泡から始めてボトル飲んだりして、

結構飲みすぎる感じになるのだが、

今回予約しようと思ったらペアリングコースがあって、

もはや、カクテル抜きのエドニスタなのでは?状態。

 

 

最初からお店が選んだペアリングで行けるなら、

その方が間違いないだろう(`・ω・´)

 

そういうわけで、今回はこちら。

【CHEF'S COURSE 全6皿】 × ソムリエ監修ペアリング・ワイン5杯付

 
 
 
公式曰く
旬の食材を季節毎にお楽しみ頂ける全6皿お任せコースに、ソムリエがお料理内容に併せた5種類のワイン・ペアリングをお楽しみ頂けるマリアージュ・プラン
とのこと(`・ω・´)ワクワク
 
 
さて最初はやはりシャンパーニュ(`・ω・´)
 
乾杯用のシャンパーニュ。
3品種のブレンド
MANSARD
 
 
このマンサールはピノノワール、ピノムニエ、シャルドネのブレンドで、
まあ、間違いなく美味しい(`・ω・´)フフフ
 
 
 
ここに合わせるのが、
 

■シェフからの一口のお愉しみ

 
カツオの炙ったヤツ(`・ω・´)デス
そこに、ズッキーニのピュレと、
海老を結晶化したパウダーが(`・ω・´)
 
ほぼ、海老の香りで、
このパウダー、すごい(`・ω・´)
 
 
そして、パン(`・ω・´)
 
 
DAZZLEのパンが美味しいことはみなさんご存じのとおり(`・ω・´)
パン屋まで出しちゃうくらいだしなぁ(´・ω・`)
 
 

■冷前菜

バフン雲丹のフラン コンソメ・ジェラティーナ

 
たまごにクリームとしじみをクリームっぽくしたものに、
バフンウニ、コンソメジュレという構成。
キャラメルの香りがして、濃厚なプリンのよう(`・ω・´)
 
 
美味しくて頭がおかしくなってくる。
 
 
ここに合わせるワインはREVE
 
 
このレーヴェはマルケのワインで、
品種はペコリーノ(`・ω・´)
 
 
羊が食いつくすくらいに大好きなぶどうなので、
ペコリーノと名付けられた品種なんだそう。
初めて飲むなぁ(`・ω・´)フフフ
 
 
 
樽とステンレス、半々で熟成したいいとこ取りワインだそうで、
樽の熟成感とステンレスのフレッシュ感が(`・ω・´)
 
ほんのり香るバニラ香がクリームにピッタリ(`・ω・´)スゴイ
テクスチャーがとろっとしていて、クリームに合っている。
さすがのペアリングコースだなと、
鳥肌が立ってくる(`・ω・´)
 

■温前菜

ブルガリア産 フォアグラのソテー

レモンのメレンゲと人参のピューレ ホワイトバルサミコのソース

 
吾輩はフォアグラ大好きでロッシーニ風とか、
大好物なんだが、このフォアグラは格別(`・ω・´)スゴイ
 
 
このフォアグラにはレモンのメレンゲ(丸っとしたものと粉)
のさっぱり感とキャロットラペ&ピューレ、
バルサミコのソース、すべて合わさって複雑な味になっているが、
 
なんと言っても、
ワインと合わせることで
3倍以上に美味しくなる(`・ω・´)
 
 
合わせるワインは、マルサラ。
 
フォアグラの甘さに合わせて、
という、甘い×甘いのパターン。
 
 
マルサラはその甘さから、
ソースに使われたりして、
なんたらのマルサラソース、
という形でよく目にするが、
確かに飲むのは初めてな気がする。
 
 
このタルガはシチリア産のレゼルバ。
マルサラは酸化熟成させたワインで、
熟成感が必要なので2007年のものになっている。
 
甘い紹興酒みたいだと思ったら、
この紹興酒らしさを出しているのが、
酸化熟成なんだそうだ。
 
 
そして、いつものソムリエさんが、
飲むタイミングも重要ですよね☆(ゝω・)v
フォアグラを飲み込む直前に飲んでください☆(ゝω・)v
とアドバイスをしてくれて、
 
口内調味だ(`・ω・´)
(欧米人は口内調味できないらしいが)
 
ほんとに、爆発的に香りが高まって、
フォアグラの香りと共に余韻も長く楽しめる。
 
こういう見事なペアリングを味わってしまうと、
もうペアリングコース以外は選べないなぁ(`・ω・´)
 
 

■パスタ

自家製石臼挽き小麦の手打ちスパゲッティ

アワビと筍のアーリオ・オーリオ

卵黄カラスミ仕立て

 
アリオリにアワビのキモの旨みに卵黄からすみという、
アリオリ系に旨味をこれでもかと入れてきているパスタだが、
ソムリエさん曰く、
玉子とワインは合わせるのが難しいんだそうだ。
 
 
 
その中で、
オレンジワインは玉子にあうんですよ、
ということで、ワインはこちら(`・ω・´)
 
STORI MARANI
ジョージアのオレンジワイン。
これは2019年のエドニスタの5回目で飲んだワイン(`・ω・´)
 
 
オレンジワインはひとことでいってしまえば、
白ワイン向けのぶどうで赤ワインみたいに皮も入れて作ったワイン。
 
読者のお嬢さん方はご存じのとおり、
オレンジワインといえばジョージア。
ジョージアといえばオレンジワイン(`・ω・´)
 

ジョージアは考古学的にワイン発祥の地であると証明されていて、

8000年前の製法で、クヴェヴリという壺に皮や種ごと入れて埋めて、

3~6か月発酵させる。

 

この壺のポイントとなるのはやはり土なのだが、

従業員はどこの土なのか誰も知らされておらず、

継承者にだけ教えるそう。

 

さらにこのツボは1200度くらいで焼かれて作られていて

50cmずつ積み上げて乾いては積み上げてを繰り返して作るとのこと。

 

近年流行りのアンフォラ醸造も陶器の壺で発酵させるのだが、

それで使うテラコッタ(いわゆる陶器)は500度程度だそうで、

このジョージアの壺はより高品質なんだそうだ。

高温で焼くと密度が高くなって土の成分が溶け出さなくなるらしい。

 
 
このワインももちろんクヴェブリで作られている。
 
そういえば、エドニスタも4年前のワインで、
今日のワインも4年前のワインなので、
4年がこのワインの飲み頃なんだなと納得。
 
 
皮から出る旨みがイノシン酸系の旨みで、
タンニンとパスタの油とで相殺するとのことで、
いや、これもほんとにすごいペアリング(`・ω・´)
 
オレンジワインの皮やタネからくる、
ギュッとしたタンニンで、
パスタを洗い流していく感じがする。
 
 
 

■メインディッシュ

宮崎県産 都萬牛のサーロインのタリアータ

ルッコラとパルミジャーノ 

スーゴ・ディ・カルネ- 肉の旨味のソース

 
都萬牛は、2021年に自宅で食べたのだが、
とにかく旨味と脂がすごかった印象で、
 
 
過去に都萬牛でブログも書いているんだが、
ソムリエさんが、
一度出産させてるサスティナブルな牛なんだとおっしゃっていて、
長期間飼育していることしか知らなかったので、
なるほどなぁと(`・ω・´)ホホォ
 
 
いやぁ、ほんとに美味しい(`・ω・´)フフフ

 
ここに合わせるのがトスカーナのボルゲリのワイン。
VOLPOLO。
 
 
ボルゲリは吾輩の好きなマッキオレも作っている土地。
 
スーパートスカーナと呼ばれている一角で、
こちらはサパイオ氏のワイン。
 
 
酸味は伸びやかでエレガントとのこと。
 
 
で、まあ香りを取ってみると、
森や土という感じでこれは間違いないなと(゚д゚)ウマー
 
確かに、よい酸味で、
ペアリングとしても最高であるが、
これは単品でも好きなタイプ(`・ω・´)
 
 
今日はイタリアのワインが多かった印象だが、
最後もやはりイタリアで、
普段からイタリア率が高いので、
馴染みやすくてよかったかもしれない(`・ω・´)
 

■デザート

プラリネと季節の柑橘のミルフィーユ仕立て

 
チョコと柑橘って、
なんとなく合わないように思っていたが、
これが、合うんだよなぁ(゚д゚)ウマー
 
 
 

■食後のお飲み物

コーヒーまたは紅茶

 
 
チョコなら、コーヒーかなと思ったところ、
柑橘を考えると、紅茶だったかもしれない。
2人ともコーヒーにしてしまったので比べられず(´・ω・`)
 
どっちがよかったかなぁ。
 
 
こちらがメニュー。
 
 
基本の構成はほぼ同じなのであるが、
一部の食材が変わったりする様子(`・ω・´)
 
 
店内はこんな感じ。
 
 
 
 
 
 
 
外観。
ミキモト銀座ビル(`・ω・´)
 
 
 
ちなみに、
ペアリングコースと、
ペアリングではないコースでは、
5500円差しかなく、
 
1杯1100円と考えると、
ペアリングコースのお得さがわかるはず(`・ω・´)スゴイ
 
 
ちなみに、よくペアリングセットを堪能している、
マリアージュさんの5杯セットが5700円なので、

 

 

DAZZLEでそれを上回る価格設定とは、

驚きである(`・ω・´)

 

ペアリングの楽しさを知ってしまうと、

ワインをやめられんなぁ(`・ω・´)フフフ

 

イベントでもないのにこのペアリングだと考えると、

次回エドニスタ、どんなすごいことになるんだろうなと、

期待が(`・ω・´)

 

RESTAURANT DAZZLEイタリアン / 銀座一丁目駅銀座駅有楽町駅
夜総合点★★★★ 4.0