こんにちは。板橋妙齢会会長のえがりん@暴飲暴食です。
今回は「総集編は嫌だぁ!」的な更新。
さて、大勝軒巡りを気ままにやってきたまとめ的な感じ。
全然体系立ててないし、なんでお茶の水行ってないのとか言われそうだけど、
頑張って食べに行ったり、行列に耐えてまで食べるとか、
ちょっと、そういうのは他の方に頑張っていただくとして(´・ω・`)
以下、どうぞ。
【東池袋系 (もりそば商品化の元祖、山岸一雄氏の弟子)】
※いわゆる"大勝軒"。一般的に大勝軒と聞いたらだいたいこの系統を指す。
2015年山岸氏の逝去に伴ってのれん会(感じの悪い本流)と守る会(本流が感じ悪いから謀反)に分裂。
どちらも源流である丸長のれん会にも加入していたが、2016年"のれん会"は血迷ったのか脱会。
(もはや、守る会が正統な感じになっている気がするな。独立した大御所がそろってるし)
はっきり言って、我々部外者にはどうでもいい話なんだが、まあ話のネタとして。
東池袋 大勝軒 本店(東池袋・ラーメン) 【のれん会本店】
初めての大勝軒はここだったが、後に"いわゆる本店なので、人気なんだなー"と思うように。
いや、悪くはないんだが無難。美味しいけど、行列できるレベルではないと思う。
話題作りとして行くならともかく、お昼時に並んでたら他に行った方が。
昔は美味しくない弟子のお店が多いなんて言われていたが、逆になってる気がする。
東池 おはこ 大勝軒(巣鴨・ラーメン) 【守る会】
王道の大勝軒。昔、行列ができていた時の味はここだと言われている。
旧本店の「味の番人」のお店であり、昔からのファンには有名店らしい。
住宅街にあるので、地元に溶け込んでいるタイプだが、一見さんでも居心地がよい。
間違いない中華そばともりそばにビールで、街の中華屋さん的な雰囲気に。
よくも悪くもいわゆる大勝軒のあるべき姿を体現している気がする。(俺の中で)
大勝軒いぶき(光が丘・大勝軒系ラーメン) 【守る会】
地元に溶け込んでいるタイプの大勝軒。完全に家族経営的な感じで好感。
みず菜が乗っていたり量が200or300gが選べる(本店は320g固定らしい)
やや細めの麺がマイルド寄りなスープによく絡んで新鮮。
丼の中からよくわからないオシャレな感じがする。
滝野川 大勝軒(池袋・大勝軒系ラーメン) 【のれん会直営】
らーめんも、もりそばも、量はまさに大勝軒!
味のまとまりも東池袋の本店よりずっと上じゃないかと思う。
池袋界隈の中では一番まとまっていて美味しいのでは。
マスターがずっと常連?としゃべっているが、やることはやってるので問題ない系。
頂(中板橋・大勝軒系ラーメン) 【守る会】
大勝軒と名付けていないのには理由があることがわかる(おはこの弟子)
大勝軒系スープと別に東京とんこつ醤油系も作っているすごいお店。
めっちゃうまいのにランチをたまにサボるから困る。味としては、推薦する。
さい。(大山・大勝軒系ラーメン)【所属会派なし】
腹いっぱい食わせてやるよっていうサービス精神は山岸氏を最も色濃く継承しているお店な気がする。
ラーメン激戦区とはいえ都心から離れていてめちゃくちゃ混まない立地だからできる心の余裕がそうさせるのかもしれない。
(デフォルトでワンタン入りなんだが、なぜかワンタンはメニューにない)
山岸一雄製麺所 イオン板橋店(東武練馬・麺)【所属会派なし】
大勝軒を名乗らずに創業者を名乗るという新手法。まあ、味がまったく大勝軒ではないので。
山岸御大の名前を冠しておきながらまったく別系統(´・ω・`)ナニソレ
というレベルで、恥ずかしげもなくそんなことができている厚顔無恥さに感心する。
大勝軒と思わないで食えば、「フードコートのラーメンの味だー」という感想です。
予備知識のないファミリー層がこの味を大勝軒だと思い込んでしまうのは関係者ではない俺ですら行き場のない怒りを感じるレベル。
でも、フードコートのラーメンとしては上出来なので、商売上手だなーと思っている。
(二郎インスパイアチェーン店の一業態だが一応弟子が関わっていて無関係とな言えないので、
とりあえずここに分類したんだが、東池系じゃないよなぁ、ここ)
麺屋 楠(上板橋・大勝軒系ラーメン)【のれん会】
丁寧で上品でまっすぐな感じの味。
奇をてらわない、おもしろくないけど間違いのない味を提供してくれる。
大勝軒の基本を洗練させたような味で、大勝軒を名乗らないのが意外。ビジュアルの問題かな?
メンマが特徴的で、シャキっとしてて筍の風味を感じることができる。
なお、つけめんは大勝軒風味を残しつつもドロッと節系統でもある。
ノービネガーで酸っぱくなくて、甘めだが醤油寄りで、たぶん万人向け。
土地柄、休日ランチがガラガラなので流行らせていこうぜ(・ω・`)ウマイヨ
板橋大勝軒なりたや(板橋区役所前・大勝軒系ラーメン)【守る会】
さて、満を持して。板橋区内最強の大勝軒はここだと思う。
大勝軒スープ、濃厚スープ、塩スープを3大柱としたオリジナルも手がける店。
どれもこれも完成度が非常に高い。
上品でもワイルドでもなく、計算高さを感じる味で、バランスがとても気持ちいい。
特にもりそばは、酸味・甘み・醤油感・ピリ辛さが、渾然一体としている。
一体としているのにそれぞれの味にメリハリがある。もりそばなら断然ここ。
南池袋 大勝軒(池袋・大勝軒系ラーメン)【のれん会直営】
池袋の大勝軒の中で一番人通りのある場所にあるこちら。隣が二郎だし(・ω・`)
場所柄、攻めてきているのか濃厚やカレー味なんかも置いている。
基本の中華そば、もりそばは無料オプションで中盛りにすると、フードバトルを楽しめる。
中華そばは、薄味だが飽きさせないであの麺の量を食べきれると考えると凄いスープだ。
もりそばは、甘さ寄りの設計なので好みの人は好みかもしれない。
CP重視で大量に食べたいときにはここかな。ただし、味にインパクトはない(・ω・`)
【永福町系(草村製麺所を起源とする独自の系統)】
川越大勝軒(本川越・ラーメン)【のれん会】
素朴な感じのにぼし系醤油の中華麺。少々の油膜で熱々。丼がめちゃくちゃでかい。
素朴ゆえに癖になるという感じで、飽きがこないラーメン。
綺麗な木のぬくもりのあるお店なんだが、街の中華屋ポジションに片足を突っ込んでいる感じはする。
永福町系だけど、東池袋系ののれん会に加盟しているらしい。
【丸長系(誤解を恐れず一言で説明すると東池系の源流。実は東池系も丸長系に含まれる)】
元祖つけそば大勝軒・ヤスバ(西台・ラーメン)
地元の常連さんがきてくれればそれでいいんだ系の街の中華屋さんスタイル。
さっぱりした感じのらあめんで、チャーハンと合わせて食べるとチャーハンのうまさも倍増。
つけそばも醤油ベースの仕上がりで酸味とピリ辛で、引き締まっているタイプ。
餃子が肉々しくてうまい。交通系ICカードが使えるという不思議な店でもある。
【それ以外の系統の大勝軒(その他独立系)】
麺家 大勝軒(有楽町 ラーメン)
あの大勝軒を想像して食べると全然違うので違和感を感じるが、
このラーメンとだけ向かい合えば、かなりうまいラーメンだと思う。
(作りとしては永福町系に近いと思うが独自系統)
【大勝軒っぽさがあるところ(味の系統が東池大勝軒に近い)】
魂の中華そば(上板橋・らーめん)
つけは別として、中華そばは大勝軒の風味を感じる。
実は、ここはかなりうまい。すげーうまい。1日80食のみ。
休日にふらっと行って食べるのに最適なマイワンオブザベストラーメン。
ラーメン激戦区の成増の超老舗。
味はほぼ大勝軒で、大勝軒大好きっ子を公言している。
スープはともかく、麺は山岸御大に教わったらしい。
時間をずらせば並ばないで済むのでこの界隈で大勝軒気分になったらオススメ。
正直、ラーメンネタでブログ書くの嫌なんだよね(・ω・`)カイテルガナ
他に比べて変なのがくる可能性が高いんだよな(´・ω・`)
えがりん
