人生100年時代が近づく中、「老後」という単語について考えました。
老後とは年をとってからの年のことです。
ただ、何歳から「年をとった」と考えるべきでしょうか。
少し前までは、「老後は60歳から」と考えるのが一般的でした。
日本の景気がバブル絶好調だった1990年の日本の平均寿命は
女性が「81.9歳」
男性が「75.92歳」
です。
さらにもっと遡ると
戦後まもない1947年の日本の平均寿命は
女性が「53.96歳」
男性が「50.06歳」
です。
60歳で定年退職し、残りの約15年は晩年を楽しむライフサイクルが一般的でした。
こうした区切りから60歳から「老後」と感じる人が多かったのかもしれません。
ライフサイクルに多様性もなく、
学生時代は勉強をし、それから仕事をし、家庭を持ち、定年とともに老後の生活です。
ただ、時代は大きく変わっていきます。
LA Babyによる卵子提供プログラムが始まった2004年の平均寿命は、
女性が「85.59歳」
男性が「78.64歳」
にまで上がっていました。
既に2000年から厚生年金の支給開始年齢が60歳から65歳に変わっています。
ちょうど、この頃から古典的なライフサイクルについて考え直され、
老後は65歳からと考える人も多くなりました。
まだ働いている60歳を「老後」と考えるのは無理があります。
実際、昔の同年齢の人達よりも、今の同年齢の人の方が若く見えます。
2020年には、ついに平均寿命は
女性「87.60歳」
男性「81.49歳」
までになりました。
近々、日本には100年時代が到来すると言われています。
「平均寿命100歳」なんて時代が本当に来るかどうかはわかりませんが
ライフサイクルは見直していくべき時は来ています。
これからのライフサイクルは100年人生で考えるようになれば
「老後」という概念もなくなると思います。
100年人生で考えますと、人生は今までよりも大きなスパンで考える必要があります。
熟年離婚されるご夫婦も増え、卵子提供で50歳から家族を考える人もいます。
若い頃に卵子を凍結させ、50歳前後で妊娠・出産されるのも一般的になるかもしれません。
30歳で仕事をやめて休む人もいれば、50歳から学校に通い始める人もいます。
全てを同時進行に進める人もいます。
60歳で医師免許を取得し、それからドクターになる人も珍しくなくなるかもしれません。
老後なんて言葉に惑わされず、新しい概念のライフサイクルを考える人が増えていくでしょう。
小さい時に悩んでいたことは、今考えれば、たいしたことではありません。
100歳になった時に、50歳で悩んだこともたいしたことではない事に気づくはずです。
高齢出産がけっして良いとは言いませんが、40代で出産された人は
100歳まで生きる可能性は通常の4倍という調査結果があります。
つまり、卵子提供で出産された方々は100歳まで生きる確率がさらに高くなります。
卵子提供で出産された多くの方々からは、出産後も連絡が来ます。
生活のことや学校のことなど、いろいろなお話をしますが、
みなさん子育ては順調のようです。
とても幸せに生活されています。
年配の方々から、よく「孫はかわいい」というお話を聞きます。
おじいちゃんやおばあちゃんは、孫とよく遊び、知らないことも多く教えてくれます。
年配の方々は、年を重ね、人生に「余裕」があるためです。
人の幸福度も60代以降にピークを迎えるデータは、世界中にたくさんあります。
それは、高齢になるほど人生経験からの「余裕」があるためです。
卵子提供で出産された患者さまの子育てが順調なのも「余裕」から来るものだと感じています。
今日、6月5日は、「老後の日(ろうごの日」です。
ろう(6)ご(5)という語呂合わせが由来です。
2008年に神戸市老後福祉施設連盟によって制定されました。
将来、「老後」という言葉がなくなり、こうした記念日も懐かしく思う日が来るかもしれません。
東京と大阪で卵子提供説明会開催します。
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