性格は遺伝するか、環境が影響するか | LA Baby - 代理出産 卵子提供エージェンシー

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卵子提供プログラムで誰もが気になるのが遺伝です。

 

子供は親に似ますが、はたして遺伝が影響しているのか、環境が影響するのか

 

多くの研究は発表されています。

 

 

 

 

 

養子縁組で育てられた子供は、どういうわけか育ての親に顔つきまで似てくる話はよく聞きます。

 

育てられた親の背中を見て子供は育つので、

 

性格も似てきますし、知能も似てきます。

 

それでは、どれくらい遺伝が影響しているのか、環境が影響しているのか

 

誰もが一度は考えたことがある疑問です。

 

 

 

 

 

一卵性双生児は、1個の受精卵が完全に二つに分かれるので、

 

遺伝子や塩基配列は完全に同じです。

 

事実上のクローン人間です。

 

この一卵性双生児の子供がもし別々の親や環境で育てられたら、

 

はたして同じ性格や知能を持つ子供が育つのでしょうか。

 

過去にいくつも同じ実験や研究をした人はいますが、

 

あまり同じ状況の子供は見つからず、なかなか研究例は見つかりませんが

 

昨年、カリフォルニア州立大学のナンシーシーガル博士が

 

新たに別々の環境で育った一卵性双生児を見つけ科学誌に発表しました(こちら)

 

 

 

 

 

対象者の一卵性双生児の子供は1974年に韓国で生まれました。

 

子供が2歳になった頃、市場に訪れた時に一卵性双生児の片方が行方不明になりました。

 

親が目を離したすきに、どこかに行ってしまったようです。

 

その子供は町から遠く離れた病院で保護され、孤児になってしまいました。

 

孤児になった子供はアメリカに住む夫婦に養子縁組として迎えられ、

 

別々の親と環境で育てられた一卵性双生児となりました。

 

 

 

 

 

45年後に行方不明の子供を探すプログラムで二人を見つけ再会しました。

 

一人は行政官となり、一人は料理人となっていました。

 

つきたい職業は環境が大きく影響するのか、全く異なった職業です。

 

韓国で育った一卵性双生児の家族は団結力があり、環境が良かったようです。

 

一方、アメリカで育った一卵性双生児の両親は喧嘩が多く、宗教的な考えが強かったようです。

 

実際、韓国で育った子供はまわりの事を気にするタイプの子供で、

 

アメリカで育った子供は個人主義的な価値観でした。

 

IQも全く違い、韓国で育った子供の方が16ポイントも高く、

 

知覚的推論と情報処理能力に長けていました。

 

精神面では、お互いに自分の生活や仕事に満足し安定しているようです。

 

 

 

 

 

今回の研究は、数ある同様のケースのサンプルが一つ増えたことに過ぎませんが、

 

とても興味ある内容でした。

 

 

 

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