先日1月27日の土曜の稽古は戴氏心意拳の生徒さんだけだった。
いつもの基礎練習は流れる様に丹田功、虎歩、五行拳、十大形少し。
この辺りは慣れたもので、逆に代わり映えはない気がした。練習生の皆さんも段々と注意点が小さくなって来て、注意自体も減って来ている。良い傾向だと思う。
今日の対練は伝統武術の散打第一段階をやった。
第一段階散打=初心者用の散打である。
やり方も簡単で、定歩推手の様に足を止めて行う。
一応、私とだけやってもらう事で顔面は有りにした。私は軽く当てることができ、相手は余り気にせず
打ってもらえるからである。
足を止めて散打をやると、脚を使って逃げることが出来ない。
身法も前後しか使えない。
最初は打たれまくる。
が…段々と腕で相手の腕を制することができる様になって来る。自分の制空権を保てる様になって来る。
皆さんは間合いで誤魔化していることに気が付いてくる。
このやり方に慣れて来たら、逆に脚を動かしてやってみると無駄に後ろに下がったり
ゼエゼエハアハア息が切れたりもなくなる。
散打が強くなる。