先日、とあるドトールでレジ斜め前の席に
会員さんを発見しました。私もレジで並んでいたので、あえて声はかけませんでしたが手を振ったり顔を覗き込んだり無言で色々やってみましたが
その人は気がつきませんでした。
ついでにイヤホンもされていましたし、、、
太極拳の技もそう言うところがあります。
相手が気がつかないところで動いているので何をされたのか解らないまま崩されます。
問題はなぜ気がつかないのかと言うところにあります。
自分が動きすぎている場合や、力を出しすぎている場合は人間はシングルタスクになってしまって
他のことには気がつきにくくなってしまうからです。太極拳の技はそれを利用して相手に技をかけようとします。
それは非常に難しいのです、おそらく太極拳人口の99%はその技術を使えず、そのことも知りません。太極拳推手倶楽部では中級以上の技術で出てきます。
もっとも近年の太極拳の衰退はその動作が形骸化し、ご年配の先生がそう言う技術を使えないまま先生となって未だにその技術を追求し生徒にもあまり教えずに、基本の基本のようなことばかりを
生徒に学習させようとしているのが一因としても考えられます。
学生には推手で崩し合いを多く経験させて、太極拳でも散打を練習してもらい、推手の意味を知ってもらいたいです。その上で技術の理論体系を学ぶと更に深い太極拳が学べるはずです。
そう言う太極拳を学べるのは↓
