【武術の効用】いじめと武術 戴氏心意拳 八卦掌 カンフー | 東京 護身術、中国伝統武術 掌友会のブログ (東京)

東京 護身術、中国伝統武術 掌友会のブログ (東京)

護身術やボディワークそして
ちゅうごくけんぽう(中国拳法)を
練習する管理人の様々な出来事を
書いていきます。
古武術 護身術 武道 武術 健康
強健 

いじめる側は悪い!

これはもはや当たり前で、いじめがあった無かったのか論じ争うようになってきていますね。

あー言えばこーゆーと言った感じで大津のいじめ問題などはどこの県にでも国にでもあって子供だけでなく大人の中にももちろんあります。そして、大津のいじめでの自殺をしてしまった若き魂はお父さんお母さんに相談してほしかった…親としてはね。

(親には相談しにくい…それもなんかわかります、何故だろ、思い出せない…)

私も学生の頃を思い出してみたが、確かにいじめっぽいものはクラスにはあったように思います、しかし最近のいじめのように陰湿では無かったように思える。これは私がラッキーだっただけだろうか、私は小学校二年から剣道をやっていた。武術や回りに守られていたのかもしれない。

 

武道や格闘技を習っていじめをやっつけよう!よくあるキャッチですが、では何故武術や格闘技を習ったらいじめを克服できるとおもっているのでしょう。

そして、実際はどうなんでしょう?

 

武道や武術の根底には身体を鍛えていくと心も鍛えられ、そこで正しい教えをうけると正しい人間になる。と言うものです。身体を鍛えることで心も常に前向きになれる、ということでしょう。病気の時は誰もが不安で明日の事を良くは考えにくいものです。人間の基本である身体をまずは強くしていく事が明日への希望をつくり精神的に強くし、少々誰かに何かを言われたくらいではへこまないタフさを得るのではないでしょうか。また、何かに熱中している者は誰かをいじめようとも考えない(そんな暇ない…)。

 

では いじめの予防には武術は有効なのでしょうか?

実際問題として武術を稽古しているという抑止力があります。実際に武術、武道を他人に使う事はほとんどないと考えます。いじめをおこなうものは相手を見ます。いじめることで自分にリスクがない人物を選ぶのです。もし、武術で復習されたらいやだと考えるでしょう。そして武術や武道を習っている子供は賢い子供が多く見受けられます。(私を除く)少し先の事を想像する頭脳を作ります。

 

格闘技やスポーツとは違うのでしょうか?

格闘技と武術、武道は流派によると言ってしまえば様々な考えがありますが、基本的には違うものです。武術は試合形式の練習をさせるのに時間を掛けます。身体や思考が安定するまで組手をさせてない流派を多数しています。組手すらさせない流派もあります。武道は格闘技やスポーツに近く安全に防具などを使用して試合形式の練習をさせます。

スポーツは試合のために練習をしますが、武術や武道は明日の自分を守るために稽古します。格闘技もやはり試合のための練習です。

 

当家は戴氏心意拳の家元ですので子供には可哀想ですが半強制的に練習をしてもらっています。最初は嫌がっていましたが、今は稽古に行くといって家を出ます。そして、泣きながら頑張っています!段々と泣く回数が減ってきています。キックも上手になってきています。五歩拳も一応おぼえました。

 

うちの子頑張る力が付いてきています。

武道、武術は良いものです。もちろん格闘技やスポーツも良いものです。身体を動かし汗をかいて疲れて眠る。これに尽きると思っています。

 

私は子供に自分の信じる武術を続けさせようと思っています。