いざと言う時に役に立つ護身術
1、考え方
毎日のように不幸な事件が多数発生している。それは怨恨などもあるであろうが突然起こるものも
ある。先日も16歳の高校生が女性をアイスピックで刺して殺したとして警察に拘束されている。
護身術の考え方はトラブルに巻き込まれて殴りかかられたときどのような殴り方で対応するかの
マニュアルを説いたものが多いが掌友会の護身術の考え方は武術の精神と兵法に説いたもので、出来るならば相手とぶつからないで(喧嘩をしない)事なきを選ぶ法である。
一度、襲われてしまったら近代においては便利な武器もあり屈強な男でさえ瞬時に無力化することが容易である。襲われることは圧倒的に不利なのだ。
襲われないことが一番。
しかし、不幸にも事が起きてしまったら、相手の事は考えず生き残るために行くしかないのである。
2、情報
自分の身の回りの変化に気付く事が護身術においては重要である。
これは私が経験上思ったことですが、女性の方が危機感知能力が高いように思います。
回りの変化に敏感でいろいろな情報によく気が付きます。どうしても女性の方が男性より体力が無い事が多く危機感知能力が発達したためではないかと思います。そして危機を察知する能力が護身術を成功させます。
恐ろしい中でも見てほしい。見ると言う事は情報収集である。
パニックからの脱出
危険な状況下においては誰もが目を覆いたくなる光景や恐ろしい脅し自分に降りかかる恐怖が目下に迫ってくる。しかし、これに目を背けてしまったらその後の人生は恐ろしいものになるでしょう。怖いものでもよく見てください。パニックになって相手の言うとおりにしてしまったら死ぬよりも怖いことが待っているかもしれません。そのあとの何年か何十年かを生きながら地獄の中でくらすことになるかもしれません。
お腹で息を吸って脳まで考えをめぐらせましょう。
3、技術
使う可能性は非常に低いが少しは覚えなくてはならい事がある。覚えておけば自分への保険が増える。
技術は武術家が毎日毎日稽古してもなかなか身につかない、それを数回の講習で身に着けることは
不可能に近い。しかし、技の中には非常に覚えやすく使いやすいものがその武術の中には数点必ずと
言っていいくらい存在する。そのポイントを習い出来るだけ反復しよう。また護身術講習会などではそういう技を教えてくれることが多い。
反復練習の数だけ自分の生存率が上がるのだ。
弱点を突く事が一番大事。
護身術は試合ではない。自分が被害をこうむるのを回避する方法である。危機的状況では自分の命や権利が一番大事である。
これがお互いのいがみ合いによる”喧嘩”であればこれは当てはならないだろう。
喧嘩ではほんの少しの思いやりを持った方がいいからである。”喧嘩”では私情のもつれや相手との話し合いがこじれたなど、友達の場合もあるだろう。状況変化がある前には何かしらのコミュニケーションが有ったり大勢の人がいたりと一方的ではない状況がある。
そこでいきなり相手を昏倒や怪我に追いやってしまったらこちらに非があると思われてしまう。基本的には周りに大勢の人がいるのなら防御の技術を使う事を勧める。(むしろ喧嘩しない)しかし誰もいない場所で一方的に襲われたり拉致されそうになってしまったらそして、そこで少しでも反撃の機会があるのなら相手の一番弱い部分を狙って一撃する必要がある。上手く決まれば相手は倒れるか行動不能、外しても二度目の襲撃まで10秒は稼げるはずだ。回りに武器になるものがないか探してほしい、相手が落とした物も使える、顔や頭を優先し余裕があるなら足を殴りましょう。上手くいけば相手は当分の間は貴女を追ってこれないでしょう。意味合い的には怪我で動けなくするのですが一番は相手に恐れを植え付けるのです。
防御技も身に着けてほしい。
攻撃が最大の防御である、これは確かなこと。しかし、防御の技を知っているのと知らないのでは
月とすっぽんである。防御の技にはピンチの時の呼吸の仕方や戦いの時のステップの取り方も含まれている。ピンチの際に一生懸命走ることも大事だが、ある程度距離をおいたり隙なく離れるには特殊なステップも必要になるだろう。そしてそれは憶えてしまえばさほど難しくはない。
中国伝統武術 掌友会の護身術ステップはおおよそこの三つである。
そこに法的な護身術で知っておきたいことをレクチャーしていく。
本などを買うのもありだとおもうが、習った方がよい。
武術ごと習うと健康と護身術そして友達が一気に手に入る。お勧めである。
習えるところを上げておこう。
中国伝統武術 掌友会
太極拳推手倶楽部
http://suisyu.takara-bune.net/
東京都北区や岡山県、宮城県仙台、同好会は愛知県豊川付近