私は冬になるとよく埼玉県の水上公園プールフィッシングに行って釣りをする。
夏は海がメインでプールフィッシングでメインターゲットとなる“ニジマス”は暑いのが苦手な魚で夏は釣りにくくなる。
それ故、水上公園プールフィッシング🎣は冬に行われるのではないかと思われる。
本日12月11日(木)の午前中から午後まで埼玉の水上公園プールフィッシングに行ってきた。開門は朝6:00で埼玉の少し上の方なので、めちゃ寒い‼️
防寒を着込んで暗い中、はじめました。釣り暦は40年以上だが、エリアトラウトはここ5、6年でしょうか。
自分がこの釣りにこんなにハマるとは思ってもみなかったです。
ハマった訳
今日来ている釣り場は県営でワンシーズンのみの、釣り場で一年で魚を完全に入れ替えてしまうので(夏は県営のプール)、まだ釣れる方でこれが通年で開催されている私営の釣り場(ニジマス釣り堀)は魚がルーアーを覚えてしまっていて非常に釣りにくくなっているので、魚はうようよいるのに動かし方がダメだと全く見向きもされない。
何か試されているようで、非常に心惹かれハマりました。💦
それでも海の釣りを優先しているので装備は質素で専用の竿などは買わず、その辺にあるものでやっていたりする。(フライ装備は別として)
太極拳推手を思い出す。
そこで、キャストした後(ルアーを投げた後)の釣りにおけるラインテンション(糸の張り具合)を意識すると、私はいつも太極拳の擠勁を思い出す。擠勁は相手の力を感じ取りつつ、自分の軸を崩さずに相手の中心に相手を押さないように圧力をかけ、相手をコントロールする技法だが、この「感じる力」と「途切れない力の伝達」が、そのまま釣りの基本に通じる。
ルアーを投げてリトリーブする際、最も重要なのはラインテンションを一定に保つことだ。テンションが緩むと、魚の微細なバイトを感じ取れず、逆に張りすぎるとルアーがすぐに戻ってきたりルアーの動きが不自然になる。まさに推手で相手との接触を保ちつつ、力が抜けたり硬直したりしない感覚に近い。つまり、釣り竿と糸を通して水中の魚と「推手」をしているような状態だ。
そういう意識に入ると不思議とあっという間に5時間くらいが過ぎる。6時に入って気がつくのが大体いつも11時前後、何かの時の非常食にお菓子やおにぎりを買うがほとんど食べない💦12時くらいにお腹が空いて納竿する😅
今日の埼玉・水上公園プールフィッシングでも、その感覚を強く味わった。12月の冷え込みで指先はかじかんでいたが、ラインを通して伝わる水流と魚のわずかな重みを集中して感じ取り、テンションを一定に保つことに意識を向けた。すると微細なアタリに反応でき、結果としてニジマスを20匹前後キャッチ、かけた瞬間の「これだ!」という感覚は、まるで擠勁の中で相手の崩れを捉えた時の手応えに似ていた。
私にとっては、釣りは単なるレジャーではなく、知覚力と太極拳推手の稽古そのものだと再認識した一日だった。
競技推手にも対応してますが、毎週日曜日13時から太極拳の推手を稽古してます。
無料体験もあります。気軽に✉️ください。


















