一緒にいい庭づくりをしましょう。

一緒にいい庭づくりをしましょう。

『庭の写真館』ナビゲーター川邉のブログです。
庭づくりをする方のお役に立ちたいと始めました。
樹木のこと、草花のこと、庭づくりと業者探しのヒント。
きっと、あなたの庭づくりのお役に立てるハズです!

できるだけ木に負担がないように、植える木はその木に合わせた「植え付け場所」と「時期」を選び、日当たりや土の具合などに考慮して、その木に適した場所に植えてください。木は一年中、気候の変化に合わせた生育サイクルを持っています。その生育サイクルの中で、もっとも植えつけに適した時期があり、その時期に植えると、木に負担が少なく丈夫に育ちます。落葉樹は初冬から春のはじめが休眠期です。その時期に植えるのがもっともベストです。常緑樹は発芽前の3~4月、成長が一旦止まる6月、樹勢が落ち着く9~10月ごろが適しています。針葉樹は、成長を始める3~4月ごろが適しています。また、樹木の苗木は「ポット入り」と「麻布などに巻かれたもの」があります。ポット入りの苗木はポットをはずし、根鉢を壊さないように慎重に取り出して植えつけます。麻布に包まれた苗木はそのまま植え付けます。植え方は、根鉢のまわりにスコップを射し込み、空気を抜くように土の目を詰め、根と土との間に隙間ができないように植え付けます。※写真の庭はイメージです。岩崎176・藤原AB・V

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土は植物を支え、根に水や栄養を供給する大切な役割を担っています。土は植物の成長に大きく影響し、水はけのよい乾燥した土を好む植物もあれば、やや湿った土を好む植物もあります。また、養分が多い土を好む植物もあれば、やせ気味の土を好む植物もあります。庭に植物を植える時は、庭の土壌の地質を調べ、その土壌に合った植物を選ぶことが重要です。多くの植物にとって、水はけがよく、保水力があり、通気性、保肥性の高い「団粒構造」の土がベストです。長い間、保持される団粒構造の土をつくるには、土に堆肥や腐葉土など、有機質をたっぷり混ぜ込んで、よく耕すことが重要です。有機質を分解する微生物の活動が活性化され、「単粒構造」の土が植物を育てるに適した「団粒構造」の土になります。※写真の庭はイメージです。湘南04・2・岩崎340

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庭は一日中、日が当たっている場所と、そうでない場所があります。日当たりは敷地周辺の地形、隣家、塀、建物などとの相互関係や、樹木など、まわりの状況によって違ってきます。さらに、日当たりは、季節や時間帯によっても、日射しの方向や日照時間が変わってきます。南向きの庭は、一年を通して日当たりがよく、多くの植物に適していますが、北向きの庭は、建物の陰になることが多く、植物の生育に適した場所とはいえません。その環境に合わせて、北向きの庭は、日陰や半日蔭でもよく育つ植物を選んで植えてください。東向きや西向きの庭は、午前中か午後の一定時間だけ日が当たる半日蔭の場所になります。特に西向きの庭は、多くの植物が嫌う、暑い夏の日差しに注意が必要です。また、植栽にはそれぞれ生育に適した気温と湿度があります。気温の高い場所を好むもの、逆に冷涼な気候で育つもの、あるいは、乾燥に強いもの、湿った場所を好むもの、などがあります。地域の気候風土や環境を理解し、その場所に適した植物を選ぶことが重要です。庭に植える植物は、地域の気候風土、その場所の日当たりや風通し、土壌の地質などに考慮して選んでください。※写真の庭はイメージです。岩崎2908・176・藤原042

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自然に自生している木をよく観察すると、ほとんどが背丈の高いものと低いものが混在しています。庭の木も自然風な植え方にすると、自然と一体感のある庭になります。ポイントは、庭の空間の広がりと、軒近くに植える木と株立ちの木など、植える木の統一感です。空間の広がりは、植える木によって違ってきます。高木が少ないと、空間を感じる庭になり、高木が多いと、落ち着いた庭になります。また、軒近くに植える木は、家と庭をつなぐ役割をします。木の先端が少し軒を超えるように植えると、お住まいと一体感のある庭になります。逆に、狭い庭では、株立ちの木を多く植えると、木の幹が林のような雰囲気をつくり、落ち着いた庭になります。庭の木は統一感をもって選び、常緑樹と落葉樹のバランスを考慮して植えてください。一年を通して、葉が生い茂る自然風な庭になります。※写真の庭はイメージです。岩崎341・藤原V・吉田311

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お気に入りの花を集めて造った花壇によくある失敗が、花の植え込みすぎによる密な花壇になることです。特に、宿根草などは年々増えてきますので、茂りすぎた部分を摘み取って、調整しなければならなくなります。また、植えたころは小さくても、成長するにしたがって大きく茂るものもあります。花はある程度ゆとりを持って植え、成長後のひろがりや高さも知っておく必要があります。高さ、広がり、他の花との色合いや組み合わせなど、成長した後をイメージして植えてください。ゆとりを持って植えると、最初はこんなに少なくて大丈夫と思う庭も、春になるとほどよい自然風な庭になります。※写真の庭はイメージです。湘南2・ブログ④5024・湘南01

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庭づくりを計画する際にもっとも大切なことは“どんな庭をつくりたいか”ということです。最初にしっかりしたコンセプトを決めておかないと、完成した時に、ただ木と花が植えてあるだけの庭になってしまいます。庭は家族をはじめ、お客様や訪ねて来られたお友達など、いろいろな人が集うコミュニケーションの場所です。庭づくりをする時は、家族の意見をしっかり聴いて、好きな庭、造って欲しい庭など、家族の要望とイメージする庭を話し合い、庭のコンセプトを決めてから始めてください。庭のコンセプトが決まったら、現状の庭の状況を把握します。家を建てた時に使った外構図(敷地の配置図面)などを利用して、図面にある既存の建物の場所、すでにある構造物(倉庫・塀やフェンス)などを確認します。次に、外構図をもとに、庭に残すもの、追加するもの、作り替えるものなどを決めます。その後に、庭にある既存の木と新たに植える木を書き込みます。背丈の高い木を奥に、手前ほど低い木を植えてください。立体的で自然風な庭になります。※写真の庭はイメージです。藤原042・湘南4・古積洋③

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本来は植物を植えることが難しい玄関まわりや、アプローチの敷石に、鉢植えの低木や草花を置くと、ちょっと空いてしまったスペースや間延びしてしまった空間を、引き締めることができます。玄関先に、一年草など、季節ごとに植え替えが可能な花を素焼きの鉢に植えて置いてください。玄関先の素敵なアクセントになります。玄関先に鉢植えを置く時は、眺める人の目線を意識して、少し高めの置台などを使って、鉢のレイアウトを高くしてください。鉢は人工的なものより天然材のものを使うと、雰囲気を壊すことなく置くことができます。また、植える草花はできるだけ丈が低い多肉植物などから選んでください。半日蔭でも育ち、繁殖や生育が旺盛で横に広がるものが多いため、管理が比較的に簡単で、玄関先やアプローチに気軽に置くことができます。※写真の庭はイメージです。庭研15・岩崎72・122

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庭の主役は草花や庭木ですが、背景にちょっとしたアクセントを加えて、庭に合う小物やグッズを置くと、より一層、親しみが湧く庭になります。例えば、割れた鉢を利用して庭に置き、割れた鉢の半分を土の中に埋めて、そこに植物を植えると、まわりの植物が生え茂る春や夏は目立ちませんが、秋になってまわりの植物が枯れてくると、鉢が次第に姿を現し、シンプルな秋の庭のアクセントになります。また、テラコッタ調の大きな鉢を庭に置いて、鉢の中に植物を植えてください。葉が茂ると、背景として庭のフォーカスポイントになります。庭の片隅に大きな鉢を置いて、その中に水を入れ、水鉢代わりにしてください。水鉢の中に水草と一緒に数匹のメダカを入れると、メダカがボウフラを食べてくれます。他にも、植え込みの中にガラス製のブイを置くとか、アンティークな蛇口をつけた木製の立水栓を置くと、シンプルな庭のアクセントになります。※写真の庭はイメージです。

藤原美藤2000・西崎1・オリジナル庭園水の景

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竹垣は大きく分類すると、透し垣と遮蔽垣に分けられます。透し垣は垣の間が空いていて、向かい側が透いて見えるものです。主に内垣として、仕切りまたは背景として使われます。透し垣には、四つ目垣・金閣寺垣・竜安寺垣・光悦寺垣などがあります。四つ目垣の構造は横に通した竹の部材に、縦の竹の部材を直交するように、表裏交互に一定の間隔で組んだごく簡単なものです。遮蔽垣は垣根の間が透いていない竹垣です。主に外垣として、敷地の外周の囲いなどに用いられます。遮蔽垣には、竹穂垣、建仁寺垣、御簾垣などがあります。遮蔽垣の「御簾垣」は、平安時代から貴人が用いた“御簾(みす)・簾(すだれ)”のことで、これに形が似ていることからつけられた呼称です。構造は、横に渡す組子(竹)と、縦にかける押縁(竹)とからなり、組子の「さらし竹」・「萩」・「清水竹」などの種類や太さ、押縁のかけ方などで、変化があるデザインのものが数多く作られています。※写真の庭はイメージです。森13・18・萩垣と御簾垣

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防風、防塵、防火にすぐれ、景観づくりに役立つのが生け垣です。環境づくりの大切な要素として、さらに地震の際に、ブロック塀やエクステリア塀のような倒壊事故がないことなど、最近、生け垣が見直されています。また、整然と刈り込まれた生け垣を眺めると、心が癒されます。生け垣の特性は、垣根やブロック塀などと比べると、通風がよいこと、美観が美しいこと、きちんと消毒と刈り込みさえしておけば、長く取り替える必要がないことなどです。生け垣に使う植栽は、背が高い生け垣にはイヌマキ、イチイ、マテバシイなど、中高の生け垣はイヌツゲ、マサキ、ヒイラギなど、低い生け垣にはドウダンツツジ、ツツジ、ヒイラギなどがあります。生け垣の美しさは整然と刈り込まれたかたちにあります。刈り込みを行うことで、枝葉が次第に密になり、生け垣が透いて見えるのを防ぎます。※写真の庭はイメージです。ブログ2楽しむ③327・洋②292・和②267

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