一緒にいい庭づくりをしましょう。

一緒にいい庭づくりをしましょう。

『庭の写真館』ナビゲーター川邉のブログです。
庭づくりをする方のお役に立ちたいと始めました。
樹木のこと、草花のこと、庭づくりと業者探しのヒント。
きっと、あなたの庭づくりのお役に立てるハズです!

岡山城と後楽園は、江戸時代、城の後ろにある庭という意味で「御後園(ごごうえん)」と呼ばれていました。その後、明治4年に、池田章政が「後楽園」と改称しました。後楽園は約三百年前に藩主池田綱政が政務の合間を過ごす場所としてつくった庭です。後楽園の特徴は、一つの完成図に基づいてつくった庭ではなく、庭に遊びながら、次々に、好みで手を入れて広げていったところに特徴があります。春の庭の特徴は、緑の芝生の中をゆったりと流れる曲水が、後楽園の景色です。夏は後楽園中央の沢の池から岡山城がみえます。お城と沢が一体となった姿は、後楽園を代表する景色として多くの人に親しまれています。後楽園のもう一つの特徴が、後楽園が回遊式庭園ではなく、壮大な景色を座敷から眺めて楽しむ庭です。※写真の庭はイメージです。栗山7

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現在の兼六園の基となる整備を行ったのが、十一代藩主前田治修(はるなが)です。1774年、千歳台から取り入れた辰巳用水を利用して、曲水を設け、石橋を架け、菖蒲を植えて、翠滝、中嶋の御亭、高の御亭などを造営しました。その後、観馬亭(のちの内橋亭)や瀧見之亭(夕顔亭)などが設けられました。次いで、十二代藩主斉広は滝沢御殿を造営して、隠居した後に自らそこに移りました。滝沢御殿の部屋数は二百以上にもおよび、能舞台も備えられ、大変豪華な屋敷でした。斉広は老中松平定信に蓮池御庭の命名を依頼して、松平定信は「兼六園」として斉広に届けています。「兼六」とは文字通り、六勝を兼ねた庭の意味です。庭園の特徴とされる、広大、幽隧、人力、蒼古、水泉、眺望の六つが共存した、それらを兼ね備えている名園が「兼六園」という最大の賛辞です。※写真の庭はイメージです。納富2

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水戸の偕楽園は、水戸藩第九代藩主、徳川斉昭によって1842年に開園されました。斉昭はこれに先立つ1834年に、この地に梅を多数植えています。梅は花を愛でるだけでなく、その実を梅干しとして、戦いの時に活用することを考えて植えられました。その後、藩校、弘道館の建設が具体化するにつれ、関連施設として偕楽園を開設する構想が生まれました。偕楽園は、往時、招待者による詩歌の会や、養老会が開かれました。現在は、往時の景観がかなり失われましたが、見渡す限りの自然環境や、すべてを取り入れた庭園は、そのまま残っています。明治六年に園内の梅林の一部に光圀、斉昭を祀る常盤神社が整備され、その他の梅園も常盤公園として一般開放されています。現在では、春は観梅の名所として、全国に広く知られています。※写真の庭はイメージです。栗山18

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日本庭園の基本は、一貫して、眺めるため、寛ぐためのおおらかな空間でした。その日本庭園の世界に、極端な抽象と緊張をもたらし、かたくるしい視覚芸術を持ち込んだのが、枯山水様式の庭です。枯山水様式の庭が大きく評価されたのが、戦後西洋から入ってきた抽象絵画の影響です。枯山水様式の庭は、世界に誇る抽象芸術として、世界に大きく宣伝されました。大名庭園には、代表される回遊式庭園、枯山水様式、寝殿造り様式、書院造り様式も全て含まれています。山ありや谷あり、あるいは池も、流れも滝もある大庭園が、日本を代表する庭園様式のすべてを含んだ『大名庭園』です。※写真の庭はイメージです。横内2

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大名庭園は、世界に誇る庭園づくり様式の「回遊式庭園」です。山あり川あり、滝あり樹林ありの各所を、ゆったりとした曲線の園路で縫う大庭園です。歩めば歩むほど景観が変わり、眺める人を楽しませてくれます。現存する大庭園には、大きくわけて四つの代表的な様式があります。平安時代から鎌倉時代にかけてつくられた「寝殿造り様式」、鎌倉時代から室町時代にかけて生まれ、確立された「枯山水様式」、室町時代から桃山時代にかけて誕生した「書院造り様式」、そして、江戸時代に誕生した「回遊式大名庭園様式」です。※写真の庭はイメージです。藤原K

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江戸時代、大名たちは自分の遊興のために、政治のため、民衆のために、個々の趣向を凝らして、美しさと実用性を兼ねた庭園づくりに熱中しました。大海を連想させる大きな池、四季折々に咲き乱れる花々、富士山に見立ててつくった築山、今われわれが親しんでいる大名庭園の多くは、江戸時代、殿さまや家臣が集った大庭園でした。それが今も残る大名庭園です。※写真の庭はイメージです。森23-1

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蔓植物は繁殖力が旺盛なものが多く、初夏から夏にかけての成長期は、どんどん枝葉を伸ばします。蔓植物を形よく仕立てるには、まず、枝の混み具合や長さなどを剪定する間引きを行ないます。次に、フェンスやアーチ、壁面など、蔓植物を絡めたい場所に支持物を使って、次々につるを誘引してください。その際に、枝先に枝葉が茂って下がってしまいそうな枝や、逆に細くて弱々しい枝などは切り取ります。また、誘引したい方向とは逆向きに伸びている枝も切り取ります。こうすることですっきりした形に誘引でき、風通しもよくなり、病害虫の発生を減らすことができます。誘引に適した時期は枝葉の水分量が少なくなって曲げやすくなる10月~12月頃です。また、蔓バラは枝を水平にすると花つきがよくなるので、できるだけ枝が水平になるように誘引してください。※写真の庭はイメージです。ブログ5洋③568・目的④557・ブログ2洋②274

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「間引き剪定」は不要な枝を根元から切り取る剪定です。不要な枝には、ひこばえ、胴吹き、徒長枝、交差枝、逆さ枝、車枝、平行枝、絡み枝などがあります。

『ひこばえ』は、樹木の株元から立ち上がるように上に伸びている若い枝です。

『胴吹き枝』は、幹の途中から横に伸びている枝のことです。

『徒長枝』は、主幹や主枝から伸びて他の枝よりも勢いがあり、長く伸びた枝のことです。

『立枝』は、幹の途中からまっすぐ上に伸びている枝です。

『車枝』は、一か所から車輪のように出た枝のことです。

『絡み枝』は、他の枝と絡んだような状態になっている枝です。

間引き剪定は、不自然で不要な枝を剪定することで込み合った部分を少なくし、樹形をすっきりさせて、樹木内部の日当たりや風通しをよくします。

間引き剪定の後に必要に応じて切り戻し剪定を行い、枝を切り詰めてください。

切り詰める長さは、樹木の種類や木の状態によって違います。樹木の高さを抑える場合は、いきなり希望する高さに切らず、数年に分けて、樹高を調整しながら切り詰めていきます。※写真の庭はイメージです。藤原7・5・8

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樹木の剪定には2通りあります。「間引き剪定」と「切り戻し剪定」です。間引き剪定は、樹形を乱す不要な枝や、込み合った部分の枝を、つけ根から切り取る剪定で「透かし剪定」ともいわれます。間引き剪定をして枝数を減らすことで、樹冠の中に日光が入るようになり、風通しもよくなって、病害虫の被害を発生しにくくします。間引き剪定のあとに必要に応じておこなうのが「切り戻し剪定」です。枝先を短く切り詰めることで、そこからまた元気のよい新梢が伸びてきます。新梢の勢いは剪定の強弱によって違ってきます。強く(枝を短く)剪定すると、勢いよく伸びる新梢が生まれ、長い枝が出てきます。剪定時期は落葉樹の場合は休眠期にあたる12月~3月に、常緑樹の場合は3月~4月、あるいは9月に行うのが一般的です。※写真の庭はイメージです。岩崎176・341・2904

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花が成長するための養分は、新しい芽に集中して、古い茎や葉には行き渡りにくくなります。そのため、新しい茎がどんどん伸びて、株全体の形が崩れ、茎の下の古い葉が枯れてきたりします。これを防ぐには、花が咲き終わった後に、茎を半分から三分の一ぐらいの長さに切る「切り戻し」を行ってください。切り戻すと、株全体が刺激されて、成長が促されます。同時に切り戻しをした後に肥料を与えてください。成長の勢いが増して切り戻した茎の下から新しい脇芽が発芽し、二番花、三番花と、花が咲くようになります。花は夏の暑さがとても苦手です。この時期に切り戻しをすると、株の負担が減り、風通しも良くなって株が弱るのを防ぎます。切り戻したあとに、多くの脇芽が発芽して、秋にはまた整った姿でたくさんの花が咲きます。ただ、株が弱ってる時期や、生育が鈍っている時期に切り戻しをすると、株がさらに弱り、枯れてしまうことがあります。株の様子を見ながら、適切な時期に、切り戻しをするようにしてください。※写真の庭はイメージです。小林7・350万・④5023

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