一緒にいい庭づくりをしましょう。

一緒にいい庭づくりをしましょう。

『庭の写真館』ナビゲーター川邉のブログです。
庭づくりをする方のお役に立ちたいと始めました。
樹木のこと、草花のこと、庭づくりと業者探しのヒント。
きっと、あなたの庭づくりのお役に立てるハズです!

新緑が美しい季節です。モミジが床に移り込む“床みどり”で知られる実相院には、十人十色ならぬ“十緑十色”の豊かな表情のモミジがあります。春に芽吹き、夏に向けて太陽を遮るような力強さ増し、秋にはつややかに紅葉します。冬は落葉してシルエットが映え、雪が積もれば風情もあります。実相院にはいろいろな表情に出会える独自のモミジがあります。客殿前に広がる池泉回遊式庭園のモミジは、老木もあれば若い木もあります。勢いよく伸びている枝もあれば、しっとりと垂れ下がってる枝もあります。見渡すと同じ緑色はなく、黄色がかった緑、白っぽい緑と、十緑十色のモミジがあります。実相院は繊細なモミジの豊かな表情が楽しめる庭です。※写真の庭はイメージです。

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秋の紅葉が美しい庭ならば、新緑の季節も間違いなく美しい庭です。新緑と紅葉の名所として知られる教林坊は山裾にあり、山道から寺と庭が木々を通して向こう側に見渡せます。庭は親しみやすさも必要ですが、なにか“不思議”といった感覚も必要です。教林坊の庭はおおらかな感じで、美的な感覚を呼び覚ましてくれます。本堂書院前の庭からは、池を中心に多彩な巨石が目を引きます。この庭を象徴するかのような大きな立石は、潔く、なぜか優しく、不思議なオーラを放っています。これらの石や築山を見ていると、人の手が入っているのか、自然のままなのか、境目がないような気がします。何ともいえない庭の美しさに神秘性を感じます。※写真の庭はイメージです。

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大仙院の庭園は、本堂(方丈)まわりを囲み、深山の滝から流れる水が川筋になり、大河から大海へそそぐ様子を、石と白砂で表しています。実際は、水のない庭ですが、白砂で水を現わし、石を山、築山を大陸ととらえています。一つの事象から、違う感覚を得る日本人独特の“見立て”の感性による庭園の表現です。本堂の渡り廊下を境に、大河のような空間になります。据えられている石は特徴的で、船のような石もあります。南側の方丈(本堂)前庭は、石と砂が一面に広がり、大海原へ、と変化を感じます。見立ては、人としての大きな発想で、物の見方を豊かにしてくれます。それは日本の代表的な庭園・石庭などに如実に表れています。※写真の庭はイメージです。

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一度会うと、また会いたくなる人がいます。同じように祇王寺を知ってしまうと、何度も訪れたくなる庭になります。モミジの幹肌にそれぞれ特徴があり、上に伸びていくモミジの縦ラインのシルエットが、優雅に見えながらどこか哀愁が漂います。紅葉は少し緑、赤、黄が混じった時季と、赤がメインになる時季があります。それを眺める人も、落葉する前は視線が上に向きますが、次第に下がって散り紅葉を見るようになります。時季によって視線を上下させて紅葉を楽しめるので何度も訪ねたくなります。祇王寺の庭は、あるものが御仏に見えて、人の面影を感じることがあります。平家物語を読んでここを訪れると、祇王や祇女、仏御前が、今様を舞っている姿と重なります。木漏れ日が、訪れる人をスポットライトのように照らして浮かび上がせます。※写真の庭はイメージです。

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風雅を愛した京都の文化人・松花堂昭乗ゆかりの松花堂庭園(京都府八幡市)は、落ち着いた雰囲気の庭で、地元の人に親しまれています。庭の入り口から多彩な竹が見られます。園路には多種多彩な椿が植えられ、それを囲む竹垣も、種類が豊富で、庭園の域を超えて、まるで植物園か、美術館のような雰囲気になっています。広い散策路をぬけると、囲われた空間に茶庭・露地が現れ、かやぶき屋根が美しい「松竹梅」の草庵と茶庭があります。腰掛待合に座って茶室を眺めていると、露地の飛び石が茶室へ導くようにいざなっています。※写真の庭はイメージです。

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今は多くの人が訪れる無鄰菴ですが、かつては明治の元勲山縣有朋公の別荘庭園でした。この庭には多彩な3つの特徴があります。1つは松が中心の庭の中に、桧や樅の木、杉が多数あり、様々な種類の木々がグループ状に空間を構成しています。あとの2つは、明るい芝生の空間が庭にあること、琵琶湖疎水の水を使った庭であることです。日本の芝生は秋に茶色くなります。日本人は実りを迎えた稲穂の茶色い色に独特の郷愁を感じます。また、水は庭の表情に幅を与えます。無鄰菴の水が流れる滝口は、3段になって水が落ちています。限られた敷地内で、1段で流すよりも、3段で流す方が幅が出て、水も3倍あるかのように見えます。建物の中から庭を眺めていると、のんびりといつまでも眺めていたい感覚にとらわれます。無鄰菴を歩くと、石と水と芝生と、苔など、様々な違った空間が楽しめます。※写真の庭はイメージです。

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手水鉢の据え付け場所は庭園の中と建物の縁先など2カ所にあります。このうち庭園には、「茶庭」と「書院庭」という庭園形式による区別があり、さらに茶庭用としては、茶事の際の手水遣いのための手水鉢と、雪隠(便所)の手洗い用の手水鉢の2種類があります。また、書院庭用のものとしては、茶事の際の手水鉢と、庭に景趣を添えるための飾り手水鉢があります。建物の縁先の手水鉢の構成は「鉢前」と称され、これも茶事の際の手水遣いのための手水鉢のほかに、雪隠の手洗い用の手水鉢と、建物や庭に景趣を添えるための飾り手水鉢があります。※写真の庭はイメージです。

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奈良時代から古い社寺には「清め」を象徴した手水鉢(ちょうずばち)が置かれていました。砂とともに浄祓力をもつと考えられた水は「水垣」として、聖域を囲ったばかりではなく、そこに入るための禊の場としての機能を持ち併せていました。奈良の当麻寺の水船や春日山の高山水船など、船の形をした自然石に水穴を彫って造られた「水船」や「水鉢」が残っています。手水鉢が広く庭園に置かれ、盛んに用いられるようになると、手水鉢の実用と清めといった意味が徐々に薄れ、庭園修景の一要素として発展変化していきました。江戸時代の中期になると、露地(茶庭)の手水構えのことを「つくばい」と呼ぶようになり、それが現代まで続いています。※写真の庭はイメージです。

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日本の庭の“水と緑と石の絶妙な組み合わせからなる庭園”は、そのほとんどが浄土庭園の延長線上にあります。この浄土庭園に対抗する庭が、平安時代から鎌倉時代にかけて出現した“石庭”です。石庭の背景には、武士の台頭と宗教的には禅宗の出現があります。武士が支持した仏教は「禅宗」です。禅宗は自分の本質を見つめる内省を重視し、宗教的修行として座禅を重視しました。禅宗の僧たちが石を中心にした庭を禅寺に造るようになると、やがて竜安寺石庭のような名庭が生まれました。現在も石庭は庭師によっていくつも造られています。多くの石庭が伝統的な石の庭であるのに対し、近年は石の形と石の配列に工夫を凝らし、それぞれモダンな感覚で取り組んだ石庭が出現しています。※写真の庭はイメージです。

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日本には自然石と砂利だけで造られた庭があり、“石庭”と呼ばれています。20世紀後半に、世界の注目を集めました。長い庭の歴史をもつ日本には、6世紀の飛鳥時代に仏教文化から生まれた“池の中に島を築く造りを特徴とした庭”がありました。池を海に、島を伝説上の蓬莱山と象徴して造られました。この池と島からなる“蓬莱山庭園”は、奈良時代から平安時代にかけて、世相を大きく反映して様変わりし“浄土庭園”になりました。この様変わりは、日本人の宗教観の変化に大きくかかわり、切なる願いを表現するため、金色に輝く御堂を置いて、金色の阿弥陀像を据え、岸から阿弥陀堂へ太鼓橋を渡って近づく、平安時代に確立した浄土教にもとづく浄土庭園こそが、現在まで続く日本庭園の礎になっています。※写真の庭はイメージです。

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