【庭の囲いに使う竹垣の分類と種類、その特徴など】 | 一緒にいい庭づくりをしましょう。

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竹垣は大きく分類すると、透し垣と遮蔽垣に分けられます。透し垣は垣の間が空いていて、向かい側が透いて見えるものです。主に内垣として、仕切りまたは背景として使われます。透し垣には、四つ目垣・金閣寺垣・竜安寺垣・光悦寺垣などがあります。四つ目垣の構造は横に通した竹の部材に、縦の竹の部材を直交するように、表裏交互に一定の間隔で組んだごく簡単なものです。遮蔽垣は垣根の間が透いていない竹垣です。主に外垣として、敷地の外周の囲いなどに用いられます。遮蔽垣には、竹穂垣、建仁寺垣、御簾垣などがあります。遮蔽垣の「御簾垣」は、平安時代から貴人が用いた“御簾(みす)・簾(すだれ)”のことで、これに形が似ていることからつけられた呼称です。構造は、横に渡す組子(竹)と、縦にかける押縁(竹)とからなり、組子の「さらし竹」・「萩」・「清水竹」などの種類や太さ、押縁のかけ方などで、変化があるデザインのものが数多く作られています。※写真の庭はイメージです。森13・18・萩垣と御簾垣

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