庭は一日中、日が当たっている場所と、そうでない場所があります。日当たりは敷地周辺の地形、隣家、塀、建物などとの相互関係や、樹木など、まわりの状況によって違ってきます。さらに、日当たりは、季節や時間帯によっても、日射しの方向や日照時間が変わってきます。南向きの庭は、一年を通して日当たりがよく、多くの植物に適していますが、北向きの庭は、建物の陰になることが多く、植物の生育に適した場所とはいえません。その環境に合わせて、北向きの庭は、日陰や半日蔭でもよく育つ植物を選んで植えてください。東向きや西向きの庭は、午前中か午後の一定時間だけ日が当たる半日蔭の場所になります。特に西向きの庭は、多くの植物が嫌う、暑い夏の日差しに注意が必要です。また、植栽にはそれぞれ生育に適した気温と湿度があります。気温の高い場所を好むもの、逆に冷涼な気候で育つもの、あるいは、乾燥に強いもの、湿った場所を好むもの、などがあります。地域の気候風土や環境を理解し、その場所に適した植物を選ぶことが重要です。庭に植える植物は、地域の気候風土、その場所の日当たりや風通し、土壌の地質などに考慮して選んでください。※写真の庭はイメージです。岩崎2908・176・藤原042
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