自己の力を信じる | こめじるしるーむ

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私として生きる

 

 

 

「自我」と「自己」という言葉を聞かれた事があるかと思います。

自己はハイヤーセルフとも呼ばれ、高次の自分ともいわれていますね。

他には宇宙意識や神意識、身近な言葉だと潜在意識と呼ばれたりもしています。

 

この「自己」は、私たちそのものを表しているのですが、

自分が自我だと思い込んでしまっている間は、まるで別のところにある

大きくて雄大な存在のように体感されます。

自分と切り離されて存在しているかのように感じられてしまうという事です。

 

私たちは長い魂の旅の最終目的として、この自己との統合を目指しています。

それが「悟り」と呼ばれる状態であり、私たちはみんな悟りへの道を歩いています。

 

幸せを願うのも、不幸でありたくないと思うのも、全てが自己の愛によるものです。

私たちの内側には、深く深く私達自身を愛し、全てを肯定してくれている愛があります。

それが「生命」であり、この生命こそ、「純粋たる愛—自己」そのものです。

 

アナタは「私だ」という意識を持っていると思います。

その意識は恐らく、自分は「個人だ」という感覚を生じさせていると思います。

「私は私、アナタはアナタ」「私はここに居て、アナタはそこにいる」

こういった感覚が、当然のように備わっているかと思います。

こういった感覚を生じさせているのが「自我」と呼ばれるものです。

 

自我は、あってもいいものです。

体の生存にとって、自我は必要不可欠な要素です。

しかしそれは道具であり、アナタ自身ではないのです。

自我にも構造があり、生存するために機能しているシステムのようなものもあれば、

アナタ自身を自我と同一視させるような働きをしている部分もあります。

この「同一視」というのが厄介です。

アナタは自我の持つ機能を自分と認識し、肉体をもって世界から切り離された

「一人の人間だ」という認識を持つようになります。

「分離感」と言われるこの感覚が、自分と「自己」との間に溝を作ってしまいます。

 

本当は自分自身であるものを、自分では無いものと認識した心は、

それを探し求める旅を始めます。

この旅の最中では、色々な事が起こります。

その中でも、アナタ自身と、自己との関係が人生に大きな影響を与えます。

自己から離れれば離れる程、自我と自分を同一視させる事になり、自我に陶酔します。

しかしそれがドンドンと薄らいでくると、「自己」を感じるようになっていきます。

心の中にじんわりと広がる愛や、誰かへの感謝が自分の心を満たしていること等、

ほんの些細な出来事から、愛の源泉が自分自身にある事に気付き始めます。

 

望みを抱き、それを世界に作り出したい/体感したいと思うのは、

パワーの源泉が内にあると分かっている証拠です。

自分にはそれを成し遂げる力があると思わないと、

何かがしたいとか、何かをしようと言う気持ちは湧いてこないのです。

無理だと思っている間は、それを与えてくれる何かをただ待つばかりになります。

このパワーの源が「自己」です。

 

自我によってどれだけ切り離されていたとしても、

自己はずっとアナタ自身で、アナタの生命として輝き続けています。

アナタがそれを自分だと忘れてしまっている時でさえ、自己はアナタを支えているのです。

だから、アナタはいつでもこのパワーを感じる事ができます。

いつでも、このパワーから現実を創造する事ができるのです。

ただしその時には、自己を信用する心が必要です。

 

自分でなんとかしたい、何とかしなければいけない、

その考えにある「自分」とは、自我が思い込ませている「自分」の事かもしれません。

こんな時にはその気持ちをやわらげ、ちょっと休んでみましょう。

アナタが自我を休ませているそのほんの少しの間に、自己が働きかけてくれます。

諦めた瞬間に物事が動き始めたとか、そういった事はよく聞くでしょう。

その瞬間に、主導を自己に明け渡しているのです。

ほんのわずかでいいんです。そこに自分を委ねれたら、物事が大きく変わっていきます。

 

アナタがどれだけ自己の事を忘れていたとしても、

それはずっとアナタと共にあり続けています。

アナタの内にその愛があり、その力があります。

アナタ自身の命の力と愛を、信じて下さい。

きっとうまく行きます。大丈夫。

 

 

 

 

 

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