願いが叶いにくい時 その9:自分に対して喜びの体験を禁止している | こめじるしるーむ

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願いが叶いにくい時、そんな時には何かしらの要因があります。

引き寄せが上手く行かない、何をしても望む変化が起こらない、

随分と前から同じ願いを抱き続けている…など、そのような状態になるのには

やはり理由があり、そういった理由を知る事で対処できる事もあります。

 

 

願いが叶いにくい時シリーズ9

  自分に対して喜びの体験を禁止している

 

 

「願いが叶う」と喜びを感じますよね。

達成感や安心感など、色々なものを味わうかと思いますが、

「喜び」はどんな願いにでも体感される感情ではないかと思います。

 

願いが叶いにくい時、この「喜びの体験」を禁止してしまっている事があります。

色々な理由がありますので、少しずつ見ていきましょう。

 

 

1:親の影響による喜びの禁止

親自身が喜びの体験を禁止していると、それを子にも伝達してしまう事があります。

親が楽しむ事をせず、ずっと我慢の中にいるばかりになってしまうと、

子はその姿を見て「人生とは我慢の連続だ」という事を学んでいくようになります。

親によっては楽しんでいる子に向かって、あからさまな嫉妬心を向けたり、

楽しむ事よりも責任を果たす事を伝えすぎたりしてしまってりで、

「喜びを味わう」という行為を禁止してしまう事があります。

「遊びたいのなら勉強を先にしなさい(責任を果たしなさい)」という言葉と共に、

勉強をしない子供を責め立てたり、否定したりしていたら、最悪です。

もしあなたが子供の頃に親や教師からそのようなセリフを言われていたのなら

今すぐにその言葉は捨てる事をお勧めします。

喜びは生命に備わった基本的な性質です。

それを禁止する事は、生きずらさをわざわざ作り出しているにすぎません。

成すべき事をする事は大切かもしれませんが、

それ以上に大切なのは”生命”としてここに在る事です。

生きる喜びを知らない親ほど、子供にもそれを禁止します。

人生とは耐え抜く事であり、大人になるともっと辛い事が待っていると説くのです。

その中でどうやって、夢や希望をもった大人へと成長していけるでしょうか。

喜びにあふれた人生を子供に送ってほしいと思うのなら、

生命の力を強く感じる子供時代に、本人が思う楽しい事をさせてあげればいいんです。

その上で、親である自分自身も自分の人生を楽しむのです。

子供の人生は子供のものです。親のものではありません。

子供の人生は親の人生の延長上にある考えている人が相当数います。

親に子供の人生を奪う権利はありません。命令もコントロールもできないのです。

このため、例え親から強い影響を受けていたとしても、

自分自身のために、そこから抜け出すという選択をとる事ができます。

それを親不孝と思わない事です。それは自らの人生の創造にすぎません。

 

 

2:性的虐待や嫌がらせによる喜びの禁止

「性」というものがあります。

チャクラでいうと第2チャクラと繋がりの在るエネルギーです。

この領域は「喜び」を司ります。人生における喜びの体験です。

「性」にまつわる事で非常に強いトラウマを体験したり、

アイデンティティが傷つけられたりすると、それが傷となって自分の内に残ります。

性的虐待の傷から自分を守るために、わざと多くの異性と肉体関係を結ぶこともあります。

一見するとよくモテる人のように見えるかもしれませんが、この人の行動動機はトラウマです。

性的暴行は相手に恥の意識を強烈に植え付けます。そもそも、性衝動とは破壊的なのです。

性におけるトラウマを持つ人は、罪悪感や自身に対する恥の意識を強く持ちます。

強烈な自己否定を行っているのです。自分は汚い、価値がない、魅力が無いと。

そこから逃げ出したいがために、体の関係を持ってくれる相手に依存してしまう事があります。

求められている間は、自分のネガティブな一側面に関心を向けなくて済むからです。

このような一連の動きは自らの傷を更に深める事にしかなりませんから、

早々に辞める必要があるのですが、この否定感は強烈なので、中々抜け出せません。

こうして、恋愛や性行為そのものに依存する人が出来上がります。

もしくは逆に、全くもって性にまつわる事を避ける場合もあるでしょう。

これもこれで不健全ではありますが、回復への第一歩は依存状態よりもスムーズにいきます。

このような喜びの禁止が起きている場合、とにかく癒しが必要です。

カウンセリングなどを活用して、自己認識を正しいものへと修復していくのです。

低すぎる自己否定は大変に破壊的です。簡単に自他を傷つけるのです。

様々な癒しが必要かもしれませんから、遠慮なく癒されるようにして下さい。

低くなった自己認識は「自分には癒される資格がない」と語り掛けてくるかもしれませんが、

それは100%嘘でしかありません。そんな言葉に耳を傾ける必要はないのです。

アナタは癒されるべき人であり、幸福を味わうべき人なのです。

喜びに向けて、自分の必要を祈り、願い、そして受け取ってください。

癒されたいと願えば、アナタに最も合致した方法でそれが起こるでしょう。

 

 

3:自我による喜びの禁止

「自己」が私たちの本質であり、生命そのものを指します。

しかし自我は、私たちの意識からこれを隠します。

自己はアナタの内部に在ります。アナタ自身が自己の光そのものとも言えます。

最も近い位置にあるこの光を認知させないために、自我は強烈な否定を行い続けています。

生命の否定、愛の否定、喜びの否定、成功の否定、存在の否定など、

ありとあらゆる「否定」でもって、アナタからアナタ自身を隠しているのです。

自我の行う否定は簡単に言えば「己自身に気付くな」という事です。

愛、幸福、喜び、安らぎ、平和、真実、真理

これら全ての源たる「自己」から必死に意識を遠ざけようとしています。

ですから、自我の発言はいつでも間違っています。

自我を信頼する事は、自らが求めている状態から離れるという事です。

自己への思いを強く持ち、そこに近づこうとすればするほど、

自我がもつこの否定感が牙をむいてくるようになります。

否定の証明がありありと現実に現れ始め、それを見る事で自己否定を更に強めるのです。

自我は自己に触れると力の大部分を失い、人生への主導権を失ってしまいます。

自我は人生への主導権を失いたくないので、必死でアナタを自己から遠ざけます。

このような自我による否定が起きている時に必要となるのは、

全ての否定をかいくぐって突っ切る勇気と、ひたすらに絶対的な愛を信じる勇気です。

これを継続していると「肯定」によって「否定」が打ち消される瞬間がやってきます。

否定を繰り返す自我に対して「だからなんだ/それがどうした」と言う感覚がやってきたら、

自我による否定の声が消え、心の内には絶対的な肯定と愛だけが残ります。

アナタ自身が”アナタ”に戻った瞬間です。

自我は完全には消えていないので、隙あらば自己から主導権を奪い返そうとしてきます。

この時、自我の相手はしないでください。否定に抗っている間は否定の内にあります。

湧き出てくる自我の誘惑の全てを「自己」に明け渡してください。

願いも希望も喜びも賞賛も、何もかもを「自己」に明け渡してください。

神聖さに首を垂れるのです。神聖なる自己に対して絶対的な降伏を行って下さい。

心が描くあらゆる種類の喜びも恐怖も自己に明け渡した時、人生の主導権が自己に移ります。

こうなったら、自己は自我と肉体を自身のための道具として使い始めます。

愛をこめて、自我の機能と肉体を使い始めるのです。本当の人生が始まります。

この状態は、誰にでも容易に起こるものではないのですが、

全ての魂が目指している状態でもあります。知っておくことは為になります。

どうしようもない程に辛い状態になった時には、アナタ自身がもつ絶対的な愛の力を信じ、

それに向かって祈り続けてみて下さい。アナタが信じたいものを祈ってみて下さい。

そうすれば、アナタの魂の状態に応じて、自己が答えてくれるでしょう。

 

自我による妨害 パターン2

望んでいる事は体験できないという思い込み

私は占い師をしていましたが、これで良い結果が出た時に相手が疑い出す事があります。

その心にあるのは「本当にそうなるのか?」というものです。

これを紐解いていくと「自分にはそれは体験できない」という思い込みに行きつきます。

「自分には望みの達成を体験できない」という思い込みを信じているので、

其れとは真逆の「願いが叶う」というメッセージを受け入れる事が出来ないのです。

できないと信じる事になった理由は多岐にわたりますし、

出来ない理由を探し始めたら際限なくそれが出てきてしまうでしょう。

ですが、注目したいのはどういう理由でそれが生じたかではなく、否定しているという事です。

否定は自我しか行いません。「できない」という否定的な考えは、自我によるものです。

先にも書きました。自我の言い分はいつでも間違っているのです。

自我はアナタから自己を隠して自らが主導権を握る事しか考えていません。

アナタを騙す事しか考えていないのです。否定させる事で、自我に注視させたいのです。

このような文章を読むと、自我は猛反発するかもしれません。非難するかもしれません。

それこそ、その思考が自我である証明となります。反発も非難も否定です。

自我がアナタにそれを禁止させているのなら、それは自己の愛で外す事が出来ます。

真実のみが自分の身に起こるようにと祈ってください。

自身の考えが正しい方向へ導かれるようにと祈ってください。

本当にアナタを支える「自己」の愛が、アナタに必要な変化を起こします。

それを受け入れましょう。受け入れて「できない」を「できる」に変えて下さい。

望みはアナタの人生に必要なものです。遠慮なく願い、享受してください。

 

 

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喜びの禁止は、心の深い所で起きている場合が殆どです。

少し難しい話が続きましたが、気になる所が有ったら

何度でも読み直して、少しずつできる事からやってみて下さい。

 

 

 

 

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