新年、あけましておめでとうございます。
旧年中は大変にお世話になり、本当にありがとうございました。
２０２０年、皆さまにとってどのような１年だったでしょうか。
世界的な情勢を見ると、本当に色々な事が起こりすぎていて、
「一体、２０２０年はどうなっているのだ」と何度も繰り返し感じたものです。
２０２１年は、どんな年になるっていくでしょうか…
今日は私が何となく感じている事を、少し書いてみようかと思います。
私の独り言を小耳にはさんでしまったような、軽い気持ちで見ていただけたら幸いです。
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２０２１年（というよりも”これから”）について
「これを信じていれば良い」「このようにしていれば安心」というものが無くなっていくと思います。
自分がどういう人生を歩むのかの選択は、これまでも自分自身に預けられていました…
が、しかし正直なところ、それは理想論のようなものだったと感じています。
なんだかんだと言っても、殆どの人たちが、殆どの人たちが歩む”人生の形”を選んでいましたし、
それを”しなければいけない”という風潮も強かったように感じています。
多くの人たちが、同じものを求められていた、と私は思っています。
勉強にしても、仕事にしても、人間関係にしても、
ある一定のスキルを持つ事を全員が求められていたような感じです。
だからこそ、それのどこかに苦手意識を持っている人達は、
社会不適合などと言った不名誉なレッテルを貼られたりと言った事も起こっていました。
少なくとも、私の周りではそうでした。
「皆と同じ」が最も良く「皆が出来ている事は自分も出来なければダメ」を強く感じていました。
さて、これからはどうでしょうか？
私が感じているのは、この「皆と同じ」という思考の持ち方では、
とにかく困ったことになるだろうという事です。
私のガイドが教えてくれたんですが、これからは「個人の時代」だそうです。
これまでは集団や何かしらの組織に属することで自分自身の在り方を見出していましたが、
これからは、自分ただ一人で”己の在り方”を見つけ出していく事が大切になるようです。
異性に愛されるには、企業に選ばれるには、友人たちから好かれるには、
地域コミュニティーに受け入れてもらうためには…などなど、上げだしたらキリがありません。
他者や外部から選ばれる人間になる事が、幸せや安定に直結していたような気がします。
あくまでも意識上での事ですが、それが社会の在り方にも反映されていたと感じています。
上手く行っている人の側にいれば、大きな会社に入れば、家庭があれば、友人が多くいれば、
などなど、こちらも上げだしたらキリがないですが、
何かしらの組織や集団、もしくは関係に自分が属している事に、安心していたような気がします。
「個人の時代」はそうはいきません。
どこに属してようが、誰と関係を築いていようが、自分がどのようなコミュニティーに居ようが、
時代が求めてくるのは「アナタは何者か」という問いかけ一本だと思います。
私という存在の軸に意識を戻しておかないと、これに明確に答える事は出来ません。
これからの時代は、とても自由だと思います。
だからこそ、そこに移行するまでには、多くの恐怖と向き合う事になるだろうとも思っています。
それは個人レベルで起こる事もあれば、
社会や世界という大きなレベルで起こる事もあるでしょう。
これまでの在り方が”重くてどっしりと腰を据えている”ようなものだとしたら、
これからの在り方は”軽くて一定に留まる事がない”ようなものになるだろうと感じています。
あくまでも感覚でしかありませんが、
これからやって来る”時代の変化”は、私たちが体験した事の無いものになると思います。
最初の方に理想論だと書いた「自分の人生を自分で選ぶ」という状態が、
”当たり前”の状態になる、そういった時代へと移行していっているのかもしれません。
これは全く予言ではないので、未来に何が起こるのかなどは分かりません。
意識や価値観、考え方を大きく変えるターニングポイントに生きているという事を感じているだけです。
２０２１年は、まだ２０２０年の混乱が続くと思います。
感じている「個人の時代」が定着するまでには、あと数年はかかると思うので、
この間は、人々の思想の間で争いが起こりやすくなると思います。
物質的なものの取り合いではなく、どちらの思想が正しいか、という論争のようなものです。
幾つかの混乱を乗り越えて、新しい価値観が定着していくのではないか…とそんな風に感じています。
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長々とした独り言を読んでくださり、ありがとうございます。
混乱は続くと書きましたが、個人的には、この変容はとても良いものだと思っています。
一人一人の素晴らしさがより表現されやすくなるという事ですから、それは本当に喜ばしい事です。
それぞれの方の魂の輝きが美しく輝く一年になる事を祈っております。
最後になりましたが、今年もどうぞよろしくお願いいたします。
２０２１年 元日