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良縁に恵まれ、運気に愛される鑑定書

四柱推命・算命学から宿命・運気の流れを解析し、結婚・離婚・不倫・子育て問題 魂が納得する解決策をお伝えします

「宿命通りに生きると生きやすくなる」という人に物申したい

 

 

こんにちは、坂井快衣、けいです。

 

 

陰陽五行説を元にした占い師さんのセールストークに「宿命を知り、宿命通りに生きると生きやすくなる」という言葉を、たまに目にすることがあります。

 

 

わたしも自分が陰陽五行説の学びを深める前は、そのような言葉を信じ、「そっかー、宿命通りに生きればよいんだー」と思い込んでいました。

 

 

ところが、わたしの生年月日の場合、学べば学ぶほど「こりゃ、人生に絶望じゃね?」と思えるほどに命式も後天運も非常に苦しく寂しい。

 

 

実際、数人の占い師さんに見てもらったことがありましたが、どの人も奥歯にモノが挟まったような言い方しかしません。

 

 

そりゃ、①身弱(根なし)財多、②宿命二中殺 ③初旬大運天中殺、④2旬目~3旬目が変剋律大運 ⑤3旬~4旬が大運天中殺の忌神大運、⑥壮年期が衰運の極み(胎→絶→墓→死)⑦大運に夏の季節が廻らない(=社会で表舞台に立つことがない)

 

 

と、くれば、占い師は「あぁ、お疲れさん・・ナムナム~」って感じなんですよねー

 

 

で、わたしは人生の途中まで、その宿命通りに生きてきたのですが、生きる意味が分からず本当に苦しかったです。

 

 

特に苦しかったのは、「自分の存在自体が周囲の迷惑になっているのでは?」という幼少期からの固定概念が覆すことができなかったことでしょうか。

 

 

大運の初旬天中殺所有者は、その約90%が父母の関係が非常にイビツだったり、何等かの理由で片親になるなど、家庭が崩壊していく中で育つことになり、幼少期の本人の命式は陰転します。

 

 

仮に初旬天中殺でなかった人でも、上記の「自分の存在自体が周囲の迷惑」という固定概念は、親が気分で子どもを叱ったり、勉強や人当たりの良さで兄弟を比較したり、忙しいからといって子どもの話を聞かなかったり、子どもを信用しなかったり、些細な事の積み重ねで出来上がってしまうものです。

 

 

そう考えると、親が何気なく子どもに対してしてきたことが、将来まで不幸にする概念となって、我が子に固着する

 

 

反対に、子ども時代にすり込まれた(親や学校などから押し付けられた)固定概念を、大人になってまで後生大事に持ち続けるってことも、すごくバカバカしいことだなーとも思うのです。

 

 

あと、変剋律大運中は、わたしが想定した出来事が、良くも悪くも斜め上をいく位に外れ続け、自分の核になる部分が何も形成できませんでした・・・まるで、船酔いが何年も続いてゲエゲエ吐きながらフラフラしているような状態でした。

 

 

大運天中殺&忌神大運は、突入直前に「このままだと本当にヤバイ!」と、恥も外聞もかなぐり捨てて、自ら売り込みながらの婚活、幸い良い人と結婚(ホント、ラッキー!!)し、陰転極まれり職場を即退職、陰転極まれり実家を合法的に離れ、新たな家庭に深く潜伏することで、この難局を乗り切りました。

 

 

(当時は、正社員で働きながら、華道&料理を習い、見た目に注意し、お見合いを数多くこなしていました。我ながらよく頑張ったなーと思います。

 

 

ただ、結婚したからOKではなく、別の大変さもたくさんありました・・でも前向きなものなので、苦労とは思いませんでしたね♪)

 

 

わたしの大運の場合は、大体このような感じでしたが、宿命は、もともと身弱財多の金性に偏っています。

 

 

これは衝動的で攻撃的、しかも中殺(=宿命二中殺)されているので、この性情を心のままに表出すると、この大運では、わたしの現実世界は確実に破滅です。

 

 

すなわち、宿命通りに生きると、インキャで腐った中年女になり、ゲホゲホ咳込み(金性が強いと呼吸器系の疾患になりやすい)ながら現世を恨むという人間がいっちょ上がり。

 

 

では、どうしたのか?というと…わたしの場合

 

 

まずは、我慢を止めました。

 

 

衣類から小物、食べ物に至るまで、安さ基準で購入するという考え方を止め、【自分の好き嫌い】に忠実になりました。

 

 

もちろん、周囲からの評価を期待してブランド品を買うこともしません。

 

 

とにかく、選ぶ時の価値基準は【自分が好きか嫌いか】だけにしました。

 

 

あっ、もちろん、自分の好き嫌いを大切にする分、大切な人の好き嫌いも自分と同じように尊重しなければなりません!

 

 

そのように、我慢を止め、お互いの好き嫌いを軸に生活を続けると、少しずつ自分が自分を良いものとして受け入れられるようになります。

 

 

ただ、この【自分の好き嫌い】の感覚は、わたしの場合、子ども時代にすでに壊れていたため、その感覚を取り戻すのに1年以上かかりました。

 

 

次に、ポジティブな解釈を心掛けました。

 

 

例えば、身弱財多・・・欲をかかず、我が身の力量を知り、人を大切に誠実に働けば、力量よりもう少し多く、人とお金を惹きつけることができる。

 

 

金性への偏り・・・衝動的なことは分かっているので、何かあれば、動く前にまず紙に書き出し、客観視する習慣をつけると、返って良い行動力に繋がる。

 

 

宿命二中殺・・・自ら積極的に何かを得ようと動くと1000%失敗するので、謙虚に利他の心で大切な人に尽くすこと。そうすれば、思いもよらぬ次元上昇を見ることもある。

 

 

衰運(胎→絶→墓→死)・・・現実には弱いが、メンタルはいくらでも強くできるし、発想力が鍛えられるため、表現力の豊かさが今後の役に立つ。

 

 

大運に夏の季節が廻らない(=社会で表舞台に立つことがない)・・・わたしじゃなくても、自分の回りの人が活躍し、その一助になれば、自分もその人と同じ気持ちを共に味わうことができる。

 

 

という感じです。

 

 

また、自分の口から出る言葉も意識して、ポジティブになるようにしています。

 

 

右矢印プラスの言葉をどれくらい言えますか?(あ行)

 

 

 

宿命通りに漠然と生きていたら、どん詰まりになる命式はいくつでもあります。

 

 

わたしがこのブログでお伝えしたいのは

 

 

まずはご自身の宿命を「こんな感じかぁ~」とまるっと受け入れる・・・これは自分の容姿を受け入れるのと同じ。

 

 

次に、生きているうちに嫌だったこと、困ったことに対し、自らが心地よくなるように改良改革を施していく・・・これは家を住みやすいように手入れしていく感覚。

 

 

こうしたことを人生の中で何度も何度も繰り返すことで、宿命は次第に陽転に傾き、気がつけば、想像つかないご褒美が待っていることもあるのです。

 

 

しんどい命式をお持ちの皆さま、現世で共にがんばっていきましょうね^^