●発想の転換が早い(一貫性がない)は生まれつきの個性ですが・・・東京都知事選(2)
こんにちは、坂井快衣、けいです。
前回のつづきです。
発想の転換が早い(一貫性がない)は生まれつきの個性ですが・・・東京都知事選(1)
前回は、発想の転換が早い人(言動に一貫性のない人でもある)の命式には、日干の干合が複数ある場合が多いこと、そして、その件について、蓮舫さんの命式を使ってご説明させていただきました。
まだ(1)をお読みでない方は、先に上記リンクから(1)をお読みいただいた後、改めてこちらに戻ってきていただけたらと思います。
今回は、同じく日干に複数の干合を持つ、小池百合子さんの命式の解説をしたいと思います。
小池百合子さん
小池さんの干合は、蓮舫さんの時とは少し違います。
蓮舫さんの場合は
干合が次々と起こることで日干が【丙火】→【壬水】→【甲木】と次々五行変化を起こすのに対し
(実は、蓮舫さんには【甲己干合】も存在し、日干【戊土】に変化することもあります・・・面倒クサイので省略)
小池さんは、基本的に日干が【壬丁干合】だけで、【壬水】→【甲木】、【壬水】に戻る→【甲木】の変化が激しいだけになります。
そのため、蓮舫さんは、精神の在り様が明後日の方向にどんどん変化していきますが(詳しくはブログ(1)を参照)
小池さんは、蓮舫さんほど印象が変わりません。しかし、自由きままな【壬水】が【甲木】に五行変化すると、心理的には
【窮屈な世界で警戒心を強めながら、自分成長中心の生き方】
となっていきます。
で、小池さんは、【壬丁干合】が三柱の天干全部に広がって木性一色になってしまいますので、情的になればなるほど
【一度手に入れたものは絶対に手放さないぜ!!】
と、どんどん自分の保守と成長だけに執着を強める・・という感じになります。
そして、自分の成長に執着心を強めることは、基本的に自分&自分周囲ファーストであって、国民や都民の成長に執着を強める訳ではないんですよねー
だって、自分と自分の腹心以外の第三者が成長しちゃうと、自分の素敵な存在が見えにくいし、お金や権力が分散してしまうのは、本人の魅力が半減してしまう危機感に直結します。
で、そんな窮屈な性情のまま過ごしていると、ご自身を表す日干【壬水】が、自分が干合して生み出した木性たちに吸収され、どんどん弱体化していくのです(水→生→木)。
壬水はもともと自由気ままに行動することが一つのところに止まるとよどんでしまい、清らかさが失われます。
陽転している時は、誰にも束縛されずに自由きままにどこへでも出かけていって刺激を受け、人が考え付かない斬新な判断を下すことを本分としています。
ですので、木性の干合を複数所有する小池さんは、政治のシガラミの中枢に自ら入り【守り】を強めることによって、よどみの中で生き続ける。
結果的に、小池さんの一貫性のなさは
【ワガママでいたい、自由大好き!】の本心が出たり
【はっ、自分と周囲を守らなきゃ!そのためには、周囲に影響力を示さなくっちゃ!じや、今は守りに徹して、この場に留まろう!我慢!我慢!】
と情のシガラミの中で、投げやりに折り合いをつけたりなど、その時その時の状況に応じて、ご自身をカメレオンのように変化させていく。
(今年の港区長選で、自民党公認5期20年区長を務めた武井氏が落選した時に、新しく当選した無所属の清家愛氏を、小池さんが都庁に呼び、ガッチリ握手している姿をテレビでアピっているんですねー
小池さん、自民党から支持を受けているんですよ?!発想の転換が早すぎ?!)
それに、月柱と日柱が干合&庫気刑という【干合支刑格】を所有しているところを見ると、無意識に取る行動も、自分の意思とは関係なく周りの目上の人達の影響を受けてしまっています。
そういう他者の言動に影響を受けやすい傾向も、小池さんの一貫性のなさに作用しています。
また、小池さんは年柱と日柱が納音となっています。
年柱と日柱の納音は、親の影響が大きい人であることを示唆します。
そこで、小池さんのWikipediaを調べてみると、お父さんが小池勇二郎さんという方で、実業家としては戦後混乱期に乗じて大成功した人なのですが
石原慎太郎氏と出会ったことで、途中から政治に夢中になり過ぎ、事業を疎かにした結果、何もかも失い、娘のエジプト留学も途中で頓挫させてしまった・・という人物でした。
(お父さんは、途中衆院選に立候補されましたが落選しています)
小池さんとエジプトは、お父さんの事業の貿易先がカイロだったこと、そして日本の事業が倒産した時にカイロで日本食レストランを開業したことなど、お父さんの影響によるところが大きいのです。
また、帰国後はお父さんの友人のツテで、日本アラブ協会の通訳兼アラビア語講師を担当されていました。
小池さんの地支が全て土性であることにより、過去を引きずる傾向が強いため、もしかすると、お父さんのリベンジを果たすために、ずっと頑張っていらっしゃるのかもしれません。
以上、東京都知事選に出馬する、女性2人の命式を見てみました。
蓮舫さん、小池さんの共通点は
①3柱天干すべてに干合がある(干合は情による結びつきによって思考が次々と変化していく)
②2人とも情的な干支を所有している・・・さらに双方に同じ干支【丁未】で律音になっている
※【丁未】は、表面上は冷静に見えるが、内面に消えることのない情念を保有している干支
③タレント出身(これは陰陽五行関係なし(;^_^A)、名声や賞賛を強く欲する、言葉の言い回しが巧みである
④釈明必須のスキャンダルを保有している(これも陰陽五行関係なし)
うーん・・・都知事というポジションは、お二人の感情を満足させるに十分だと思いますが・・・都民や大衆にとっては疑問符が残ります。
どなたかがお二人を、赤いきつねと緑のたぬきを例えに出されていましたが
どちらも似た感じの、派手で、言葉のチョイスが上手いのですが、思考に一貫性がないから、ついつい筋の通らないことをしてしまう。
最近は、小池さんや蓮舫さんが出ているニュース番組を見ると、耳が拒否してしまい、偽りの笑顔に禍々しさを感じてしまい、生理的に受けつけず、速攻でテレビを消すようになってしまいました(;^_^A
あと、56人が都知事選に立候補していますが、この中でどれくらいの人が真剣に都政を動かす頭脳と実力と度量を持っているのかね?
ぜひその辺を各テレビ局は真摯に取材&分析&精査をしていただきたい・・・小池さんや蓮舫さん情報はもういいや。
その方がよっぽど、今後の都知事選の役に立つと思います。
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