●やはり、目上から可愛がられる人は運気が上がります(2)
こんにちは、坂井快衣、けいです。
前回のつづきです。
前回では、運気が上がる恩恵に授かるには、目上の人(親、上司、先生、先輩など)から目をかけられた方が良いよ!というお話をしました。
そして、そのことを陰陽五行説を使って説明するべく、目上への対応パターン5種類(A~E)を順番にお伝えしています。
もしまだ(1)をご覧いただいていない方は、ぜひのリンクから、ご覧いただいた後、改めてこちらに戻ってきていただけたらと思います。
前回は5種類の命式の3つ(ABC)をご紹介しましたので、今回は残る2つ(DE)をご説明をしたいと思います!
D.年柱天干(方角【北】・・目上の場所)が、中心星(方角【中央】・・本心・心の拠り所・方向性)から生じられる場合
※ちなみに【生じる】とは、支える、助けるという風に捉えて下さい。
この人は、繊細な心を持ちながらも、周囲を見渡し協調しながら上手く世渡りしようとする傾向があります(←乙の傷官)
【北】の目上の場所には、威厳があり華やかで人が良いながらも、現実的な対応がとても巧みな人物を引き寄せますので、この人物は「目上を助けなきゃ!親孝行しなきゃ!喜んでもらわなきゃ!」という思いが強い人物になります(←丙の偏財と乙の傷官の関係)
これは一見良いように見えますが、本人が目上を生じるこの関係は、目上に対して【ありがた迷惑】な現象を引き起こします。
何故なら、普通の目上からすると「なぜ、目下からわざわざ、教えられたり、支えてもらわにゃならんのだ?」と感じてしまうような、本来ならば、目上が目下を支えたり助けたりするはずが、真逆の自然の理に反した関係となるからです。
要は、目上が頼んでもないのに、目下から一方的に「してあげている」と、一方的に押し付けられる感覚に陥るんですね。
すると、その様子や態度が、目上にとって礼儀礼節に欠けているとか、目下の価値観を一方的に押し付けられていると感じる可能性が高くなります。
すると、本人は自分の価値観を押し出すばかりで、目上から新しいものを学んだり、取り入れることが少なくなってしまいます。
結果、目上は本人に対し、とりあえず我慢強く対応したり、避けてみたり、離れていこうとするのです。
このような命式をお持ちの方は、まずはご自身が、親切の押し売りをしていないか?相手の立場を理解しているか?など、価値観のすり合わせをする必要があるのかもしれませんね。
※補足・・・この形で、北が【偏印】【傷官】で、これを生じる命式の場合、不思議と親に縁のない人が多くなります。
ちなみに、この命式の有名人は、昨年話題となった宝塚の【天彩峰里】さんでした。
E.年柱天干(方角【北】・・目上の場所)が、中心星(方角【中央】・・本心・心の拠り所・方向性)を生じる場合
この人は、自分の役目役割に忠実で、完璧にこなしたいと考える人であり、素直な性情を持つため、幼少期の家庭環境によって状態がガラリと変わる命式です。
幼少期の家庭環境が貧しかったり、片親など、幼い頃から親に自分の役目役割を与えられていた人であれば、人見知りを発動しながらも、自分のプライドにかけて懸命に人に尽くす行為行動をしていきます(←辛の正官)
しかし、経済的に余裕のある家で、家庭内で何も役目も与えられず甘やかされて育った場合は、内面のプライドばかりが肥大し、自己顕示欲の強い、自分から嫌な事は一切しない人物になっていたことでしょう。
【北】の目上の場所には、受けて立つような大らかさのある温厚さを持った人物を引き寄せ、常に、本人を庇護し支える関係になっていきます(←戊の偏財と辛の正官との関係)
目上から常にエネルギーを注がれ続けるということは、本人から見ると、目上からの支えや援助がごくごく当たり前のものとして受け止めるようになりやすく、目上のありがたみや感謝の気持ちを持つことが難しくなります。
時には、本人の意に沿わない、押しつけがましい支えや援助も舞い込む訳で、場合によっては「ウザイ」「面倒くさい」「もう放っておいて」と感じることが、他の人よりも多くなります。
結果、本人は目上に対して、礼を持って対応することが減り、勝手きままに強気な態度を示し、目上はやがて「礼儀知らずの若者」として本人を切り捨ててしまうのです。
このような命式をお持ちの方は、目上からの指図を異常に嫌う傾向があります。
ですが、若いうちは引き立ててくれる目上がいるからこそ、次のステージに行くことができるのです。
それに、ご自身に一人で生きていくだけの力がない人の場合、どうしても目上の支えや援助が必要です。
無意識に生意気な態度を取ってしまうかもしれませんが、その態度、本当に大丈夫ですか?
今一度、ご自身の態度を根本的に見直し、運気向上にお役に立てていただけたらと思います。
ちなみに、幼少期から片親で苦労されてきたEの有名人は【堀北真希】さんです。
ちょっと人を寄せ付けない孤独な印象がありますが、心許せる少数の人には大変心の温かい人だと評判だそうです。
そして、幼少期から実家が裕福で、周囲から甘やかされて育った、堀北さんと良く似た命式をお持ちの有名人は【多岐川華子】さんです。
(中央と南の両方【辛の正官】、北が【戊の偏財】が同じ)
多岐川華子さんは
「世間知らずのお嬢様」として裕福に育つ。両親の影響から、幼い頃から芸能界を志し、14歳の時、「母のようにチヤホヤされたい」との憧れから芸能界入りを志して、猛反対する母に内緒で10社以上の芸能事務所に履歴書を送りオーディションを受けるものの全滅、気づいた母の紹介により芸能事務所に所属する
<Wikipediaより引用>
また、2010年には、松方弘樹さんの息子で俳優の仁科克基さんとスピード結婚、翌年スピード離婚をされています。
命式は似ていても、幼少期の親の接し方でずいぶん違う運命をたどるんだな・・という典型的な例ということで、今回ご紹介させていただきました。
これで、A~Dまで、陰陽五行説的5種類の目上との対応傾向をお伝えしました。
そして、この5種類は、皆さま全員必ずどれかに該当します。
さて、ご自身はどのタイプだったでしょうか?
無意識に相手に価値観を押し付ける、無意識に相手を疎んじる、対等意識を持つ、どちらにも注意が必要です。
もしよろしければ参考になさってくださいね!
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