己土濁壬 目前の誘惑に抗いにくい者たち | 良縁に恵まれ、運気に愛される鑑定書

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己土濁壬 目前の誘惑に抗いにくい者たち

 

 

こんにちは、坂井快衣、けいです。

 

 

【己土濁壬(きどだくじん)】って言葉は、皆さまご存じでしょうか?

 

 

【己土濁壬】は基本的に四柱推命の方で使われる言葉です。

 

 

で、ネット情報で【己土濁壬】は、【己土は隣に壬水が来ることを嫌う。あらゆる欲望に弱い傾向がある。】と記載されています。

 

 

<↑のような命式を己土濁壬といいます>

 

 

なぜなら、【己土】と【壬水】は、自然界では砂浜と大海の関係となり、潮の満ち引きで、砂浜の砂が海側に引きずられてしまう関係だからです。

 

 

潮の満ち引きって、砂と同様、人間だって深い海中に引きずり込んでしまうほど強い場合もありますので、注意が必要。

 

 

そのため【己土濁壬】の命式の人は、つい不倫に走っちゃったり、その場のノリでつい悪事に手を染めちゃったり、相手が現ナマ見せるからつい賄賂をもらっちゃったり・・と、普段は常識人でも

 

 

つい‥やっちまった・・魔が差した

 

 

が多くなる傾向があります。

 

 

 

 

 

 

それじゃ、算命学的に【己土濁壬】はどうなっているのか?と申しますと

 

 

まず、日干【己】の隣に【壬】が存在する命式の場合、【壬】は【正財】となります。

 

 

 

で、【壬】というのは元々【偏印】の気を持っている干なので、【壬の正財】とは、偏印の気質【改良改革・放浪】の性情を含んだ【正財】な訳です。

 

 

 

【正財】は男性にとって【家庭】【正妻】【給料(俸給)等の蓄積】と、まるでサラリーマン男性が家族のために汗水たらしてお給料を家庭に持ち帰るような性情を有しています。

 

 

ちなみに、日干【己】の【己】という干自身にも、元々【正財】の気を持っているので、本人に【家庭を守る】という性情がインプットされています。

 

 

そして、【正財】の【家庭を守る】【給料(俸給)等の蓄積】という性情の根元には、不安があります。

 

 

・不安だからお給料をもらってお金(物質も含む)を蓄積しなきゃ!

 

 

・一人は不安だから家族を持たなきゃ!

 

 

といった、背後に忍び寄るさまざまな【不安】が、家族を持ち、お金や物を蓄積し続けるようになるのです。

 

 

 

そして、そんな真面目な【正財】に自由奔放な【偏印】の性情がミックスされた場合

 

 

「あー家にジッとしているなんて耐えられないわ~」「お給料がこれだけ?!倹しい生活しかできないじゃないの~」「家庭に縛られたくないわ~」「もっといい男が外にいるかも知れないわ~」なーんて言い出したとしたら・・・・

 

 

不安のためにチマチマ生きていた自分が嫌になってしまい、全部の不安と責任から逃げちゃいたいイメージがフツフツと出て来ると思いませんか?

 

 

 

 

もちろん、この己土濁壬の命式を持たなくても、不倫や詐欺、モラハラ、贈収賄、失踪など、現実から目を背け、目前の責任から逃げちゃう人は多数います。

 

 

とはいえ、己土濁壬の命式は、この【逃げないボーダーライン】が普通の人よりも低い傾向にあり、魔が差すような現象を引き寄せやすい傾向にあるのです。

 

 

そのため、この命式を所有する人は、幼少期の成育歴が非常に重要になります。

 

 

親が厳しく、筋道を通した躾をほどこされていたり、子ども時代から一人孤独の中、厳しい人生を経験し、世間から教育されながら、真面目に努力していた場合は、身体に染みた教訓が効いて、目前にどんなに魅力的な誘惑があったとしても、そうそう馬鹿な真似をすることはありませぬ。

 

 

ですから一概に【己土濁壬】があるから「この人は危うい」と一決めつけるのではなく、その人の成育歴や友人関係をよく観察した上で総合的に判断しましょう。

 

 

 

 

 

 

 

日干【壬】の隣に【己】がある場合も【己土濁壬】が成立します。

 

 

日干【壬】の隣に【己】が存在する命式の場合、【己】は【正官】となります。

 

 

日干【壬】の【壬】は上記に記載した通り、偏印の気質【改良改革・放浪】を有しています。

 

 

で、【己】というのは元々【正財】の気を持っている干なので、【己の正官】とは、正財の気質【家庭】【正妻】【給料(俸給)等の蓄積】を持った干が【正官】の持つ【自分の役目役割を全うする】【正夫】【仕事】の意味を持つ訳ですね。

 

 

そして、【正官】の【自分の役目役割を全うする】【正夫】【仕事】という性情の根元には、自尊心(プライド)があります。

 

 

・自分の自尊心を傷つけられたくないから自分の仕事だけはバッチリこなすぞ!

 

 

・自分の自尊心を満足させたいから、他の奴らに負けたくない!

 

 

といった、さまざまな自分の自尊心を守り強めるために、身を削ってでも自分に与えられた役目役割を全うしようと努力する訳です。

 

 

そんな自尊心バリバリの【正官】に、不安が強く自分の居場所を死守したい【正財】がミックスされた場合

 

 

「あーちょっと経歴詐称してもバレなきゃいいじゃん」「選挙に勝つためには、違反も少しくらい大目に見てくれても・・」「ダメ上司、ダメ部下はどうなっても構わない」「ちょっとくらい経費をちょろまかしても大丈夫だろう」

 

 

などと自己愛が強まり、自分さえよければ・・といった気風が出て来るに加え

 

 

日干が【偏印】の気を有する【壬水】なので、自由奔放に上記に記載した通りのことを実践しかねなくなるのです。

 

 

 

 

 

 

 

しかし、湧き上がる【正財】の【不安】や、【正官】の【自尊心】を、自身の正当な努力に結びつけつつ、自尊心を満足させることができていて

 

 

他者を大事にする倫理観が成熟させるような、心の次元が高い人の場合は、いくら命式が己土濁壬となっていようと

 

 

自分の利益のために人様を陥れるようなこと

 

 

は決していたしませぬ。

 

 

 

 

 

と、まぁ、このように【己土濁壬】は、算命学の理論でも証明される訳です。

 

 

甘い誘惑は誰にでも遭遇しますが、とっさの時に毅然とした対応ができる人なのか、大海に流されるままに自分の責任すら放棄してしまう人のか・・・

 

 

目前の理性のハードルを飛び越えるのも、踏みとどまるのも本人次第。

 

 

しかし、その結果はどうしたって本人や、周囲の人達が背負う他ないことを忘れないようにしなくてはなりません。

 

 

 

 

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