四柱推命 倒食について | 良縁に恵まれ、運気に愛される鑑定書

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●四柱推命 倒食について

 

 

こんにちは、坂井快衣、けいです。

 

 

さて、最近のお問い合わせに【倒食】についてのご質問があります。

 

 

倒食とは

 

 

自然にのっとった生き方をし、のんびりと人生を楽しみ、自由を愛し、表現力が豊かな【食神】

 

 

物事の本質を正しく知るために、未知の世界を自ら直接体験して、それらをまとめ上げ新しいものを作り上げたり、改革に乗り出す、そのためには努力もいとわない【偏印】

 

 

この2つが、命式内後天運でそろってしまうと、偏印食神を攻撃したり支配しようとすることで倒食となり、健康上の問題や精神上の悩み、さまざまなトラブルの源になるといわれる現象のことを指します。

 

 

では、すべての人にそんな脅威が訪れるか・・というと

 

 

①他の変通星との兼ね合い(特に偏官が近くにあると脅威が増しますが、反対に偏財が近くにあると脅威は小さくなります)

 

②偏印にくっついている十二運星との関係

 

③命式内に置かれている、食神と偏印の位置

 

④もともと命式内の【食神】が良い動きをしているかどうか

 

 

などで、かなり変わってくることになります。

 

 

ですので、個別にじっくり見てみないと【倒食の凶意がその方にとって大きな影響があるかどうか?】は分からないということになります。

 

 

例えば、以前のご相談者 moanaちゃん の命式内には、moanaちゃんの【月支元命(月柱地支)】が【偏印】で、その向かって右隣の年柱地支に【食神】がありました。

 

 

月支元命は、日主(moanaちゃん自身)の精神的なよりどころとなる変通星のことで、そちらが【偏印】ということは、攻撃する側が月支元命であることから、moanaちゃん自身にはさほど精神的な打撃はないと見ます。

 

 

しかし、食神はもともと言葉や文章を書くなど表現力の源の星であるため、せっかく食神があるのに自己アピールが苦手になり、人に誤解を与えやすくなるということはあるかも知れません。

 

 


そしてこれがもし、 月支元命が【偏印】ではなく、攻撃される側の【食神】だったとして、それが仮に弱い十二運星とくっついていたとしたら



心の拠り所を失ったような喪失感と孤独を内に秘めながら、自分の思いをなかなか口にすることもできず、人間関係が苦手で引きこもりやすい人になっていたかも知れません。


 

すると、健康を害し過食嘔吐のような神経症(躾や知恵ばかり詰め込まれて、感情を吐き出せずストレスを溜めると、今度は自分を攻撃し始め、このような病気になりやすい)を発症したり

 


うつや引きこもりに近い症状が現れることもあるかもしれません。

 

 

もちろんこれはあくまでもそういった傾向があるということ。



自分にそういった傾向があると分かっていれば、そうならないように予め対策を立てることができますよね。



またそれ以前に、幼少期の環境や両親の育て方がより大きな影響を与えますが…




まぁ、強いて言うなら

 

 

【食神】=幼児期の自由な子ども

 

【偏印】=しつけに厳しい教育ママ

 

 

といったところでしょうか?

 

 

教育ママ【偏印】に、努力至上主義でワンマンそして行動あるのみの星【偏官】が近くにいれば、教育ママ【偏印】はさらに力を得て、自由な子ども【食神】を思い通りにしようと攻撃力が増すでしょう。

 

 

反対に、教育ママ【偏印】に、まぁまぁいいじゃないですか・・ひとまずこの子【食神】の話を聴きましょうや・・などという懐の大きな愛情の星【偏財】が近くにいれば、自由な子ども【食神】はかなり救われると思いませんか?

 

 

このようにして

 

 

倒食は単体の凶意ではなく、さまざまな要素が絡み合って起こる現象

 

 

だと解釈してください。

 

 

こうしてみると、四柱推命(算命学)って結構、現代人に対しても理にかなった学問だと思いませんか?

 

 

 

 

 

 

☆四柱推命鑑定 坂井快衣☆

 

 

 

 

 

 

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