こんにちわ
先日、私の「機織りがしたい!」という夢が叶いました
憧れの葛布を織らせていただけたんです
しかも葛のツルを採るところから
織るところまで全工程です
もう楽しすぎる夢のような時間でした
![ピンクハート](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/083.png)
お時間あったらお立ち寄りください
![ラブラブ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/084.png)
葛布の体験会は希望者が多くて
なかなか参加させていただけないものなんですが
私の夢を小崎葛布工芸さんが叶えてくださいました
以前、葛布のご紹介をブログでアップしましたが
その時に詳しく書けなかった部分
葛のツルから織るところまでを体験させていただけたので
ご紹介しますね
まず葛のツルをみんなで採りに行きました
素直にまっすぐに伸びた先の方
3mほど切って束ねます
それをお鍋に入るサイズに丸く束ねます
それを沸騰したお湯に入れて茹でます
茹で上がったら一晩お水に漬けます
きれいな小川があればそこに漬けておいて
良いのですが
なかなか難しいことですね
その時はお水を変えながら溜めたお水に
漬けておいても良いそうです
一晩明けたら草をかぶせて蒸らします
刈りたての草が良いそうで
ツルの上にも下にもたっぷり草を入れます
蒸らす時間は中2日
3日後に取り出します
3日後こんな感じです
茶色くなっていますね
お水の中でツルの外皮を剥き
その中にある繊維部分を優しく取り除きます
取り出した繊維はこんな感じです
ツヤツヤでとても綺麗な繊維ですよね
あの固い葛のツルから
こんなきれいな繊維がとれるなんて
この繊維を小川の流水等できれいに洗い
一晩乾かします
乾いた繊維を糸にしてつなげていきます
この結び方に最初はみんな悪戦苦闘でした
糸ができたら割りばしに巻き付けて
織れる状態にします
ほんとツヤツヤなキレイな糸です
葛の糸をセットしていざ
織ってる間は夢中でした
嬉しすぎて楽しすぎてほんと夢のようでした
そしてこちらが私の初葛布です
私が糸にした葛の糸で織らせていただきました
茶色い縦糸は綿の糸です
白い玉に見える部分は葛のつなぎ目です
私がつないだものなので
大きい部分もありますね
でもこれも味と思えるのが
葛布の良いところのように思います
もちろん下手だと思いますが
形になったことがとても嬉しいー
初葛布の記念品です
駆け足でご紹介しましたが
葛のツルから織りまで
とても多くの手間暇がかかっています
それだけたくさんの人の手が加わり
1つの織物が出来上がっています
織っていらっしゃる方ののお言葉
たくさんの方が手をかけて作ってくれた糸だから
無駄にはできないし軽く扱えない
だからいつも思いを込めてとても集中して
織っています
葛布を手に取ると
その艶や美しさに見とれて
しばらく見入ってしまいます
きっとたくさんの人の思いが
自然と伝わってきているんですね
この体験会で教わったことを大切にし
ツルを採り織るところまで自分の力で頑張って
私の葛布を織る夢につなげていきます
古い歴史があり
こんなに素敵な葛布もお店が2軒となり
存続が危ぶまれています
まず多くの方に知っていただき
興味を持っていただくことが
大切と感じています
ぜひ静岡にお越しの際は
掛川城のそばにあるお店に
お立ち寄りください
伝統工芸というと敷居が高いように感じますが
軽い気持ちでも大丈夫
よろしくお願いします
葛布の織りやデザイン、商品について
ご紹介したブログです
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