現在当塾は束の間の「夏休み」となっております。とはいえ、先日は中3生の模試を実施しましたし、休講中に振替授業や臨時授業も入ってはいますので、完全な「お休み」ではないのですが、それでも通常授業がお休みであることは、日頃から疲れ切っている私としては、かなりありがたいというのが本音です(笑)。
受験生については、授業がない日についても家庭学習の内容を連日報告することを課しています。ひと昔前はお休み中に塾生各人と連絡を取ることはなかなか難しかったのですが、現在はスマホを所持している子についてはLINEなどで簡単に連絡が取れ、非常に便利な時代になりました。このような面での「文明の利器」は、今後も最大限活用していきたいと思っています。
静岡県においては夏休み明けに「学力調査」が実施され、いよいよ本格的な「受験校選定」の時期となります。志望校の難易度と自らの学力を照らし合わせ、「方向転換」を迫られる子も少なくないでしょう。「ぼんやりとした希望」から、「より現実的な選択」を迫られる時期だと言えるでしょう。
このブログでも再三言及させて頂いておりますが、私自身としては進学する高校など「どこでもよい」と考えている人間です。塾の経営者としてはおよそ相応しいとは言えない考え方かもしれませんが(笑)、これは文字通り「偽らざる本音」なのです。
世の中は「必ず努力が実を結ぶ」ほど甘いものではありません。その事実は、大人であれば誰だって身に染みて感じていることだと思うのです。子供にとっては少々残酷な「現実」なのかもしれませんが、痛みや苦しみ、悔しさを伴ってこそ理解できる「現実」もあるいのではないかと思うのです。そういう経験を経ることこそが、「大人の階段」を登っていくことなのかもしれません。
中学受験であれ高校受験であれ大学受験であれ、どれだけ学習しようが、模試で「A判定」を頂こうが、「100%合格確実」など有り得ませんし、そんなことを高らかに宣言している塾は、明らかに「詐欺」です(笑)。かように受験生たちは極めて「不確実」な現実を、大いなる不安を抱えながら日々過ごしているはずなのです。
ただ、唯一「確実なもの」があるとすれば、それは志望校を目指して「頑張った過程」だけなのです。この過程さえ悔いなく過ごすことができれば、この先の人生の中で、「リベンジ」の機会はいくらでもやって来るはずだと、私は信じて疑いません。
当塾でも高校受験では涙を呑みながら、その悔しさを忘れずに大学受験ではしっかり「リベンジ」してくれた塾生が何人もいました。そんな塾生たちは、「平坦な道」を歩んできた「優等生」たちよりもずっと魅力的な人間に感じるのは、きっと私だけではないでしょう。「挫折」を知ることも、人間の成長にとっては極めて重要な要素なのだとつくづく感じてしまいます。
「高校受験」が人生における重要な節目であることは確かですが、それをもって「勉強」が終わる訳ではないのです。受験生にとって入試の成否は気になるところではありますが、そんな時こそ3年後・5年後の自分を想像し、中長期的な視点で自らの「立ち位置」を考える必要があるのかもしれません。
「人生」とは思いのほか永く、また何度でも「やり直し」が効くものだと、私は考えているのです。
頑張りましょう!













