ここ最近は、私立高校の先生が私どものような「中小零細塾」に顔を出されることが多いです。
そんな先生と懇意にさせて頂いているケースも少なくないのですが、彼らからすれば、特に難易度が高くない私立高校の場合、大手の学習塾を訪問しても全く相手にされず(笑)、まともに話を聞いてくれるのが私どものような中小零細塾だけ、という切実な事情もあるようです(笑)。
彼らの第一義的な目的として、高校そのものの広報宣伝や、少しでも「質の良い生徒」を塾に紹介してもらうという極めて重要な任務があることは確かなのですが、もうひとつ、「塾でしか聞けない情報」を求めている場合もあるのです。
学校における「内申書」は実にいい加減な代物で、そもそも「内申点」なるものが大いに客観性に欠ける「エセ評価」であるだけでなく、その他の生徒の素行や人間性に関する評価についても「嘘」が多いケースが実際にあるのです。入学前にいくら「嘘」を吐いても、入学後すぐにその「嘘」はばれます、当たり前の事なのです(笑)。だからこそ、中学校側を全く信用していない私立高校が少なくないのです。
私立高校は公立高校と異なり、生徒数の減少は経済的な側面から学校運営に深刻な影響を及ぼします。だからこそ、中途退学の危険性が高い、
「素行不良者と不登校」
の生徒を忌避する傾向が強いのです。これは私立高校の立場としては無理からぬことだと思いますが、このあたりの「素行や生活態度」について、中学側で「都合のよい操作」をしてしまうケースが多々あるのです。
かといって、私立高校として中学との関係性を断絶してしまうのは決して得策ではなく、ならば「生徒の実像」を「塾」に聞こうじゃないか?という判断に至っているようなのです。
「じゅくちょう、成績が足りない時はご相談ください、何とかなるケースもありますので!それよりも、真面目で、遅刻や欠席がない子を紹介してください!」
こんな内容のことを複数の私立高校関係者からお願いされたことがありました。
私共中小零細塾としても、私立高校との関係性は極めて重要で、極力彼らの要望に応えるように努めているところです。もちろん塾生に関するネガティブな情報は開示しませんが、かつて一度だけ「刑事事件」を引き起こしつつ、それを学校ぐるみで隠匿し、何事もなかったように受験させようとした悪質なケースの時だけは即座に私立高校側に通報させて頂きました。これを通報しなければ、当塾と私立高校の関係性自体が危うくなると感じたからです。この時は私立高校側に大変感謝され、以後当塾の生徒を若干優遇してくれるようになりました(笑)。
話が長くなりましたが、受験生の皆さんにおいては、きちんとした学校生活を送ることを強く求めます。ここを疎かにすれば、悪い意味での「思いがけない結果」を招くことになります。まさに生徒自身の「人間性」の問題であり、「勉強以前」の問題なのです。さしたる理由もなく、「義務教育」を放棄するのは、広義の意味での「憲法違反」でさえあるという事実をしっかりと認識していただきたいと思います。繰り返しになり恐縮ですが、理由もなく「当たり前のこと」が「当たり前にできない」のは、自らの評価を貶めることに直結するということをしっかりと自覚してください。保護者様におかれましては、たとえお子様との軋轢があろうとも、大切な我が子の行く末を考えて、厳しくも暖かい指導を切に願う次第です。
頑張りましょう!





